今年の<チャンピオン・サケ>『鍋島 大吟醸』
2011年 09月 09日
▽純米酒の部/「天狗舞 山廃仕込純米酒」(車多酒造、石川県白山市)
▽純米吟醸酒・純米大吟醸酒の部/「出羽桜 純米吟醸 雄町」(出羽桜酒造、山形県天童市)
▽本醸造酒の部/「秀松 朱」(市島酒造、新潟県新発田市)
▽吟醸酒・大吟醸酒の部/「鍋島 大吟醸」(富久千代酒造)
▽古酒の部/「熟成古酒 飛騨の華 酔翁」(平田酒造場、岐阜県高山市)
日本国外最大の日本酒品評会であり、2007年に新設された。第1回目の<チャンピオン・サケ>は「菊姫 鶴乃里」。日欧の酒やワインの専門家ら25人が審査、「客に媚を売らない、本当に玄人好みの酒」をチャンピオンとした審査員の『味覚』に驚愕を覚えたものだ。昨年の「出羽桜 一路」もイイ酒だった。今年も楽しみ・・・。
富久千代酒造のご主人は、本当に苦労して今回の「鍋島 大吟醸」を作ったらしい。昔のブランドのお酒が売れなくなり、努力しても一向に回復しなかった中、地元で愛され地元で誇れるお酒を町の酒屋さんと一緒に育てていこうと、原点に戻ってのプロジェクトを立ち上げ、平成10年に「鍋島」を誕生させました。
こう言う苦労話は、色々な分野で真剣に取り組んでいる方々に、勇気と希望を与えますよネ。居住まいを正して、心して飲むことにいたしましょう。