当時は未だクラウドが社会の主流にはなってはいなくて<これから>と言う時期だったし、当然の事「クラウドとは何か?」について全く知識を持ち合わせてはいなかった。他の事に忙しくて<サポート>の指示待ちのような状態のままでいたが、本年3月から本格的に勉強しようという気になって、自ら「Webセミナー」等に申し込んで「クラウド」の何たるかについて学び始めた。
学び始めて判ったのは、2年前の時点ではソフト会社の取締役もクラウドを理解できてはいなかった・・・と言う事だ。とにかく営業して売り上げが欲しかった・・・と言うのが本当のところだろう。インターネット関連のソフト系の会社は、その手のものがほとんどだ・・・jmcにもしょっちゅう営業電話が入るが、迷惑千万。あんまり熱心なので、話に乗る事にしたら・・・ほぼ全ての結果は、半分<詐欺>のようなものであった。
本当にツクズク思うのは・・・自分自身の力で切り開いたもの以外は、頼りにはならない・・・と言うことだ。これは勿論、インターネットに限らず、全てにおいて言えるのではないだろうか。すくなくとも私の場合は、ソウだった。本当に分かっている人は、相手に判りやすくシンプルに伝えることができる。それが出来ない人は、まず<まやかし>だと思って良いだろう。
さて<クラウド>だが、現在のセールスフォースを解約してアマゾン.comのクラウドに乗り換えようと思う。アマゾンが通販で積み上げたノウハウは、音楽界にも活用できると思うからだ。セールスフォースは一般会社の業務の自動化・簡素化を得意分野として展開してきた会社なので、我々からすると、<沢山のアプリから我々の目指す業務に最適なものを発見し組み立てる>と言う作業は、余りにも複雑にすぎる。何しろアプリが2500以上もあるのだから・・・!
それと勉強して判ったことは、「日本のクラシック音楽の将来に、何が求められ」「日本の将来にとって、何がベストなのか」について、《シッカリとした見通し》による《綿密な設計図》を描けなくては、<クラウド>そのものを生かすことは出来ないと言うことである。その答えが見つかれば、問題の解決は難しいことでは無いと思う。一番難しいのは、最初の<単純な問い>に対する<シンプル>な答えを見つけ出すことだ。