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by jmc_music2001jp

“jmc欧州芸術と自然の旅2016”Vol.2

 22日(日)は空路ウィーンへ。到着するとその足で昼食会場<グリーンヒェンバイスル>へ移動。ここは最も古く(ローマ時代)から開けた地域で、このレストランもウィーンで最も古い歴史を持つレストランです。前回のウィーン訪問で、お料理が非常に良かったので、今回の昼食会場に選びました。

 ここには<サインの間>と言う部屋があって、モーツアルトやベートーベンのサインも残されています。前回の訪問では遠慮して、見学が出来なかったので、今回は最初から<サインの間>に予約を入れてもらいました。モーツアルトやベートーベンと言うと、我々にとっては『聖地巡礼』のような気分で訪れるのですが、行ってみると元ヅカ・ガールや時代劇の俳優、さらには華道家などがサインしていて、日本で有名ではあるけれど何やら(イヤラシい)売名行為の臭いがして、少々失望いたしました。

 食後はシェーンブルン宮殿へ。宮殿内を見学する人をバスに残して、横の入り口から庭園に入りました。園内を散歩しながら、右折して坂道を登ります。頂上に着くと、右眼下に庭園と宮殿が見下ろせ、ここのカフェで休憩いたしました。ここでアイス・カフェを注文したのですが、これがトンデモナイ代物で、“どろん”とした生温いコーヒーに生クリームがテンコ盛り、よく探してみるとアイスクリームが浮かんでいたと言うものです。いったい『何』をしたいのか・・・全く伝わってこない。ほっておいても世界中から観光客が集まるシェーンブルン宮殿ではありますが、こんな考えで生きている人が多い国であったなら・・・将来は暗いな・・・と思いました。

 この後、シューベルトの生家を訪れ、夕食はハイドンのパトロンであったエステルハージ公爵の末裔の経営するエステルハージ・ケラーへ。ここも前回の訪問で食事が非常に美味しかった酒場です。ここでは我々が直接料理をチョイスし、日本人の舌にあったものを選びます。。期待に違わず非常に満足のゆく食事でした。

 宿舎はシュテファン教会すぐ裏手。モーツアルトの<フィガロ・ハウス>も道一本の裏手にあり、シューベルトが“のんだくれ”ていた酒場もすぐそばです。そんな環境の中、ウィーンの初日を心地良く眠ることができました。
<丘の上から見下ろすシェーンブルン宮殿>
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by jmc_music2001jp | 2016-06-01 02:08 | 音楽企画制作