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by jmc_music2001jp

こいつァ!いいや!

 ここ一年以上になるけれど、健康維持の為に月一回鍼灸院に通って調整していただいている。そこの先生が先日ノルディックウォークのポールをプレゼントしてくれた。思いがけない事でビックリしたけれど、館内の移動に使っていた。特に階段の上り下りには足への負荷が軽減されて便利に感じていた。

 昨日今日の連休は秋晴れの晴天で、室内で籠っているのが勿体無い気がして、四王寺山にウォーキングに出かけることにした。昨日は山腹の駐車場から遊歩道の幹線となるコースを大きく回って、1時間のウォーキング。今日は体育館の駐車場からスタート、幹線を縦に上がるAコースから登り、幹線を通って、山を降りるEコースから下山した。これも所要時間1時間。

 ノルディックウォークでは、歩行の推進力・登る力・下りの体重を受け止める力それぞれがポールに分散されるので、歩行が非常に楽になる。平地で足踏みする以外の力は、そのほとんどがポールに移されるのではないだろうか。勿論ポールは上半身で操作されるので、歩くことが全身運動に変わる・・ここが素晴らしいところだ。

 理屈を考えてみれば当たり前のようであっても、「考えている」のと<ヤル>のでは大違いで、世界が全く異なる。昨今、誰でもが、分からないことがあると「スマホで検索」・・・となるが、これで<分かった気分>になってしまうのは非常に危険なことだと思う。これで<わかる>のは「氷山の一角」ですらないのではないか?氷山の映像を確認している程度の理解であって、その質感も表面の冷たさも、何一つ<実感>としては理解してはいない。

 ややもすると、仮想現実に包まれた生活にはまってしまいがちな現代生活。特に幼児や低学年の子供が、仮想現実に触れる時間が長いことは、危険極まり無いことだと思う。子供は<現実100%>の中だけで遊び・体験し・考えさせなくてはなりません。その意味で、現代は幼児教育の危機の時代と言えるだろう。
by jmc_music2001jp | 2017-10-09 16:29