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by jmc_music2001jp

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デュオ・リサイタル

 8月3日(日)jmc音楽教室の講師、古田茂稔・大畑康子のお二人がデュオ・リサイタルを開催いたします。会場:jmc音楽研究所小ホール。17時開演。入場料:2000円
お申し込み:jmc音楽研究所で、電話・FAX.・メールにて受付中。
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古田茂稔さんは、桐朋学園大学及び研究科でヴァイオリンを江藤俊哉氏に師事。インディアナ大学音楽学部、パフォーマー・ディプロマ取得。その後、シヴィック・オーケストラ・オヴ・シカゴのヴァイオリン奏者を務める傍らノースウェスタン大学で音楽修士号取得。1999年よりサン・アントニオ交響楽団第一ヴァイオリン奏者。2005年渡欧、ウィーン・フィルハーモニーのライナー・ホーネック氏に師事。

大畑康子さんは、桐朋学園高校及び大学ピアノ科を卒業。第16回西日本新人紹介演奏会に出演、テレビ西日本賞を受賞。九州交響楽団とベートーヴェン「ピアノ協奏曲第3番」を始め、バッハ・ハイドン・ウェーバーのピアノ・コンチェルトを協演する。又、毎年「1/fコンサート」に出演等、アンサンブル奏者として活躍中。ピアノを末永博子、井口基成の各氏に師事。ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽院にて研修、ヴォルフ教授に師事。
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by jmc_music2001jp | 2008-07-30 11:49 | 音楽企画制作

旅とガイド

 旅の3日目、6月29日はセビリア観光でした。今回の旅の添乗員は若くて元気一杯の青年で、良く勉強しているし、何より一所懸命なところが良かったように思います。

 私は常々、旅行中のガイドさんの話しはあまり(ほとんど)聞かないことが多いのです。一人離れてビデオや写真を撮ったりしていることがほとんどでした。ところが今回は添乗員も現地ガイドも大変誠意ある方々で、その誠意を感じるとついつい話しを聞くことになってしまいました。

 アルカサルを見学した時、広い宮殿内を次々と現地ガイド(日本語もお上手!)に案内されて歩いたのですが、建物から外に出てパティオ(中庭)を見学した時、その余りの美しさに撮影に夢中になってしまいました。

 このパティオは、外出させてもらえない深窓の令嬢の気持ちを慰め安らぐようにと、作られたものだと言います。キットそのせいでしょう、言葉で言い表せないほど、何とも美しいのです!あまりの美しさに夢中になってしまいました・・・結果、気がつくと誰も居ません・・・広い宮殿で迷子になってしまいました。

 ガイドの話しを聞きながら、次から次と場所を移動するのには、かねてから疑念を抱いていました。せっかく現地に居ながら「説明の言葉を認識」するだけで、言葉で語り尽くせないものを<感じ取る>チャンスを逸するように思えるからです。

 人間の言葉で語れるものは、物事の(ほんの一部の)枠組み程度のものではないかと思います。一番肝心なものは、その枠組みの内側に隠されているもので、それを感じ取るために現地に赴くのではないでしょうか・・・もっと我慢して、沈黙に耐えて、感じ取ろうとしてみてはいかがでしょう。

 百の解説を聞かされても、千の書物をひも解いても、「感じ取る耳」を開かない限りは音楽の一番重要なものは聴こえてきません。

 
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by jmc_music2001jp | 2008-07-30 02:51 | 音楽企画制作

二つの教会

 6月29日はバルセローナ空港より国内線でセビリアへ、灼熱の太陽が地を焦がすセビリアの市内観光です。カルメンの舞台とされる旧タバコ工場(現在は大学として使用)にも降りてはみたのですが、ソレはもう!只ただ眩しくて暑いばかり。写真を一枚撮ると、さっそくバスへと避難する有様でした。

 世界で3番目に大きいカテドラルを見学。「後世の人々が、我々が狂ったと思うような偉大なる聖堂を建てよう」と、1401年から120年間かけて建てられたということでした。建築時のエピソードによれば、建築資金を募る為に建築資金を拠出すると一区画を一族専用の祭壇として永代使用を認める・・・そんな手法で建てられたカテドラルです(ちなみにサクラダ・ファミリアは全世界からの寄付金や入場料収入で建設が進められています)。

 私も数多くの教会を訪れてきましたが、コレほど何も無いスカスカの教会を見たのは初めてでした。何も<感じる>ものが無いのです!それはモウ、見事な程!中央の祭壇などは、下から上まで全面金箔で覆われていて、おかげで鉄格子に鍵をかけておかなくては盗難が心配でならない・・・金箔の祭壇を、鉄格子に入れているのです。

 当時はスペインがバブルに踊り狂っていた時代だったのだと思います(おそらく)。金・かね・カネ・「金はあるぞ!」としか見えてこない。何か一つでも心に感じるものでもあれば救われるのですが....無い.........見事な程に!

 これに比して、バルセローナで見たガウディの設計による未完の教会、コロニア・グエル教会のスゴさは、正に「天と地」に例えられるのではないでしょうか?ガウディの信仰の強さと深さが聖堂内にみなぎっています。これほどただならぬ霊気に満ち満ちた教会もまた知りません。わずかにバチカンのサン・ピエトロ大聖堂で受けた衝撃に次ぐ<凄さ>を感じました。

 ただならぬ霊気に触れながら祭壇を見ていると、コロニア・グエル教会を管理している女性の管理人が「チョット来い」と手招きをします。すでに同行のメンバーが外に出て行ったばかりで、それが気にはなったのですが、何度も手招きするので近づいていきました。するとガウディの設計した礼拝者用の椅子に座って説明を始めました。言葉はスペイン語でしたが、身振り手振りで十二分に意味は伝わってきます。色々と親切に説明をしてくれて、別れ際に握手をしました・・・その瞬間、何故か「想いが繋がった!」・・と感じました。

 親切と言えば、最初に「堂内は撮影禁止だが、日本人はOKだ」と許してくれたのもこの人。日本人は信用されている・・・これは、私の留学中からずっと今日に至まで様々な場で体験したことです........一番大切な財産かもしれません。
<上/コロニア・グエル教会の祭壇。下/セビリアのカテドラルの祭壇>
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by jmc_music2001jp | 2008-07-18 05:07 | 音楽企画制作

ガウディとの遭遇

 今回のスペインの旅、バルセローナではガウディにテーマを絞って観光することにしていた。サクラダファミリア大聖堂がバルセローナの一般的な印象を代表してしまうほどに、ガウディの存在は大きい。日本で見る観光ガイドブックの、何やら奇怪な姿形をしたガウディの建造物。これが「何」であるのか....これが今回の旅の大きなテーマでもありました。

 ピレネー山脈を越えて南に広がるイベリア半島。スペインには中部ヨーロッパにも北部ヨーロッパにも無い特別な表情があります。800年に渡ってスペインを支配したイスラム文明。その当時のあらゆる分野において、中部ヨーロッパを遥かにしのぐ高度な文明が、ここに繁栄していました。

 レコンキスタによってイベリア半島を奪還した後のキリスト教徒は、イスラムの建造物を破壊することなく、その一部を改修することによって使用したのです。アルカサル、メスキータ、アルハンブラ宮殿........イスラムの美はスペインに引き継がれ、後のスペイン人の美意識を醸成していったと思われます。ガウディの美意識の根底にイスラムが横たわっているのは疑いの無い事実・・・今回の旅の、収穫の一つでした。
<上/グエル公園のベンチのモザイク、ガウディの処女作カサ・ビセンス。下/アルカサルのタイルと謁見の間天井の漆喰細工>
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 ガイドブックで見たガウディは、なにやら奇怪な姿をして「?」の感が拭えなかったのですが、実際にガウディの作品の中に身を置くと、自然の中に包まれているような安心感と安堵感に、心が安らぐのを覚えます。これは実際に体験することなくしては、到底理解することは難しかったと思われ、これぞ旅の醍醐味と言えるでしょう。サクラダファミリア堂内の石柱も、野原に仰向けに寝そべって見上げた時の、空に向かって伸びる草のように感じられます。そこには肩の力がスゥーっと抜ける安堵感がある。ステンド・グラスも完成途上だが、キット明るい様々な空の表情を投げかけてくれることだろう。
<カサ・ミラの正面。サクラダファミリア堂内の石柱>
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by jmc_music2001jp | 2008-07-14 23:40 | 音楽企画制作
 昨年に続き、今年も「まどかぴあホームコンサート」が開催される。これは一般市民にプロの音楽家とのアンサンブル体験の場を提供しようとするもので、昨年大変好評だった企画。今年も12組のアンサンブルが披露される。

 12日(土)はその発会式。講師の紹介などの後、参加者がそれぞれ講師の前で楽器演奏、実力にふさわしいアンサンブル曲が選曲され、楽譜が配布された。今年の本番は8月31日(日)14:00〜まどかぴあ大ホール。今年度は講師による演奏も3曲準備されている。
<発会式、講師の紹介>
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by jmc_music2001jp | 2008-07-13 02:04 | 音楽企画制作

バルセローナの昼と夜

 《jmc欧州音楽の旅`08》は6月27日にスタートした。パリ乗り継ぎでバルセローナに到着したのは20時45分。そのまま宿泊ホテルへと直行。

 2泊するバルセローナのホテルは「ウサ・オリエンテ」。バルセローナで最初に建てられたホテルで、市の文化遺産に指定されている。オペラ座とは細い路地一本をはさんだ隣、かつてはリセウ劇場に出演するオペラ歌手の定宿として利用されていたホテルと言われていますが、はたして我々の観劇した<ルイザ・ミラー>の主役のソプラノも同宿していた。

 ホテルの前はバルセローナの中心街、通りの両端の上下一車線を除けば中心部は大きな歩行者天国。深夜まで家族連れや恋人同士など、連れ立った人々の流れが絶えることはありませんでした。この雰囲気を見て出かけないわけにはゆきません。ホテル前のテーブルに陣取ってさっそくビールを一杯注文・・一杯約720円...ユーロ高を実感する。

 翌28日はガウディを中心に観光、昼食はサンジョセップ市場の中の屋台で食べることにしていた。バルセローナ市民の台所と言われるこの市場は、新鮮な野菜・果物・肉や魚にあふれていて、通路を歩くのも困難なほどの人ごみ、何とも活気に満ちているのだ。市場を一周してタパス料理とパエリヤの店に分かれて昼食をとった。日本であればさしずめ築地市場の食堂と言ったところだろうか。スペイン人の生気を感じ取れる素敵な場所だった。タコやイカ、キノコ料理のなんと美味しかったことか!

 夜は隣のリセウ劇場でベルディ「ルイザ・ミラー」を鑑賞。日本ではあまり演奏されることのないこのオペラ、理解できないのでは...と不安を抱えていた人もいたのですが、その演奏は名演と断言してよいほどのレベルの高さで、ウィーンの国立歌劇場に全く引けを取らない素晴らしいものでした。ある女性の一言「私はオペラは分からないけど、本当に良かった!素晴らしかった!」・・・このような《体験》をするために、《旅》に出るのだと思う。
<終演後、隣のホテルにカメラをとりに帰って記念撮影。両側にはオペラ座の会場スタッフがずらりと並び、笑顔で我々を送り出してくれた>
<サンジョセップ市場の屋台で昼食。美味しさと楽しさで、皆いい顔!>
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by jmc_music2001jp | 2008-07-09 02:33 | 音楽企画制作

ただいま帰りました

 6月27日に出発した、一週間のスペインの旅。7月3日夜、無事福岡空港に帰ってまいりました。幸いなことに、全行程期待通りの内容で、大変満足な旅であったと思います。

 先ずは帰国のご報告。旅行記はおいおいこのブログに掲載してゆきたいと思っています。今は先ず、一週間のたまった仕事を片付けて・・・・・まだ梅雨は明けていませんね。
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by jmc_music2001jp | 2008-07-04 19:16 | 音楽企画制作