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“月下美人”に乾杯!

 花芽を付けた月下美人、その大きく膨らんだ蕾が、今晩ついに咲きました・・・一晩だけの、花の人生最大の見せ場です。たった一晩でその命を燃え尽きる“月下美人”は、生命の全力を注いで咲き誇ります・・・それは、壮絶な程に美しい・・・“美しい”とはこのことか、と言わんばかりに完全燃焼します。それは感動的でもあり、壮絶でもあり、また厳粛ささえも感じさせます。

 カヴァ(スペインのスパークリング・ワイン)をあけ、サーモンと2種類のチーズにクラッカーを添えて、深夜の一時を“月下美人”と共に過ごしました。
<乾杯!“月下美人”>
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by jmc_music2001jp | 2013-06-27 01:09 | 芸術随想

“月下美人”の花芽

 今日になって“月下美人”に新しい《花芽》が付いているのを発見、喜んでいます。ほとんど毎年、大きく華麗な花を咲かせてくれていた“月下美人”、昨年は一つも花を咲かせてくれませんでした。

 お勉強の気分転換に、お花のお世話をしていたら、大きな葉に隠れるように花芽が付いているのを発見いたしました。大きく成長して、奇麗な花を咲かせてくれるといいのですが・・・これからが楽しみです。
<“月下美人”緑の葉陰の小さな花芽>
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by jmc_music2001jp | 2013-06-16 18:28 | 芸術随想
 二週間程前のことだったか、ベルリン・フィル2011年のジルベスター・コンサートの放映を観た。指揮はサイモン・ラトル。ドヴォルザークのスラブ舞曲に続くプログラムは、キーシンを独奏者に迎えたグリークのピアノ協奏曲。

 キーシンと言うピアニストは、彼自体が『世界文化遺産』のような存在だと思いました。現代でこのような(音楽芸術の)世界を具現化できる芸術家を他に見る事ができないからです。

 かつては実際に我々はそのような芸術体験に(希有な機会ではあったとしても)出逢うことが出来ました。古くはNBC交響楽団を指揮したトスカニーニの「トリスタンとイゾルデ/前奏曲と愛の死」であったり、実際に私が体験したカール・ベームのベートーベンの7番やモーツアルトの「コシファン・トゥッテ」、バーンスタインのプロコフィエフの第3交響曲。そして恩師S.チェリビダッケの数々の名演奏など・・・それは(若しかしたら)『創造主(神)は本当に存在するかも知れない』と(本気で)思わせるような(芸術)体験でした。

 一楽章が始まる。思い入れたっぷりのオーケストラに対し、表現することを抑制したピアノが、次に開ける世界を期待させる・・・これ程<音楽の構成観>を明確に感じさせる演奏は初めてだ・・・。

 個人の<解釈>などと言う世界を遥かに超えて、楽曲の持つ世界だけを、何の野心もなく忠実に辿ろうとするかのような演奏姿勢。そこには「人間キーシン」自体も存在しない。その存在を超えた「音楽の世界」だけがそこに在る・・・その世界に、聴衆は魂を奪われるのだ。「キーシンは偉大だ!」・・・皆がそう言う想いで彼の演奏を聴いている・・・しかし、そこにはキーシンの存在は無い、存在するのは『創造主の意志』だけ。

 一楽章が終わると、会場から拍手がわき起こった・・・拍手をせずには居られなかったのだろう。二楽章からはその場に居合わせた全ての人が『別の世界』に入っていた。キーシンの紡ぎだす音の全てに「驚き」を感じる(オイ!そんな事やるの君!)。そこに居合わせた人は(TVの前の我々までを含めて)全て、異次元の世界に入り込み、人間として希有な《心の体験》をするのだ。21世紀になって、未だそのような芸術家が存在していたことが大きな驚きであると同時に、『芸術』にとって最後の砦とも言えるピアニスト“キーシン”を、我々は本当に大切にしなければいけないと思う。我々自身そして“人類”の為にも・・・。
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by jmc_music2001jp | 2013-06-13 02:20 | 芸術随想
 6月2日<第102回jmc音楽サロン>が開催されました。音楽の部は《音の星座Vol.3》のコンサートを兼ねています。コンサートは【ベートベン・シリーズⅡ】としての、ピアノとチェロによる演奏。前半はヘンデルのオラトリオ「ユダス マカベウス」の主題による12の変奏曲 ト長調 Wo 045と、モーツアルトのオペラ「魔笛」の「恋人か女房か」の主題による12 の変奏曲 ヘ長調 Op.66 の2曲。休憩を挟んでピアノとチェロによるソナタ 第3番 イ長調 Op.69が演奏されました。

 チェロ・ソナタ3番は、ベートーベン中期のゆわゆる「傑作の森」に位置する名曲。この大曲に、真正面から「ガップリ四つ」に取り組んだ演奏は、非常に高く評価できると思います。存在の根底から、一点の嘘・偽りも無く取り組む姿勢、その様な現場が「今、ここに在る」こと自体が重要な意味合いを持っているのではないか・・・そのような想いが、自然と浮かんでまいりました。

 《音の星座》のコンサートは、音楽家育成の機会として、開催の為の負荷がなるだけ少なく、しかも演奏家が自らの修練の場として十二分の意味合いを持てるような企画として開催できるように研究してまいりました。3回の演奏会を終えて、開催スタイルがほぼ見えてまいりました。今後は若い演奏家達に声を掛けてまいりたいと想っています。

 終演後はスパークリング・ワインと赤ワインにオードブルを準備して、いつものサロンのメンバーで会話を楽しみ、親睦を深めました。このような『友達になる場』と共に音楽が存在するのも、<音楽を支える場>の一つのあり方ではないかと考えています。
<チェロ・ソナタ第3番>
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by jmc_music2001jp | 2013-06-05 01:07 | jmc音楽倶楽部