《レーベンス・マイ》新年度へ向けて
2011年 03月 23日
これまで私一人で準備を進めてきたので、他のメンバーに引き継ぐにあたって<すんなり>と行くと考えるのには(当然)無理があります。多少のギクシャクがありつつ、その内に自分たちのペースをつかんでゆく・・・と言うことになるのでしょう。
考えてみれば、30年前のウィーン留学で『日本にはアートマネジメントが欠落している』と言う結論を得て以来、「どうすれば改革・改善が得られるか」について考察を重ねてきた結果が<レーベンス・マイ>と<トーサイ・ミュージック・ネットワーク>の連携という事業プランでした。
30年間、あらゆる角度から検討を重ねてきた訳ですから、呼びかけに集まって下さった方々が、同じように30年間考え続けてきた訳では無いと言うその<ギャップ>は致し方ないと言うものです。
ですから、30年間検討を重ねてきたその結論を、先ずは信じていただいて、この先の運営において新たに発生した問題点について、皆で31年目の検討を積み上げる・・・と言う考え方が宜しいのではないかと思います。
こうして、今後徐々に皆さんのお力を発揮していただいて、日本のクラシック音楽の一部分をシッカリと支えていただける体制を構築してゆきたいと思っています。
今後の私は<日本人の音楽家の為のマネジメント>を実際に機能させる為に、システムの構築とそれを運用する作業に取り組みます。頭の中ではすでに進めていますが、今日からはソレを実際にパソコン上で展開してゆきます。