“桜”咲く
2013年 03月 19日
私は先日、太宰府の国立博物館で開催された「ボストン美術館展」に行きました。快晴の春を感じさせるお天気でしたが、このところ大陸から吹き寄せる中国の大気汚染、気管支はすぐに反応して、風邪をひいたようなシワガレ声になってしまい、気分は優れない。目に見えない程の小さな粒子、発生源の中国では街中が霞んでよく見えないほどの汚染なのだから.....いやはや・・・。
重要文化財なみの作品がズラリ・・・充実した展覧会だった。そこに又、沢山のお客さん!!・・・イイことですよね。当日は久々の休日・・・と言った感じで、「気を入れる」こともなく、会場の空気に浸っている時間を楽しみました。
1時間半ほど会場に居て、博物館を出ると裏側の道を散歩しながら帰ることにいたしました。人が居なくて静かな通りです。太宰府と言えば梅林ですが、もうこの時期では花びらが風に吹かれて散っていました。道の途中、背の高い木々に囲まれるように植わっている3本の梅の木だけが、風を遮る位置にあったせいで、見事な満開の梅の花を咲かせていました。
なだらかな下りが始まる場所が、左下方向に下る道と接していて、その道に移って降りて行きました。時折、鳥の鳴き声が聞こえたりしながら・・・静かな散歩を続けていると、開けた場所に桜の木が2本ほど立っていて、土手を上がって近づいてみると、もう蕾がほころんで春を告げています。嬉しくなって、恒例の“今年の桜”をパチりとカメラに納めました。(今年は何処で《花見》をしようか.....)
<ボストン美術館展入り口で/“今年の桜”>