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by jmc_music2001jp

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 12月25日(日)はjmc音楽教室〝冬のミニ・コンサート2016〟、2時30分開演、jmc音楽研究所(2F)ホールで開催されました。独奏やピアノ連弾と朗読による「音楽物語」(サン=サーンス<動物の謝肉祭>)が披露されました。ヴァイオリンのOちゃんはボッケリーニとベートーベンで見事に発表会デヴューを果たしましたし、中学生のFくんは見事なバッハを披露してくれました。Fくんは幼稚園の頃から教室に通っていて、昨年には私の身の丈を超えるまで身長が伸びて、何とも嬉しいかぎりの成長ぶりです。

 大学の音楽学部に進学したKさんも演奏してくれました。リストの「エステ荘の噴水」、演奏で成長の姿を見せてくれるのが、指導者としての最高の喜びです。

 発表会の後は、ケーキやジュースを頂きながらの懇親会。音楽や美術のクイズをして遊びます。実技や聴音・楽典・和声の授業は普段にできますが、音楽史や音楽一般・美術等に関して教える時間がありません。冬のミニ・コンサートの懇親会に<クイズ>として遊ぶ時間を持つことで、音楽・美術関連の一般教養の知識を伝えるチャンスが生まれます、大切な事だと思っています。
<発表会デヴューのOちゃん>
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<Fくんのバッハ>
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<リスト「エステ荘の噴水」>
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by jmc_music2001jp | 2016-12-27 02:03 | 音楽企画制作
 12月25日(日)はjmc音楽教室の〝冬のミニ・コンサート〟が計画されています。冬には連弾と朗読による「音楽物語」が恒例、今回はサン=サーンスの『動物の謝肉祭』。朗読の部分には谷川俊太郎の詩を朗読する事にしています。

 18日(日)は朗読と連弾の合同練習、最初に1時間朗読のレッスンをして、次の1時間に連弾とともに2回通して練習いたしました。今回初参加の女の子が立派な朗読をしてくれて、将来が楽しみに思えました。これまで毎年かなり苦労していた生徒が突然の大変身で、実に上手い朗読を聞かせてくれて、指導者冥利に尽きる喜びを感じさせてくれました。
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by jmc_music2001jp | 2016-12-19 00:15
 ネットで偶然見つけた動画に、いたく感動させられた。
赤ちゃんにお母さんが歌いかけている様子が映し出されている。

 赤ちゃんに話しかけたお母さんが、歌い出す・・・
歌い出した瞬間に、赤ちゃんの心の受容体にスイッチが入る・・・赤ちゃんの「心」が、お母さんのメッセージを、「歌」を通じて受け止めているのだ........。

 お母さんのメッセージを心で受け止める赤ちゃんの目に「涙」が溢れてくる......
ほとんど泣きそうになる程に顔が歪み、涙は更に溢れる.....『感動』の原点だ。人間の「心のメッセージ」は『音楽』を媒介として伝えられ、受け止められた心に『感動』を呼び起こす・・・音楽と人間の心の根源的な《しくみ》を、この動画に垣間見る・・・そんな想いがした。

http://videoclip.club/post-11214/

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by jmc_music2001jp | 2016-12-17 17:51

〝忘年会〟第一号

 昨晩は『第17回日本酒を味わい尽くす会』でした。いつもの会場にいつもの顔ぶれが揃い、平成28年を締めくくる忘年会を早々と執り行いました。

 今回は〝熱燗〟の美味い新潟の酒を集めています。我々は35度に燗をつけて楽しむのが通例ですが、今回は〝熱燗〟の美味い酒という事で、50度までお燗の温度をあげていただきました。〝熱燗〟・・それはソレで美味しいものです。

 肴も様々に工夫が凝らされていて秀逸でした。熱燗と肴の醸す雰囲気は、裸電球の灯る小さな居酒屋のように、暖かく幸せな居場所を作ってくれました。そして何よりも心地よい居場所を作ってくれたのが、親友たちとの語らいの時でした。
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by jmc_music2001jp | 2016-12-11 19:49
10日土曜日は<第17回日本酒を味わい尽くす会>。師走を迎え、高校の同級生で早々と〝熱燗忘年会〟を計画している。年の瀬も迫ってくると何かと気忙しいので、早々と忘年会を済ませて、慌てる事なく新年を迎えようという魂胆でもある。

 何と言っても〝冬は燗酒〟を楽しむに限る。今回は新潟の酒で燗酒コンテスト最高金賞受賞の酒、「越の寒中梅」「金星/北雪」「大洋盛」の3種。丁寧に造られた〝肴〟といただけば、〝しんみり・ほっこり〟と和式マリアージュが沁みわたる事だろう。これに親友との会話があれば・・・〝人生申し分ない〟と言うことか・・・。
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by jmc_music2001jp | 2016-12-09 21:22

『能』のしくみ

 古代ギリシャにおいて、『オデュッセイア』や『イーリアス』は、市民階級は必ず知っているべき知識のひとつとされていた。ギリシャの古典中の古典であり、現代のギリシャ国民の意識の根底にも、その精神は脈々と流れている。

 新作能『冥府行 NEKYA』。人間国宝・能楽師の梅若玄祥さんが、世界最古の劇場 「エピダウロス古代円形劇場(世界遺産)」で「能」を舞った。 演目はホメーロスのギリシャ神話・叙事詩「オデュッセイア」より第11歌「ネキア」を題材とした新作能。入場者は約10,000人。大きな反響を呼び、公演は大成功に終わった。

 終演後のインタビューで「亡霊が、<冥府>にゆけと告げるところが良かった!」10歳ほどの少年が目を輝かせながらこう言った。・・・ここに『能のしくみ』を明らかにする糸口が見つかる。
 
 重要なポイントは10歳の少年がギリシャの古典「オデュッセイア」を良く理解している事、当然のごとく大人も「オデュッセイア」を十分に理解していいるという状況が、今回の成功の基盤になっているのは言うまでもない。

 削げるだけ削いだ<能の所作>が呼び水となって、観客は「オデュッセイア」の物語を、自らの記憶と意識の中から紡ぎだす。そして登場人物の心情で全ての空間を埋め尽くすのだ。その埋め尽くされた心情こそ<能の醍醐味>というものだろう。

 「能」という芸術が日本に与えた影響は深く大きい。<イメージ力>を涵養する「能」という芸術は、日本人の右脳を鍛え、日本人の知力と創造力を大いに高めた。日本民族が世界的に見ても優れた民族となった理由は、大名武家の支配階級が「能」を教養の必須と捉えていた事に起因する。

 高度成長期の前までは、この伝統の名残が感じられていたが、しかしその後次第に薄れていく。これは日本民族の<知力>にとって大きな問題であると思われる。テレビの普及が始まった時期に、ある大物政治家が「一億総白痴化」と嘆いたのを思い出す。

 テレビは自らの想像力を働かす必要は無い。ただ待っているだけ、受け止めるだけで足りる。テレビゲームも然り、待っていて反射的に反応するだけの作業だ、日本人の知力の質の低下が心配される。日本人本来の磨き上げられた感性と鋭い知性を取り戻す為に、真剣に「能」の普及に努めなくてはならないと思う。


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by jmc_music2001jp | 2016-12-02 01:13