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生で聴いた“キーシン”

 福岡シンフォニーホールでは、4月20日『キーシン・ピアノリサイタル』が開催された。これまで数多くテレビで聴く機会があって、現存する演奏家では最も感銘をうけた人であるだけに、初めての生演奏に大いに期待して会場に向かった。

 会場は満員だったのだが、一番驚いたことは年齢層の幅が非常に広く、小さな子どもから80代の高齢者まで、ほぼ偏ることない年代の聴衆が集まっていたことだ。永年の私の経験で、日本のクラシック音楽会は高齢者によって支えられている・・・と言う思いが強かった。将来の課題として、若い年代の人々への働きかけをどうすれば良いのか・・・と、何時も心に課題を抱えたような状態で過ごしてきたように思う。

 しかし、年代に偏りなく集まったキーシン・ファン(と言って良いのだろうか)を目の当たりにして、これまでと違う場所に迷い込んだような気持にさえなった。・・・いずれにせよ、コレは『良い報せ』には違いない。今まで知らなかった《新しい潮目》に出逢ったのだろうと思う。今後注意深く観察し、日本の向かおうとする新しい方向をシッカリと見極めたいと思っている。

 プログラムはシューベルトのソナタと、スクリャービンのソナタや練習曲。その演奏は、自らの《想い入れ》を曲に込めようとすることすらせずに、ひたすら真摯にピアノと音楽に対峙する姿勢で貫かれていた。横一線に並ぶ鍵盤が自らの指先と接する一点に寸分違わぬ焦点を定めながら、自らの内に見据えた音像をピアノに反映させる。彼の内に見定めた音楽を、ピアノに反映させようとすれば・・・それ以外に方法は見つからない。

 エスプレッシーヴォもカンタービレも存在しない、およそ人間的な発想や行為を超越した『真実との対峙』だけが我々の眼前に出現する・・・それは、今この時代に生まれて、非常に稀で得難い体験なのだ。うかつに「感想」などを述べるのも憚られるような、『厳粛』な行為とも言えるのではないか。

 夜空にきらめくネオンサインのように、耳目を集めることに汲々とし、有名であらんが為にアピールすることに努め、振り向いてもらいたくて派手なパフォーマンスを振る舞う・・・これら現代社会に住む我々が追い立てられているような状況に、180度背を向けた存在と演奏スタイル・・・芸術家として今最も大切な有り様を、キーシンに見つけることができる。

 そのような道をまっしぐらに進むキーシンを、これだけ幅広い年代の(日本の)聴衆が支持していると言う事実。此れ等は日本の近い将来にとっての非常に明るい予兆であるように、私には感じられる。
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by jmc_music2001jp | 2014-04-29 22:35 | 芸術随想
  14日、“jmcフランスの芸術と美食の旅`14”の参加者が16名に達した。旅行社との間で取り決めていた定員数に達したことで、この企画が正式に成立する。毎回、最後の1名くらいで足踏み状態となって、チョット苦労するが、今回も同様だった。参加者で高校の同級生が、他の同級生に声を掛けてくれたのがキッカケで、参加の意思表示をいただいた。彼は高校3年時に同じクラスだった人で、卒業50年を経て、今や立派で素敵な紳士だ。今回の旅も、非常に楽しみ。

 日曜日には福岡学生オーケストラの指導、月曜日には金融機関との話し合いなどがあって、新年以来立て込んでいたスケジュールもやっと一区切りがついた。かと言って、直ぐに次ぎの予定が待った無しで控えてはいるものの、あまりにも過密なスケジュールだったので、とにかく「今日一日はお休み」にしようと思っている。

 車の手入れやお花の世話、部屋の改修に伴う小さな手入れや整頓・・・一段落ついた時には、そんなモノにも目を向けてあげなくてはならない・・・・それが<気分転換>にはモッテコイの作業となる。

 サテ、今日はイイお天気だ!
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by jmc_music2001jp | 2014-04-15 09:13 | 音楽企画制作
 月刊誌“Mr.パートナー5月号”が10日に発売されます。全国と世界で15万部売り出されるそうです。本日、その雑誌が届きました。記載された記事をjpg.でアップいたしますが、小さくて読むのが難しいでしょうから、ブログに転載いたしましょう。
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『一見にしかず』《動画》が伝える『極意』
IT技術活用の画期的な音楽電子書籍

 欧州で指揮法を学んだ大畑惠三さんが設立した『ジェイエムシー音楽研究所』の「音楽電子書籍」VierWeg(フィール・ヴェーク)シリーズは、文字、画像、音声、動画のマルチメディア技術を駆使した画期的なデジタル教材。文章のポイントを静止画像でクローズアップ、楽譜の演奏ボタンで模範演奏を聴いたり、動画でお手本を見たりすることができます。収録された動画とアンサンブルの練習も可能。大畑さんが著した「指揮法入門」のほか、クラシックの楽譜、楽器の教則本などがあり、タブレット端末が普及する時代の申し子のような音楽書籍です。大畑さんは欧州に留学中、音楽家の為のマネージメントの大切さを知り、「日本人のクラシック音楽家の為のマネージメント」の確立を主旨に、Facebookグループ「トーサイ music-net」を立ち上げ、今年4月からの本格稼働を目指す活動も行っています。(ライター/斎藤綋)
<mr partner 5月号/4月10日発売>
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by jmc_music2001jp | 2014-04-09 23:18 | イベント情報

ヨガ・スタジオ落成

 4月4日、改修中だった研究所の3階に『ヨガ・スタジオ』が完成した。2世帯住宅の一戸分で、むかし両親が暮らしていた部屋を、大きな一つの<ヨガ・スペース>に改修したものだ。

 この際とばかりに、家中の家具の移動や不要品の廃棄処分など、3月は非常に慌ただしい毎日ではあったが、お陰で25年振りにスッキリと片付いて大変気分がいい。全てが新たに再出発する今年度に相応しいと感じている。

 4日は落成記念で(マタマタ)禁酒解禁!(嬉しさが倍に膨らむ)。先ず、落成したスタジオでシャンパンを抜いて軽く乾杯!その後は2階のホールに移動して、菊姫の『にごり酒』に肴をあつらえて落成を祝った。
<落成したヨガのスタジオ/ホールにて、関係者でお祝い>
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by jmc_music2001jp | 2014-04-06 06:31 | jmc支援事業

惜春・・・“輝月に桜”

 今年の桜は、3月28日が晴天の下での満開でした。偶然、その日に写真を撮る予定が入っていて、格好の撮影日和となりました。4月の1日には高校の同級生が“お花見”を計画していて、私にも声が掛かったので、喜んで飛び入りをいたしました。

 現在禁酒中なので、前日の夜などは何とも“ソワソワ”した気分、久々の酒を楽しみました。博多区にある山王公園の夜桜、同級生やその奥様と一緒に1時間程、熱燗の日本酒を散り始めた桜の下で楽しみました。その後は、近くの居酒屋で二次会。久々のビールは、鮮烈な印象を残しながら、身体の中を駆け抜けてゆきました。

 桜の木の下で、自作の酒杯《輝月》に桜の花びらを一片浮かべ、風流を楽しみました。デジカメで撮影したので、アップしておきます。
<桜の花びらを一片、酒杯“輝月”にあしらう>
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by jmc_music2001jp | 2014-04-03 18:35 | 芸術随想