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by jmc_music2001jp

DEEP Planet チェコ編−2 (BS朝日)

 <チェコは弦の国>と言われているのは、以前から知っていた。しかし、チェコと言う国を深く取材したら、『楽器職人』に行き着いたと言うのは凄いコトだと思う。弦楽器にせよ管楽器にせよ、これ程の楽器製作者の歴史があろうとは・・・そう言えば、ペトロフと言う銘柄のピアノも確かチェコ製であったように思う。

 ヴァイオリンの原材を叩いて<鈴>のように響く木を探す。上板の部分に器具を宛てがい、共鳴する音の高さや質を聴き分けて慎重に削りすすむ様子。サイズと位置の僅かな差が、楽器の鳴りの生命線を握る魂柱の調整。

 黙々と自然の『木』と向き合う。そこに人間の知性と感性を注ぎ込み、この世に楽器を産み出してゆく。その姿は本当に素敵だ。自然の木に向き合い、<音楽>と言う<自然の法則>との間に、最高の響きをもって『共鳴』する<一点>を探し求める作業。自分の身体と感覚を信じて、手作りを忘れない、この地に足つけた生き方が、これからの子供達に最も大切な事だと思う。

 仮想現実(テレビ、パソコン、テレビ・ゲーム)に囲まれて育つ日本の子供が、生物としてのバランスを欠いた、非常に脆弱な存在になっていることは、間違い無いであろう。五感をフルに生かした生活習慣を意識的に準備してあげることの必要性、仮想現実にまみれて育てることへの危険性について、声を大にして訴えなければならないと思う。

 「チェコの楽器職人」・・・何と地に足つけた人生なんだろう!『チェコの楽器職人万歳!』・・・っと乾杯!??・・っと待てよ?・・・チェコと言えばビール!チェコを掘り下げた番組ならば・・・<チェコのビール職人>に辿り着くはずだ。何しろ《チェコのビールは世界一》なのだから!(期待して待っていよう)
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by jmc_music2001jp | 2011-06-14 17:24 | 芸術随想