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プレヴィンとムーティ

 プレヴィンとムーティ、同じ日に2人の指揮を見ることになった。A.プレヴィンはN響の定期、L.ムーティはベルリン・フィルのヨーロッパ・ツァー。いずれも今年度の演奏だ。プレヴィンはモーツアルトの第38番「プラハ」。ムーティはシューベルトの第8番の交響曲。

 いずれの演奏も『楽団の高い技術力と洗練された音色で、段取り通り進む音楽』............現代は、世界のほとんど全てのオーケストラがソウなってしまっているのでは無いだろうか?コレでは人間を感動させることは出来ない。一方でいまだにフルトヴェングラーの演奏に心惹かれている人が多い・・・と言うのも、このような現状の裏返しの現象なのではないか?・・・と思われる。
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by jmc_music2001jp | 2009-11-24 02:48 | 芸術随想
 バッハに続くゲバントハウス管弦楽団の演奏は、マーラー交響曲第1番『巨人』。指揮はリッカルド・シャイー。音の遠近感が正しく配置されていて、ヨーロッパの自然の風景が空間に見事に再現されていた・・・ここに本来の「ドイツの音楽魂」を見ることができる。

 以前にもブログに書いたが、旧東ドイツ圏のオペラや楽団には、その伝統がいまだに息づいている。これは本当に素敵な事・・・音楽文化の世界遺産にして『変えてはイケナイ!』・・・と出来ないものだろうか。そこにはかろうじて『音楽の魂』が生き残っている・・・今や《絶滅危惧種》の指定をうけるべき種類のものなのだ。どうして誰も騒がないのか・・・不思議な程である。(決して大げさでなく!)

 いぶし銀の響き、現代的なブリリアントな輝きは無い。しかし<白黒映画の名作>を見るような、深く静かな感動を与えてくれた。
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by jmc_music2001jp | 2009-11-22 21:57 | 芸術随想
 NHK音楽祭2009にライプチヒ・ゲバントハウス管弦楽団が招聘されている。BSのチャンネルを廻したら、少年がバッハのピアノ協奏曲第1番を弾いていた。とてもいいテンポで素晴らしい演奏。顔は東洋人で「ベトナム人だろうか?」といった印象。最期まで見て名前を確かめたくなった。

 名前はキット・アームストロング・・・・・何だかアメリカ人のような名前だが、本人はアジア人に決まっている。それにしてもピュアな素晴らしい感性でバッハと対峙している。こんなに若くて、こんなにピュアな音楽性を持つ子どもを見いだして、大きな舞台のチャンスを与える・・・オーケストラの音楽監督の姿勢に感服した。

 鳴り止まぬ拍手にアンコールを1曲。シューベルトのソナタD664より第2楽章・・・シューベルトの歌心とはほんの少し違って、子どもらしさが漂う演奏。しかし好感が持てるのだ。この子の『感性』の質の良さが良くわかる。少年の『魂』の中が見えるようなピアノ演奏だった。
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by jmc_music2001jp | 2009-11-22 03:03 | 芸術随想
 この秋、パンジーの苗を購入したついでに、野菜のポットを2つ買った。サニー・レタスともう一つはサラダ菜の一種だ。

 プランターに並べて、一つづつ植えてあげた・・・どうなるか楽しみ!・・・っと思っていたら、3日目にはサラダ菜の方はスズメ(多分)に食べられて、薄緑色のハッパはスッカリ無くなっていた。

 その後、サニー・レタスは順調に成長し・・・と思いたいのだが、どうも様子が変???・・・成長ばかりして、スーパーなどで見るサニーレタスの形状になってない.............こんなに背が伸びて、その上に<店頭のサニーレタス>が乗っかれば・・・これでは重心が高すぎて、自らの姿勢を保てないであろう.........???

 実際にやって見ると、予想外の事態が発生して....それなりに面白い。トマトは伸びるだけ伸びて一個も実をつけなかったし、キウリなんぞはあんなにツルを伸ばすものとは思わなかった。
<摩訶不思議なサニーレタスの成長振り>
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 我が家のピーマン達。沢山なってしかも美味。パプリカのような甘さです。
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by jmc_music2001jp | 2009-11-16 23:43 | 芸術随想

ばらんすバランス

 今晩、友達の室内楽演奏会にでかけた。オーボエとファゴットだけれど、オーボエはしばらく体調不良だったので、回復するだろか?・・・と心配していた。ところがドッコイ、普段に増して『音』に磨きがかかって、リードも絶好調・・・と言った様子で安心した。ファゴットもヘッケル(楽器名)の円熟した響きが耳に心地良く、二人の出来映えには十分満足させられた。

 今晩最大の収穫はクラリネットが非常に良かったこと。いつか一緒に仕事がしたい・・・と思わせる確かな腕。音楽性にも優れた演奏家である。彼女が演奏すると会場内の空気が一変する。独特の緊張感が漂い、聴衆の集中力が高まっているのが良く分かる。

 そうなのだ!「イイ音楽は誰にでも分かる」・・・のだ。・・・とすると、そうで無い空気の場合が問題となる。今晩の最大の問題はピアノ.......。このピアニストは「ピアノを弾く」とは「鍵盤の打点をキメコム」ことだと思っているらしい。つまり、鍵盤の打点を<打鍵>する瞬間に筋肉が収縮しているのである。それをやると、ピアノという楽器は沢山の雑音の要素をまき散らすことになる。つまり、非常に耳に不快な音となる・・・それはモウひどいものだった。

 最後はピアノ六重奏曲だったが、ピアノの騒音にかき消されて何が何だか分からない曲となっていた。木管五重奏はそれぞれパート譜のみを見てるが、ピアノ譜にだけは他の五声部の音符も印刷されているというのに・・・。このピアニストは「作曲家が書いているのだから、ソレを弾けば音楽になるハズだ」・・・と信じているらしく、それ以上には考えようとしない。

 弦楽四重奏と同じように、管楽器のアンサンブルは木管五重奏で一番充実し安定した響きとなる。それがピアノ六重奏となるとファゴットからフルートまでの全てのパートにピアノの音域がカブルことになる。ほっといたら全ての木管を常に邪魔しつつ音楽が進行することになりかねない編成なのである。

 クラリネットの独奏曲で会場の空気が一変したと同じように、最後の六重奏曲でも同じ空気にならなくてはいけないのである。でなければ、クラシック音楽は日本国民の支持を得ることはできないではないか。国民の支持を得るためには、このようなイヤな事でも発言しなくてはならない・・・と、そう思う。
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by jmc_music2001jp | 2009-11-14 23:06 | 芸術随想

母の“菊”

 研究所の向かいにある植え込みの菊が今年も花を付けた。生前、私の母が隣のおばあさんにあげた菊が、その後帰ってきて向かいの植え込み一杯に成長したものだ。

 始めは5〜6本の苗を間隔を置いて植えたものだが、その生命力の素晴らしいこと!瞬く間に植え込みを占拠する勢いで成長した。

 そして毎年この時期・・・・紫色の小さな菊の花を咲かせてくれる。私の母はこの菊の印象そのままの人、まるで母を見ているような気持ちになる・・・いくつかの小枝を切って、仏壇に供えることにしよう。
<紫の小さな菊、今年も咲きました>
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by jmc_music2001jp | 2009-11-12 20:13 | 芸術随想

音楽の“手練手管”

 NHK音楽祭で来日したシンシナティー交響楽団の放送をBSで聴きました。ドヴォルザークの新世界交響曲。日本人にはチョット馴染めない演奏かもしれません。

 木管のソロの出始めに意識的にテヌートを加えて「テンポルバートすることで、聴衆に対してアピールする」ような部分が随所に見られます。ソロだけでなく、指揮者の作り上げるメローディーの処理にも同様の手法がはいっていて、スッピンの音楽に施したアイシャドー・口紅・アイライン・睫毛のカール等々、考えられるあらゆるお化粧を施した演奏となっていました。

 そもそもアメリカのクラシック音楽がどうしてコウなったかと言いますと、色々な国からの移民によって作られた国ですから、相互に異なる文化を数多くかかえています。本来の欧州の伝統に根ざした演奏であっても、アメリカ国民の大半から理解と支援をえることは、とても難しいような環境にあったからです。ですから最大公約数の国民の支持をえるには《アピールする演奏》しかなかった訳です。ここからアメリカ・スタイルの演奏が生まれてまいりました。いきおいお化粧は濃くなり、演奏はますます人の気を引くべく、様々な手練手管を駆使することになります(・・・チョット哀しいことかもしれませんが・・)。

 私の先生であったセルジュ・チェリビダッケは、このような音楽へのアプローチを忌み嫌い、憎悪の感情を露にしながら語っていたものでした。そもそも「音楽」は、例えば《黄金分割比率》のような『美しい比率』に基づいて作曲されています。その<比率>を不用意な<テンポ・ルバート>によって<歪める>必要はないのです。むしろ歪めるべきではない・・・とさえ言えるでしょう。相手の気を引こうと手練手管を駆使するより、むしろ《魂の内側》を直視して、『心の美しさ』を求める旅へと向かうべきではないのでしょうか。
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by jmc_music2001jp | 2009-11-10 18:23 | 芸術随想
 11月8日(日)“まどかぴあ♪ホームコンサート”がいよいよ本番の日を迎えました。9月の「発会式」以来、様々に準備を重ねてまいりました。今回はインフルエンザの流行と重なり、共演者の突然の発病などもあって、色々心配していましたが、なんとか無事に本番を迎えることができました。

 男性の高齢者でヴァイオリンとチェロの参加があったのは、今回の特徴の一つです。お爺ちゃんが孫娘とヴァイオリンで共演すると言う『夢』を叶えました。又、還暦を迎えた女性は、念願の『還暦記念』をこのコンサートに出演することで叶えました。彼女自らのデザイン・制作によるユニホームでの出演です。こにように『音楽』が皆の『夢』を実現したり、『記念事業』の中心に関わっている様は、音楽のあり方の一つの理想の形でもあると思います。

 もう一つ「素敵だな」・・・っと思ったことは、若いお母さんがピアノを弾き、3歳の女の子と向き合って一生懸命足踏みしながらタンバリンを叩いたお父さんの姿です・・・この若い夫婦の家庭において、音楽が『絆』となって『愛情』を循環させているその姿は、単なる『可愛い』を越えて感動さえ覚えました。

 `98年の「トヨタ・アートマネジメント講座/福岡」を主催して以来、《音楽普及プログラム》の開発と実践を大切なテーマの一つと捉えて活動してまいりましたが、この“まどかぴあ♪ホームコンサート”は、その最も意義ある活動の一つであることは間違いありません。
<女の子とお父さん、ピアノを弾くお母さん・・・音楽があって・・・皆たのしそう!>


 
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by jmc_music2001jp | 2009-11-09 16:32 | jmc支援事業
 明日はいよいよ“まどかぴあ♪ホームコンサート”の本番。今日は最後の練習日でした。皆ぐんぐん腕をあげ、音楽がカタチになってまいりました。明日の本番が楽しみです。みなさま!どうぞ会場にお越し下さい!

“まどかぴあ♪ホームコンサート”
平成21年11月8日(日)  14:30 開場  15:00開演
大野城まどかぴあ 大ホール
[主催:大野城まどかぴあ]

おとな 300円
高校生以下 無料

<最終練習のファミリー、お父さんとお嬢ちゃんがとっても可愛い!>
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by jmc_music2001jp | 2009-11-08 00:27 | jmc支援事業
 九州初上陸となるヘルマン・ハープ春日原教室、jmc音楽研究所でスタートいたしました。11月6日(金)研究所2Fの小ホールで始まった教室は、これまで楽器演奏経験の全く無い方も含めて、ワクワクの期待感ととものスタートです。

 専用の楽譜をガイドに、ドイツの民謡(子どもの歌)や<キラキラ星>などにチャレンジすると、初めての人もスラスラと奇麗なメロディーを演奏することが出来ます。生徒さんのワクワク感はさらに高まった様子でした。

 <キラキラ星>に低音部を付けて演奏すると、音楽の世界がさらに広がります!そばで聴いていても、皆さんの喜びが伝わって来て素敵でした。このような方面から『音楽する喜び』が広がってゆくのは、大変に意義のある事だと、改めて感じました。

 来年3月28日(日)に予定しているjmc音楽教室『春の合同発表会』を目標にすることを提案すると、「初舞台の舞台衣装は何にしようかしら!」・・・と、早くも大いに盛り上がっています。見ているコチラもハッピーになる初授業の光景でした。
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by jmc_music2001jp | 2009-11-07 09:21 | jmc音楽教室