マーラー交響曲第1番『巨人』
2009年 11月 22日
以前にもブログに書いたが、旧東ドイツ圏のオペラや楽団には、その伝統がいまだに息づいている。これは本当に素敵な事・・・音楽文化の世界遺産にして『変えてはイケナイ!』・・・と出来ないものだろうか。そこにはかろうじて『音楽の魂』が生き残っている・・・今や《絶滅危惧種》の指定をうけるべき種類のものなのだ。どうして誰も騒がないのか・・・不思議な程である。(決して大げさでなく!)
いぶし銀の響き、現代的なブリリアントな輝きは無い。しかし<白黒映画の名作>を見るような、深く静かな感動を与えてくれた。