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by jmc_music2001jp

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出発のまえに

 スペインに出発する前に、何かと仕事を片付けておかなくてはなりません。26日のお昼は女子短で指揮法の授業でした。一人一人個別にレッスン、曲はベートーベンのシンフォニーの2楽章。先ず、指揮法の何たるかを確認します。

 旅行中はプランターの水やりを事務局にたのまなくてはならないので、2階のテラスに移動させました。この際剪定もおこなって、帰国後により沢山の花芽をつけるように手入れをしました。

 旅行の買い物、トランクの準備・・・実は深夜3時半でも完了してません....。でも、もともと昼夜逆転の1年間をおくってきたのですから、ヨーロッパに行けば時差ボケはおこらないハズです。眠ければ飛行機の中でねればいいし、朝が早いので(多分)徹夜するでしょうね。

 1週間ブログもお休みになります。帰ってきたら「旅行記」を写真付きで連載しますね。皆さんもお元気で。では!いってきます!
<女子短の指揮法の授業で・・・>
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by jmc_music2001jp | 2008-06-27 03:32 | 音楽企画制作
 旅の最終目的地はマルベーヤ。Costa del Sol (太陽海岸)観光の中心となる国際的なリゾート地としてその名を世界に轟かせている..........とのこと。どんな轟き方なのか楽しみではありますが、なにやら近年はアラブの富豪(石油で儲けたのでしょう)が一家でやってきて、あぶく銭(あぶら銭?)をばらまいているそうです。おかげで物価があがっている・・・という報告が入ってまいりました。

 高級リゾート地のご多分にもれず、3つ星レストランやブランド・ショップが立ち並んでいるそうですが、そんなものには目もくれず、我々は地中海の海と空と風を思う存分満喫することにいたします(もっとも、7月に入るとバーゲンがスタートするので、ブランド品のバーゲンに目が眩んでしまうメンバーが出て来るカモ知れません)。

 私が期待をよせているのは「チリンギートス」。獲れたての魚を浜辺で調理してくれる屋台!海風に吹かれながら、出来立てを浜辺でカブリついたら、これぞ<Costa del Sol>!.....だろうな、と(内心)期待はふくらむばかり・・・。

 ガウディの建築物にせよ、アルハンブラの「イスラムの美」にせよ、巨匠の絵画にせよ、人間の感性の醸成に決定的な影響を与えるものの多くは、その土地の気候風土です。日本とは異なるこれらスペインの気候風土を、五感のアンテナを研ぎすまして、身体全体で受け止めてこようと思っています。

 2日は14時までが自由時間です。各自思い思いにホテルの庭園を散歩したり、目の前のビーチもホテルの敷地、泳ぐ人はいないかもしれませんが、せめて海に入って地中海をその肌にしっかりと感じとって帰りたいものです。

 帰りはマラガ空港17時5分発、パリ乗り継ぎで成田に向かいます。成田到着は7月3日18時。19時55分発のLAL国内線で、21時50分に福岡空港に帰ってまいります。
<マルベーヤの街、地中海の空と海>
 
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by jmc_music2001jp | 2008-06-25 19:33 | 音楽企画制作
 7月1日の午前中はアルハンブラ宮殿を訪れます。13年前、2回目の<jmc欧州音楽の旅>以来の訪問。これまでの旅の中でも、最も強く心に残っているものの一つがアルハンブラの宮殿です。13年振りに故郷に帰る人でもあるかのように、郷愁にも似た<心の餓え>を覚えるのはなぜでしょうか?

 イスラム最期の砦であったアルハンブラ宮殿が、無血開城によりキリスト教徒に明け渡されたのが15世紀末、ここに800年続いたイスラム支配に終止符が打たれました。新たな支配者となったイザベラ女王は、そのあまりの美しさに宮殿を改装することを禁じました。そして、自らの墓をアルハンブラ宮殿内とすることを遺言し、今も静かに眠っています。

 標高差2800mのシェラ・ネバダ山脈の雪解け水を引いた噴水や池、そして庭園。現在の噴水はキリスト教支配後に加えられた数少ない改装の一つと言われています。イスラムの建築家は音を立てずに流れる水を宮殿内に巡らせたそうです。庭の美しさ、宮殿内の装飾の美しさ、そこに幽かに聞こえる流水の音。獅子宮北の二姉妹の間、その鍾乳石天井の繊細な美しさ....アルハンブラ宮殿内を包む、この水面のざわめきのような繊細な美しさはどこからくるのでしょうか。『イスラムの美意識』の源流はいったい何処にあるのか.....私にとって、今回の旅のテーマでもあります。

 午後には南西130kmのマラガへ。いよいよ『スペインの海』地中海の街へ、この旅の最後の行程にはいります。ピカソの生まれた街・マラガ。ここではピカソ美術館でゆっくりと絵画鑑賞。さらに少し山間部に入った美しいミハスの「白い街」に立ち寄った後、最後の宿泊地マルベーヤへと向かいます。
<背後にシェラ・ネバダ山脈を望むアルハンブラ宮殿。獅子宮北の二姉妹の間、鍾乳石天井>
 
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by jmc_music2001jp | 2008-06-25 02:09 | 音楽企画制作
 6月30日はカルモナから北東へ1時間40分、コルドバの街を訪れます。このコルドバはイスラム統治時代に全盛期を迎え、10世紀にはヨーロッパで一番発達した都市として栄えました。ロンドンやパリに街灯が灯される実に700年前に、すでにこのコルドバでは、街灯が夜の街を照らしていたと言われます。

 コルドバ観光のメインはやはりメスキータでしょう。8世紀に建設にとりかかったこのモスクは、2万5千人を収容する大モスクとして完成されました。かつて1000本以上の柱で支えられた「円柱の森」、現在も850本を数え、大理石とクサビ形のレンガを交互に組み合わせたアーチが、造形によるリズムとハーモニーの美を作り出しています。「イスラムの美意識」に触れること・・これが今回の旅のメイン・テーマだと思います。

 昼食をかねた2時間ほどの自由時間は、各自が好きなように街の空気を味わうことになるでしょう。午後は南東へ200Km程を専用バスで移動、グラナダへ向かいます。この途中でバスを停めて小さなピクニックができるような場所を見つけてもらうように現地に依頼しています。これも我々の旅の恒例です。その国の風にふれて、風土の一端をシッカリと印象に焼き付けておきたいのです(暑い時期のスペイン・・・文字どおり焼き付くカモ)。

 グラナダに着いたら、夕食後はフラメンコの鑑賞、これも楽しみです。
<メスキータの「円柱の森」>

 
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by jmc_music2001jp | 2008-06-23 23:08 | 音楽企画制作

 29日はバルセローナ空港9時20分発の国内線に搭乗。セビーリアに11時の到着です。アンダルシア州の州都セビーリア。カテドラルはスペイン最大の規模、ここにはコロンブスの墓もあります。そしてセビーリアのシンボルであるヒラルダの搭やアルカサルを見学。

 オペラ「カルメン」の舞台となった旧タバコ工場からスペイン広場を見学した後は、コルドバ方面へ専用バスで約1時間、小高い丘の上の白い街カルモナへ。夕方5時には今回の旅の目的の一つ、丘の上に建つパラドール「カルモナ」へ到着いたします。

 かつての王城を改装した国営のホテル、パラドールはスペインの歴史と文化を体感できる格好の施設。部屋数が少ないこともあって団体での予約が非常に困難なホテルです。中でもアンダルシアの平原が見渡せるこのパラドール「カルモナ」は、予約の最も困難なパラドールの一つ。

 ここではゆっくりと静かな時間を思いおもいに過ごすつもりです。夕方の散歩が素敵だろうな・・と期待しています。そして夜は第91回jmcサロンを開催。アンダルシアの地元料理と地元のワインで、スペインの夜をゆっくりと楽しむことを計画しています。
<カルモナから見渡せるアンダルシアの平原。カルモナのパティオ、ホテルのサロン>
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by jmc_music2001jp | 2008-06-22 23:59
 <jmc欧州音楽の旅2008>は27日の出発まで、いよいよ一週間とせまってまいりました。今回の旅を少しご紹介します。

 総勢15名の旅は、1名東京からの参加を除けば、全員福岡空港7時10分発のJALで、先ずは成田に飛び、12時発のエールフランス、パリ経由でバルセローナに向かいます。

 バルセローナの到着は夜になりますので、そのままホテルへ。ホテルは街の中心にあるウサ・オリエンテ。ここはリセウ劇場(オペラ座)の隣にあって、かつてはオペラに出演する歌手達が定宿としていたホテル。バルセローナで最初に建てられた由緒あるホテルで、今では市の文化遺産に指定されているものです。アメリカン・スタイルのホテルは世界のどこに行っても同じで、面白みに欠けます。そこでわざわざ「文化・歴史」を肌で感じることができるこのホテルを指定して確保してもらった次第、楽しみにしています。

 翌28日はバルセローナ市内観光。今回は特にガウディにテーマを絞り込んで観光することにいたしました。サグラダファミリア聖堂、カサ・ビセンス、グエル公園、コロニア・グエル教会などです。その他にステンドグラスが美しいカタルーニャ音楽堂も予定しています。

 昼食はバルセローナ市民の台所と言われるサン・ジョセップ市場のカフェや屋台で、市民が日常よく食べているものを各自自由に選んで食べる予定です。この市場というのは庶民の生活を肌で感じ取れる格好の場所、毎回の旅で必ず一カ所はコースに組み込んでもらっています。生き生きしていて、大好きな空間です。

 夕方5時にはホテルに帰り、身体を休めます。夜8時からはリセウ劇場でのオペラ鑑賞。演目はベルディ作曲「ルイザ・ミラー」、11時終演の予定です。終演後に劇場近くの「エピープテ」というレストランでスペイン料理にワインを飲みながら、オペラの余韻を楽しみます。宿泊ホテルもすぐそば、ほろ酔い気分で歩いて帰ります。
<サクラダファミリア聖堂>
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by jmc_music2001jp | 2008-06-22 03:20 | 音楽企画制作

悪徳業者にご用心!

 音楽とは関係無いのだけれど、ちょうど1ヶ月前に遭遇した出来事、皆さんにも無縁なことではないと思うので、ここでチョットご紹介しておきます。

 5月20日のこと、台所の排水パイプのつまりの解消を業者に依頼しました。イエロー・ページ(電話帳)で調べたものです。築20年になる研究所のビルは、5年程前に一度同様の工事を依頼したことがあります。4時間30分にも及ぶ作業で配水管を塞いでいた油分の固まりが沢山とりだされました。今回も同様の原因によるものです。

 しかし、今回は工事開始30分程で水道水を5−6分間全開で流し続けるなど、後で考えると「???」な事ばかりでした。なにやら3時間ほどやって、施主の了承も得ないまま「水栓が危ないし、蛇腹がベタベタ」とやらで、サッサと取り替え工事まで済ませている有様です。

 そんなこんなの最後に、11万円の請求書を書いてよこしたのです。「ずいぶん高いな!」と思いながらも、一度は小切手を切って手渡しました。なにしろ5年前では4時間30分の作業で1万5千円を支払った作業です。その後、工事のプロセスを振り返って、どう考えても悪徳業者だと判断せざるを得ないので、翌朝銀行に小切手の支払停止を依頼して、対策を考えることにしたのです。

 「このような業者を野放しにしては、それこそ毎日被害者が現れることになる」「徹底的に追いつめて、こらしめなくてはならない」と覚悟を決めました。仕事で多忙を極めている時期に、本当に迷惑千万ですが、放置するわけにもまいりません。

 忙しくして時間が無いので、方策については床について就寝している間に考えることにいたしました。月末に仕事を一区切りした段階で<内容証明>の文章を作成し、郵便局より郵送いたしました。夜の11時からとりかかり、郵便局の手続きを終えた朝6時まで、7時間の時間を要しました。

 この事で私に降り掛かった損害は相当のものでした。結論から言うと、先方は<内容証明>に指摘した「非」を全面的に認め、小切手(全額)を返還し、取り付けた水栓や蛇腹を無償で提供することになりました。

 この対応を評価しつつも、このような事態を引き起こし他人(私)に多大な時間・労力を費やさせた責任をとってもらうべきであることを申しいれ、それらの損害賠償を求めましたところ、19日に先方(の本社)から、「私からの損害賠償の提示を全面的に受け入れる」旨電話が入りました。

 ですから、読者の皆さん。このような悪徳業者に対して、あきらめてそのままの金額を払ってしまったり、泣き寝入りすることの無いようにしてくださいね。「不正は許さない!」と言う強い気持ちで立ち向かって行って下さい。
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by jmc_music2001jp | 2008-06-21 02:56 | jmc支援事業

NHK大河ドラマ「篤姫」

 久々にNHKの大河ドラマにハマッテいます(久々と言うか・・・初めてかも知れません)。テーマへの興味もさることながら、役者の上手さを発見してからは、見る度にその事で感心しながら観ているような状態です。

 松坂慶子が大女優と言われていることくらいは以前から知っていましたが、その演技に感服させられたのは今回が初めてでした。文字通り<背中で演技>出来る役者とはこの事かと感心しきりです。堂々とした幾島の演技、言葉よりも表情よりも所作の全てが心持ちの全てを雄弁に語っています・・・立派なものです!

 もう一つの発見は、大久保利通役のネプチューン。この芸人は今回のこの役で役者として開眼したようです。かつて、武田鉄矢が坂本龍馬の役で役者として表舞台に現れた時、たまたまその体当たりの演技を観て「今後、役者として活躍するぞ」と直感したのですが・・はたしてその通りでした。ネプチューン、彼も相当なものになるでしょう。
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by jmc_music2001jp | 2008-06-19 10:06 | 芸術随想
 <e-Book聴音>「初級1」の改訂2版が出版されました。ユーザーからの声を反映させて、よりやさしく聴音の自習ができるように改良されたと思います。

 この改訂版にそって「初級2」の開発に取り組むことにいたします。一人でも多くの人が<聴音>に挑む事によって、日本の音楽レベル向上の一助になれればと願っています。

 <e-Book聴音><e-Book楽典>は、ともに「体験版」(無償)が準備されています。関心を持たれた方は、是非jmc音楽研究所へお申し込みください。マック版・ウィンドウズ版の両方共に準備されています。メールにて受け付け中。
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by jmc_music2001jp | 2008-06-15 02:10 | jmc音楽教室
 水戸室内管弦楽団の第3回欧州公演で、小沢征爾さんが椎間板ヘルニアで降板。指揮者なしの公演となりましたが、公演は成功裏におえることが出来た、というニュースが入ってきました。

 水戸室内管弦楽団が2回目に福岡を訪れた折り、チェンバロ奏者の弾き振りによる演奏会でしたが、この高名なチェンバロ奏者は指揮のテクニックを特段に備えている分けではありませんでした。指揮をしている間は(多少)ギクシャクとしていた音楽が、ひとたび(指揮を止めて)チェンバロ・ソロになったとたんに、アンサンブルが(一片の澱みもなく)完璧にソロに合わせて演奏したのが、今でも強く印象に残っています。「もの凄い人たちの集まりだな...この団体は」・・っと思ったものです。

 終演後、ホテルで着替えたあとに5名のメンバーを中洲(東中洲・九州最大の歓楽街)に案内いたしました。博多らしいもの・・・と「もつ鍋」に行ったのですが、深夜ですからすでに閉店。中洲の真ん中にある餃子専門店にご案内して、みんなも喜んでくれました。

 その後は、那珂川(中洲に流れる川)に映るネオンを眺めながら、静かなバーで落ち着いてお話しができました。ここの雰囲気も気に入ってもらえたようです。

 今回の指揮者なしの欧州公演、さぞかし完璧なアンサンブルと水際立った音楽を聴かせたことでしょう。聴衆はきっと、驚いたに違いありません。
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by jmc_music2001jp | 2008-06-14 03:22 | 芸術随想