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by jmc_music2001jp

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 今日は 長野で開催されたフィギア・スケートのエキシビジョンが放映された。来年3月の世界選手権(日本での開催)に出場する選手が出演。トリを務めたのが金メダルに輝いた安藤美姫だ。安藤のスケーティングは、世界最高レベルのものだった。フィギア・スケートが『芸術』の域にまで到達した安藤の滑り・・何と素敵なんだろう!

 今日本で、芸術的に世界最高のレベルを実現しているのは、フィギア・スケートでは無いだろうか?世界で一番の選手層の厚さ!!いったい、10年前にこのような事態が想像出来ただろうか?否である!

 これは一重に、日本フィギア・スケート連盟のマネジメントの勝利に他ならない!きちんとしたマネジメントの結果が、世界に誇れる<日本のフィギア・スケート>を現実のものにしているのだ。

 35年前、私のウィーン留学で判明したことは、日本の音楽界に「マネジメントが欠落している」ことと、マネジメントが正常に機能しない限り、日本の音楽界は<次のステップ>に進むことは出来ない・・・と言う事だった。放っておいて、ドウなるものでも無し.......では『自分が勉強しよう』.....これが、その後の私の人生を決定することになった。

 以来35年・・・「レーベンス・マイ」を立ち上げ、「トーサイ・ミュージック・ネットワーク」を準備しているのが、今の私・・・実に!35年もの歳月を費やしてしまった!!35年前、日本人がクラシック音楽界で<世界の頂点を極めることが可能>であると、確信を得てからのスタートだった。それは今。図らずも今<フィギア・スケート>で証明されている。

 皆さん、日本人を信じて欲しい!そして大切にして欲しい。必ずや<世界の人々が畏敬の念をもって仰ぎ見る芸術家>が日本から現れると信じています。それだけの可能性を、日本人は必ず持っています!・・・それには『マネジメント』が不可欠なのですが、それが「レーベンス・マイ」の立ち上げであり、「トーサイ・ミュージック・ネットワーク」への準備なのであります。

 日本の為に、どうか皆さんのお力を貸して下さい!
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by jmc_music2001jp | 2010-12-28 06:51 | 芸術随想
 23日の「冬のミニ・コンサート」は、準備した椅子が足りなくなる程のお客さんに来ていただいて、盛況の内に無事終了することができました。ホッとした今朝は、ベットの中で身体と頭を休めようと思い、“リラックス・りらっくす”と暗示をかけながら、眠るとも無く過ごしていました・・・すると、昨日の『朗読』のことが意識の奥に流れていたのでしょうか、“フっ”...っと、以下のような事が頭に浮かびました。

 『朗読』と連弾による<音楽物語>は、二十年来つづけているjmc音楽教室の教育プログラムです。目的の一つは、「物語」と「音楽」の関連性から、音楽と言う抽象的な芸術の<中身への気付き>を促す事。もう一つの目的は「物語の朗読」をすることで、物語の背景の変化・登場人物の性格や心理までに想像の翼を広げる事によって、『想像力』を涵養することが出来る・・と言うことです。

 頭に浮かんだのは、『詩の朗読』と『音楽』をコラボレートさせてみては.....と言うものでした。物語性の乏しい<純音楽>であっても、音楽の底流にある情感のスピードや質感と言うものは確実に存在します。むしろソレこそが『音楽』の本質を示しているとさえ言えるのではないでしょうか。

 数ある古今東西の『詩』の中から、音楽にながれる「情感」「流れのスピード感」「質感」に最も近い詩を選んで、朗読してみる。朗読と音楽を並べることで、芸術に共通して流れる『情感』や『質感』に意識をむけさせることが出来るのではないだろうか。共通の情感・質感をもつ詩を探すことそのものが、芸術の本質に心を向けさせる訓練となるのではないだろうか。

 子供に芸術の本質に目を向けさせる為のプログラムは、これまで持ち合わせていなかった。今後、此れ等のプログラムに関連して、研究してみようと思う。
<「魔笛」の朗読を初めて体験した幼稚園児。多くの観客の前で、勇気を奮って挑戦いたしました>
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by jmc_music2001jp | 2010-12-24 22:13 | jmc音楽教室

冬のミニ・コンサート

 23日はjmc音楽教室の冬のミニ・コンサート。この秋に重ねた練習の発表。ピアノやヴァイオリンの独奏・親子で取り組む連弾・朗読と連弾による音楽物語「魔笛」などのプログラムです。

 独奏ではショパンとシューマンの今年を記念して、二人の大作曲家の作品を集めて演奏、これは上級生が出演。小さな子供がお母さんと一緒に連弾に取り組み、これは大変ほほえましく、見てにいて嬉しくなります。朗読と連弾でつむぐ音楽物語は、二十数年来、年に一度のペースで取り組んできたプログラムで、想像力を養うための重要なプログラムとなっています。

 終演後は音楽クイズなどで遊んで・・・ケーキを食べて・・・皆で楽しみます。
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by jmc_music2001jp | 2010-12-23 02:36 | jmc音楽教室
 19日はレーベンス・マイ福岡の第6回例会を開催いたしました。今回の「音楽の自己紹介」はピアニストの八尋三菜子さん。武蔵野音大・大学院を首席卒業、クロイツァー賞を受賞した新進気鋭の音楽家です。

 プログラムは1)Bach/partita no.6より toccata 2)Chopin/別れの曲・蝶々 3)Rachmaninoff/音の絵
4)Liszt /ラ・カンパネラ。若々しい溌剌とした演奏は、参加した会員からの喝采を浴びていました。

 「ピアノを演奏する」・・・と言う事に天賦の才能を与えられた人だと思います。『私』と言う存在と『演奏する』ことと『音楽する』ことが、完全に重なり合っていて、分けることができない。バッハがライフワークだと語っていましたが、そのバッハの演奏はグレングールドを彷彿とさせるものでした。「今を生きている自分」が、演奏により紡ぎ出す生命感溢れるバッハ・・・・これから、どのように自己を高め、成長してゆくのか・・・楽しみです。
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by jmc_music2001jp | 2010-12-20 17:17 | 芸術随想

来年のカレンダー

 昨晩は福岡空港にお出迎え。所用で二週間程訪れていたアメリカから、長女が帰国した。私は約束の8時06分には空港に到着していたのだが、彼女が到着ゲートから出て来たのは8時35分だった。定刻に成田を飛び立ったにもかかわらず、折からの強烈な西風に押し戻されて、30分も到着が遅れてしまったとの事.....飛行機に『ご苦労様』と声を掛けてあげたい。アメリカ→日本も成田→福岡も、共に大揺れに揺れた・・・・とゲンナリ。

 自宅に戻り、トランクを開けると「はい、お父さんおみやげ!」・・・と手渡してくれたのはカレンダー。来年のカレンダーは未だ買っていなかったし、私のカレンダーの定番とも言える《クロード・モネ》だ。「オッ!イイじゃあないか!」と思わず声が出た。ボストン美術館のモネの収蔵品ばかりで構成され、裏表紙にはmfa BOSTON (Museum of Fine Arts,BOSTON)と印刷されている。

 私がモネが好きな理由は、私と絵画との初めての邂逅がモネであったことによる。大学を卒業して2年目だったろうか、北九州の親戚を訪ねた時、折しも開催されていたエルミタージュ美術館展(北九州市立美術館)を訪れた。

 今となってはソノ絵画しか思い出せないのだが・・・夕暮れの陽を浴びた『積み藁』の絵だった。見ているうちに、日陰の土のヒンヤリとした温度と湿り具合や、陽が当たっている部分の藁や土の乾き具合や暖かさが、現実のもののように感じられて、内心に驚きを覚えた。おまけに、ズット遠くでは....高い枝葉をそよがせる風まで吹いているではないか!.....。これがモネとの、そして絵画との初めての邂逅であった。

 こんな経緯で、私にとってモネはとても親近感を覚える画家であり、ほとんど毎年のカレンダーにモネを購入しては、一年中私のそばに置いている。娘は3年程ボストンに住んでいたので、ボストン美術館のモネに親しみと懐かしさを感じているようだ。このカレンダーには、モネ好きの私が初めて見る作品も収納されているらしい。来年は、好きな絵をそばにおいて、満たされた一年を過ごすことが出来るだろう。
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by jmc_music2001jp | 2010-12-16 20:08 | 芸術随想

ネルロ・サンティとN響

 このところネルロ・サンティの指揮するNHK交響楽団の演奏会がしばしばBSで放映される。「モーツアルトが素晴らしかった」・・・と言う噂を聞いたが、私の見たものではウェーバーの「魔弾の射手」序曲が素晴らしかった。歌劇場のオーケストラとしての伝統の無いN響から、ものの見事に『劇場』の『響き』と『空間』を具現化していた!見事と言うほか無い!

 現存の指揮者でヨーロッパの歌劇場の伝統を伝えるのはネルロ・サンティただ一人だと思う。クラシック音楽の伝統を伝えるただ一人の指揮者と言っても過言では無いと思っている。歌劇場の表から裏の全てを知り尽くした匠、名匠の名に相応しい指揮者である。私にとって、今最も敬愛する指揮者がネルロ・サンティその人だ。

 35年程前ならば、ザルツブルグのシャンドール・ヴェーグや、N響にもしばしば客演したロブロフォン・マタチッチなどクラシック音楽の『魂』を継承する指揮者が活躍していた。しかし今や、ネルロ・サンティを除いて居なくなってしまった。何故なのかは審らかでない。地球温暖化の中で、絶滅危惧種が取りざたされるように、科学技術や経済の変化が、『魂』や『祈り』を追いやってしまう社会環境を作ってしまったのだろうか.........?

 演奏会形式によるヴェルディの歌劇「アイーダ」(ネルロ・サンティ指揮/NHK交響楽団)が放映された。ネルロ・サンティの指揮する演奏で、これほどまでも音楽が空転しているのには、初めて出会った。原因はいくつか有るようだ。ラダメス(日本人)は<舌根>に力が入って、発声に課題を残す。アルトの女性は音程が不安定。音程を決定するのは<何処>なのかを明らかに知らない。アイーダも大役には力不足なのではないか…胸を開かない状態のままの発声法では、真っすぐに聴衆の心に響くソプラノらしい声は得られないのではないか。

 今ひとつ不調であった独唱者の中で、<エジプトの使者>を演じたバリトンの村松氏が、立派な響く声で好演した。又、合唱を務めた「二期会合唱団」も、よく訓練されたコーラスを聴かせ、ミラノ・スカラ座の合唱団を彷彿とさせる好演だったと思う。

 N響のアンサンブルの随所に乱れが生じたのは、残念ながら指揮のテクニックによるものだ。「指揮法」と言う演奏技術は最も最後に現れたもので、17〜18世紀においては長い杖で床を叩いたり、楽譜を丸めたものを手にして合図を与えていた程度だった。近年、オペラ座の指揮者になるには、コルペティと言ってピアノ伴奏者としての経験を沢山積んで、オペラを知り尽くした後に指揮台に上がるという手順が決まっているが、その間に特段に<指揮法>を学ぶ機会は無いのが通例であった。

 これまでにも<指揮法>上では問題があっても、偉大な指揮者であった例は多くある。その筆頭がカール・ベームとトスカニーニだろう。彼らはゆわゆる<指揮法>は学んでいない。頭の中にある「偉大な音楽」でもって指揮をしたのだ。

 今回の「アイーダ」でのアンサンブルの乱れの一因は、通常の指揮法では「予備運動」で次の拍のテンポ・音量・リズムを示すのだが、それが不明瞭であること。その指示が不明確なまま、折り返し点から点(拍)に至る「点前運動」でソレやろうとするものだから、奏者は「点」の位置が何処に来るのか予測が難しくなる。指揮者が点(拍)を打つのを見てから反応することになるので、音は指揮者の点(拍)から後に出てくることになる。オーケストラの音が独唱の歌に遅れて出てきたのは、これが原因である。エキストラのトランペットが<転げマクッテ>いたのも、指揮を見ていて「何時何処に拍が来るのか」の予測がつかずにドギマギしてしまったのが原因だ(彼にはもうトラの仕事が来なくなるだろうなぁ〜、可哀想.....)と思う。

 ネルロ・サンティが指揮する時は、楽団の若手を多く出演させているのが特徴。これは楽団の経営者の方針によるものだと推測される。実はこの件では、見る度に感心していた。若い楽団員をヨーロッパの伝統の香りに触れさせて、伝統の一端を吸収できるように・・・楽団の経営方針が地に足ついて頼もしいばかり。さすが日本を代表するオーケストラである。
 
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by jmc_music2001jp | 2010-12-14 11:39 | 芸術随想

秋山和慶さんと

 昨晩は指揮者の秋山和慶さんと1時間半ほど打ち合わせ。レーベンス・マイ福岡の進捗状況をご報告し、いくつかの重要な事項につきまして、意見交換をいたしました。

 当初予定した6回の例会は、この19日で6回目を迎えます。実証実験のつもりで行った此れ等の例会、基本的な事柄につきましては構想のままで良いと思われます。細かい部分では、音楽愛好会員より会運営の事務管理維持費を年会費として納入する会員を「正会員」としていましたが、<維持会員>とした方が実情に相応しいのではないか・・・との結論に至り、名称変更いたします。

 音楽会員による「音楽の自己紹介」(演奏)への評価につきましては、100点法で80点以上を合格(支援対象者)として、正会員のみが評価に参加することになっていたのを、<維持会員>の平均点の100%と、<音楽会員>の平均点の60%、<音楽愛好会員>の平均点の40%を加算したものを「評価」とし、160点を合格点とすることに変更いたしました。会員みんなで音楽家育成を支援するのですから、全員の意見が反映される仕組みがより相応しいと考えられるからです。

 今後公に広報活動を始める前に、運営全般について再検証しておくことが必要です。<トーサイ・ミュージック・ネットワーク>立ち上げの時期の検討に併せて、法人化の手順や時期に関しましても今後検討してゆく必要がございます。
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by jmc_music2001jp | 2010-12-11 12:25 | 芸術随想
 レーベンス・マイ福岡では会員(音楽愛好会員・音楽会員)を公募いたしております。クラシック音楽を愛していらっしゃる社会人、クラシック音楽家はどうぞご参加ください(年会費/無料)。会員はいずれかの委員会に所属していただき、会の運営の一部に参加協力をお願いします。又、会の運営維持にご協力くださる会員(維持会員/年会費6000円)は、理事会を始めとした運営方針の決定にご参加いただきます。お申し込み・お問い合わせはjmc音楽研究所まで。SNS「レーベンス・マイ」(入会申し込みメール)、又はjmc音楽研究所ホームページ(トーサイ・ミュージック・ネットワーク/「お申し込みボタン」)からもお申し込みいただけます。
 又、ネットを通じて交流できるネット会員(年会費/無料)も募集中、SNS「レーベンス・マイ」よりお申し込み下さい。

SNS「レーベンス・マイ」
  http://groups.google.com/group/lebens-mai
jmc音楽研究所ホームページ http://www.jmc-music.info/
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《レーベンス・マイ福岡 2010年度 第6回例会》

 構想5年、今年2月21日の創立記念例会(第1回例会)におきましてレーベンス・マイ福岡を立ち上げて以来、次回で当初予定した6回目の例会を迎えます。第6回例会では、次年度4月以降の例会日程・事業予定・委員会構成・会員増強計画などにつきましてご相談いたしたいと思います。

 第6回の「音楽の自己紹介」では、今最も福岡で期待される若手ピアニストが登場いたします。是非ともご出席いただき、皆様の「耳」でその資質をお確かめいただきたいと希望します。忘年会の季節です!皆で楽しいひと時を過ごしましょう!                レーベンス・マイ福岡 / 音楽顧問 大畑惠三

【例会進行】
[1]次年度の活動について:例会日程・事業予定・委員会構成・会員増強計画

[2]演奏:八尋三菜子(ピアノ)福岡女学院高等学校音楽科卒業。武蔵野音楽大学、同大学院をともに首席で卒業、クロイツァー賞を受賞。在学中より、ソロ・室内楽・コンツェルト等の数多くの演奏会に出演。九州山口ジュニアピアノコンクール、全日本学生音楽コンクール、大阪国際音楽コンクール、飯塚新人音楽コンクール、西日本新人紹介演奏会等で上位入賞。九州交響楽団・読売日本交響楽団と共演。福岡にてジョイントリサイタル等、今後の活躍が期待される注目のピアニスト。

プログラム:J.S Bach/partita no.6より toccata  
Chopin/Etude op.10-3 「別れの曲」・25-9 「蝶々」
Rachmaninoff/音の絵 op.39-6    Liszt/ラ・カンパネラ

[3]パーティー:ワイン・ビール・オードブル・軽食などを準備いたします。

日時:平成22年12月19日(日)  (時間:18:00-20:30)
会場:ジェイエムシー音楽研究所 2Fホール(西鉄春日原/下車3分)
会費:3000円
お申込:Fax.,Mail,Tel,郵便 にてjmc事務局まで
Fax.092-581-0136 Mail keizo@ohata.name Tel.092-575-3267
〒816-0923 福岡県大野城市雑餉隈町5−4−21  jmc音楽研究所
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日本が西洋音楽を受け入れて一世紀がすぎ、今や日本は世界レベルの数多くの演奏家を排出する国に成長いたしました。しかし一方で、日本人の演奏家を支え・ 育成するシステムは未だに脆弱なままである事は否めません。『レーベンス・マイ』の活動が、世界に羽ばたく日本人音楽家育成の基盤となることを、大きな期待を込めて見守りたいと思います。
     レーベンス・マイ 顧問 / 指揮者 秋山和慶
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by jmc_music2001jp | 2010-12-10 08:46 | イベント情報

シャガールの『魔笛』

 「シャガール展に行ってくる」・・・と言って出かけたワイフが、目を輝かせながら帰ってきた。「何があったと思う?!」「ハぁ?・・・なに・・・?」っと答えると、シャガール展の最後の部屋一杯にモーツアルトの「魔笛」の舞台背景や衣装を描いた絵があった・・とのこと。

 メトロポリタン歌劇場がシャガールに依頼したもので、実際の公演の写真も展示しているらしい。登場人物も皆、絵のとおりの衣装を着て、カーテンコールに答える写真。その背景も一杯に描かれたシャガール!今、教室のミニ・コンサートの演目にモーツアルトの「魔笛」を練習している真っ最中なので、出会いの感動も一入の様であった。

 以前、BSでパリ・オペラ座(パレ・ガルニエ)のバレー、ファリャ「三角帽子」を見た事がある。「何て素敵な衣装!」と感激していたら、それが何と舞台装置から衣装までパブロ・ピカソによるものだと知って、更に感動したことがあった。

 ヨーロッパの一流は時々とんでもない事を平気でやらかす・・・我々から見ると<手も足も出ない>ような英断に、只ただ脱帽するばかり。メトロポリタンも、同様なことをやっていた・・・と言うことだ。ちなみに、パリ・オペラ座の天井画は、シャガールによって描かれていることは、皆さんもご存知だろう。

 なんともカントモ「素敵なお話」に、内心嬉しい想いも抱きつつ、マイッテしまった・・・・見に行こうかな.....。
<シャガールによる魔笛の衣装(おみやげのカード入れ)>
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by jmc_music2001jp | 2010-12-08 02:13 | 芸術随想

「魔笛」の朗読

 今日は23日のjmc音楽教室《冬のミニ・コンサート》の演目、音楽物語『魔笛』の台本の読み合わせを行いました。ピアノ連弾でモーツアルトの「魔笛」を演奏する8名、物語を朗読するのが7名、総勢15名によりこの演目に取り組みます。今日はその<朗読>の読み合わせの第1回目の練習です。

 朗読の台本は、電子書籍Vier Weg「コールユーブンゲン」制作の合間を縫って、私が書き上げました。通常は既刊の本を使用するのですが、この「魔笛」(魔法の笛)に関しては、タダ<筋>を述べているだけのお粗末な文章なので、私が台本を手がけることにいたしました。このオペラの持つ雰囲気・空気・素敵なもの・面白い部分が<朗読>によって聴衆に伝わらなくてはなりません。

 今日の練習に二人の幼稚園児が初参加いたしました。彼らの担当する部分だけは、特別に大きな文字に<ふりがな>を付けた台本を別途制作いたしました。初めての体験に少々緊張しながら、それでも精一杯しかも立派に朗読に挑戦いたしました。

 このプログラムで重視しているのは『イメージする力』を涵養することです。物語の登場人物の特色を考え、舞台の現場を想像し、いかに表現するかについて具体的な手法を明確にながら取り組みます。中学生ともなると、朗読も堂に入ったものです。そんな環境の中で、初めての朗読に挑戦した幼稚園児の二人、今後ぐんぐんと逞しく、自分の中に《想像→創造》の世界を築き上げてゆくことと思います。
<初「朗読」に挑戦した、ナツキちゃん(4歳/左)とアズサちゃん(3歳/右)>
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by jmc_music2001jp | 2010-12-06 03:55 | jmc音楽教室