クラシック音楽、jmc音楽教室、音楽企画制作、音楽普及活動、青少年健全育成、メールはkeizo@ohata.name宛


by jmc_music2001jp
 私の音楽上のターニングポイントは37年前、ヨーロッパ留学の第一歩を印したザルツブルグでした。

 夏の講習会を受講した午後、ホーエンザルツブルグ城の建つ丘を下流から上流の端まで散策したことがあります。丘の中腹に続く道を丘の裏側まで歩くと古い修道院にたどり着きました。ノンベルク修道院(....サウンド・オブ・ミュージックでマリアが入っていた修道院です)、薄暗いお御堂の長椅子に座っていると、背後の2階から人の足音・・・(2階部分の窓が開いていて)オルガンの音がお御堂の中に流れ込んで...歌が始まります...夕方5時の「夕べの祈り」の時間でした。

 延々と続くオルガンと賛美歌・・・それは「メロディー」でも「歌」でも「音楽」でさえも無く....唯、ひたすら「祈り」...。「これまで我々は<何か>を<表現>しようとしすぎていたのではないか?」そう言う想いに至りました。

 以後、宗教音楽の演奏を聴くたびに「祈りの欠如」を感じました....宗教音楽という楽譜を演奏するパフォーマンスに聴こえてきます。1,400年前、<祈り>と共に教会の中で産声をあげたのが<西洋音楽>です。その原点を見失っては音楽の根本を見失ってしまうのではないか?未だにその想いを抱き続けています。

 これはやはり、やらないわけにはいかないでしょうね。長く歌の指導を続けてきて、歌唱法のほぼ全てを解明できたと確信に近いものを持っています。コーラスの形で、それを実際のものとして示す必要があると思います。
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# by jmc_music2001jp | 2018-09-18 21:37
 様々な試行錯誤を経て、自分のやってきた事に見極めを持てるような時期を迎えています。これまでの経験を整理して<これからのコト>に一つづつ取り組んで行かなくてはなりません。

 2006年、将来「電子書籍」の時代がやってくると確信して、その研究開発に取り掛かりました。丸一年(365日)徹夜の作業に取り組み、2007年9月に「楽典入門」が(何故か??!)完成(!)以後、<動画>を組み込んだ電子書籍の開発までこぎつけて、開発を一段落させました。AppleがiPadで電子書籍ブームに火をつけたのが2010年ですから、3年先行していたわけです。

 (クラシック)音楽振興の役に立てたいと考えての開発ですから、<これから>順次具体的な商品開発を進めてゆきたいと思います。音楽界の現状を考えると「少子化」「お稽古事の多様化」などで教育環境はそれほど良いとも思えません。全国に散らばっている子供達の音楽教育のレベル向上に電子書籍が役立てるものを見つけ出さなくてはならないでしょう。

 その一つに「聴音」の学習があるのではないか・・・教室に通って先生に課題を弾いてもらう・・・これは、かなり無理なことに(すでに)なっているのではないか?と思います。それをより容易にする事に電子書籍は役に立てるでしょう。

 この作業に協働してくれる音楽家や音楽機関を見つけるコト、それが最初の作業でしょう。
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# by jmc_music2001jp | 2018-09-16 22:35

酒巡りin Paris 2018

 今、NHK BS で<日仏友好160周年>を記念した5時間番組が放映中。今しがた「酒巡りin Paris 」と言うコーナーを見て、所長室に降りてきました。

 我々は2014年< jmc フランスの芸術と美食の旅>を企画して、モンサンミッシェル→ロワール地方→パリ→シャンパーニュ地方を巡りました。パリでバレーとオペラを観る以外に、もう一つのテーマを掲げていました。それはフランス各地方のワインと郷土料理の「マイアージュ」です。旅行社に指示を出して、その土地の人気のレストランに郷土料理とそれに合わせた土地のワインを準備してもらいました。

 結果は衝撃的なモノ....食事のテーブルから、そのまま床に倒れこみそうになる程の味覚の衝撃「これがマリアージュか!」。各地方都市でそれぞれに特色をもち、共通するのは<マリアージュ>・・・。この世界を発見し作り上げたフランス<恐るべし!>。

 それ以降、同じ醸造酒である日本酒で同じ世界が見つかるハズだと、ずっと思い続けてまいりました。又、最近良くなったと評判の日本のワインにおいても、土地のワインと日本の食材による新しいマリアージュの誕生が期待できるに違いないと思い続けていました。<これからのコト>の最後の方にこの件も取り上げたいと思っていましたが、今日のBSをきっかけに図らずもブログに書くことになりました。

 フランス料理のシェフが日本酒と新しい料理のマリアージュを追求する・・・マリアージュの伝統が完成されているだけに、必ずや新たな味覚の世界を切り開くことでしょう。しかし、本家・日本人の味覚が日本料理の調理人と共に切り開く<日本酒とのマリアージュ>の世界は、まだ隠されているハズです。
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# by jmc_music2001jp | 2018-09-15 20:36

これからのコト(1)

 留学(ウィーン)から帰国して以来35年、クラシック音楽の普及と振興について、勉強しつつ思考を凝らし試行錯誤を続けてまいりました。それらの総決算として、これからは<今、私にできるコト>を一つづつ実行に移して参ろうかと思います。

 クラシック音楽の歴史と伝統の蓄積がない日本という社会の中においては、音楽家が長い時間(一生)を通じて学べる環境を調えておくことも、大いに意味のあることだと思います。まずその第一歩として<jmcミュージック・ネットワーク>を立ち上げます。そこで音楽家が一生を通じて自己研鑽を計る・・・その様な環境を提供したいと願っています。

 私は『音楽の核心』を斎藤秀雄とセルジュ・チェリビダッケに学びました。これを「自分が学べたから良かった!」で終わらせてよいものでもないでしょう。この様な『宝』は、取り込むものではなく『伝承』するべきものだと思います。その様な『宝』を『伝承』する場としても活用したいと思います。

 月1回の定例会、第3火曜日(メンバーの意見で変更可能)のAM10:30-12:00、jmc音楽研究所小ホールを会場に開催いたします。入会金・年会費は無料。参加費300円で、これを会場費とコーヒー代とします。

 <活動>は「新たなレパートリーの試演」「演奏会プログラムの試演」「毎年曲目を決め、コンツェルト(指揮伴奏付き)の研修」「作曲家や音楽史的テーマを決めた演奏及び研究活動」等々。

 研究活動の成果をクラシック音楽の普及活動の一環として、<レクチャー・コンサート>としてシリーズ化。今後、これらの研究活動が社会との接点(演奏会)を持てる様に努めてまいります。また<音楽普及活動>として重要だと思うのは、幼児や小学生を対象とした演奏会。これらを念頭に置いたプログラム研究も進めてまいりたいと考えています。

 第1回目は10月16日(火)AM10:30-12:00、jmc音楽研究所小ホール、参加費300円。オーディションで演奏する曲を1曲準備してください。<お申込み>は「音楽歴」を添えて、<jmcミュージック・ネットワーク参加申し込み>の件名で、以下のアドレスまでメールにてお申込みください。<jmc@jmcmusic2001jp.com>、jmc音楽研究所へのアクセス<https://www.jmcmusic2001jp.com/>またはインターネットで<jmc音楽研究所>を検索、ホームページ掲載の地図をご参照ください。熱意ある音楽家の皆さんのご参加を、心よりお待ちしています。
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# by jmc_music2001jp | 2018-09-12 22:05
 《 jmc欧州芸術と美食の旅2018 》の懇親会を開催いたしました。帰国後、DVDの編集に2ヶ月ほどを要します。八月の下旬、DVDの完成時期を見計らっての開催です。

 東京・大阪・愛媛からの参加者は残念ながら欠席、福岡のメンバーの十名ほどが久々に顔を揃えました。ゼクトの他にはフィレンツェのキャンティークラシコのワイナリーで入手した赤ワインを一本!フルボディーのこのワインは12時間ほど前にデキャンターして空気に触れさせておきます。牛のほお肉のシチューを仕込んで、このワインに合わせました。

 DVDは4枚、4時間弱の時間を要します、そこで懇親会では1巻から3巻を再生して、旅行の思い出を呼び起こしながら大いに語り合い、楽しく過ごしました。

 3時間ほどの懇親会でしたが、お終いころにはこの25年間になかったような異様な盛り上げりとなりました.......飲み過ぎかぁ?
<旅行のDVDを見ながら、大いに飲み・食べ・・・盛り上がりました!>
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# by jmc_music2001jp | 2018-09-06 18:22
 8月の初旬、<夏のミニ・コンサート>を開催いたしました。ピアノの独奏や連弾、モーツアルトのピアノ協奏曲(全楽章)などが披露されました。中でも今私が最も関心を寄せているのが「家族連弾」です。電子書籍(楽譜版)の「家庭音楽会」シリーズを使用して演奏します。一番の特徴は、「お父さんが指一本で参加できる家族連弾」と言う点。

 日本の普通の家庭では永いこと「子供が一人でピアノ教室に通い」「お母さんは、子供の練習のお尻の叩き役」「お父さんは蚊帳の外」と言う状況が続いてまいりました。子供は、一人だけで(意味もわからない)音楽を習わされる苦痛を感じ、お母さんは練習に集中しない我が子のお尻を叩くしか方法が見つからず、そんな様子を横目で見ながらお父さんは蚊帳の外.......。私の知る限り、ズットこんな風でした・・・・。

 ある時、研究所の資料室で西洋音楽史の書籍に驚きの事実を発見しました。16・17・18世紀の300年間に渡って、西洋社会では<全ての階級>の人が、一日の仕事を終えると<家庭音楽>を楽しんでいた・・・!<全ての階級>です!最下層の農民に至るまで!・・・「そうかっ!これが音楽が社会に深く根を下ろした原因の一つだったのだ!」....晴天の霹靂です。それまで35年間、音楽の本当の普及に関して試行錯誤し、頭を悩まし続けてきたのですから.....。

 そこで「お父さんが指一本で参加できる」シリーズの編曲を思い立ったのです。西洋音楽の珠玉の小品を「家族連弾」で楽しむ......音楽の「本当に美しいもの」を家族全員で作り上げる・・・家族の絆が生まれるだけでなく、音楽その物の「美しさ」を発見できるに違いありません。
<今回の「家族連弾」はシューマン<トロイメライ>、保育園の坊やもピアノの下で出演>
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<終演後は恒例の「かき氷大会」を楽しみました>
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# by jmc_music2001jp | 2018-09-01 16:01
 《 jmc欧州芸術と美食の旅2018 》のDVD編集が完了、本日よりDVDの制作に取り掛かっています。今回の旅行参加者の懇親会が26日の日曜日に予定されていて、希望者にお渡しする分だけでも当日までに完成させるつもりです。

 全部で4巻、4時間近いもので、見ていると旅の実感が蘇ってきます。人間は体験したものの実感を(体験したその時だけで)すっかり忘れてしまいます。しかし、ビデオはその『実感』を呼び起こしてくれます。展覧会の絵葉書でも、本物には遠く及ばない代物ではありますが、後でソレを見ると<本物の感動>を呼び覚ましてくれる・・・何よりも<本物><実体験><感動>こそ大切なものですが、その<感動>そのものは忘却の彼方へ、感動したと言う(中身の入っていない)<記憶の箱>だけしか残りません・・・しかし「絵葉書」や「ビデオ」は、その感動を呼び覚ましてくれます!

<第1巻/ローマ・フィレンツェ、第2巻/フィテンツェ・ビルバオ、第3巻/ゲルニカ・バスク地方、第4巻/jmc音楽サロン・帰国>
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# by jmc_music2001jp | 2018-08-24 23:01
 NHK.BS「奇跡のレッスン」野球編、元メジャー・リーガーの大投手ランディ・ジョンソンが、日本の少年野球のピッチャーを指導した番組。指導が明確で「理」にかなっていて、一々が納得させられた。その中でも(私にとって)衝撃的な一言があった、<母子球>だ。コントロールの精度を高める上で最も重要なポイント・・・『成る程!!』60年来の「胸のつかえ」が一挙に解決した!

 私が少年の頃は<西鉄ライオンズ>(現、西武ライオンズ)の黄金時代。怪童<中西太>がブルブルッとお尻を震わせては豪快なホームランを放ち、「神様・仏様・稲尾さま」と崇められた<稲尾和久>が連投に連投を重ね、大記録を打ち立てていた。水原率いる巨人軍との日本シリーズにおいて、<3連敗・4連勝>で劇的な日本一を勝ち取ったのも、この時代だった。

 そんな時代の少年達の遊びは、もちろん<野球>。日が暮れて辺りがすっかり暗くなるまで、野球に明け暮れる毎日だった。そんな野球で、私は一つだけ腑に落ちない疑問を持ち続けていた。ピッチングで突然コントロールを失って、とんでもない暴投になってしまう・・・この謎が解決しないまま、いつしか「守備」となると、率先して一塁を守るようになった。一塁であれば球を受けることは多いが、投げる機会はずっと少ない・・・ついに大学時代から社会人に至るまでこのスタイルは続いた。打撃の方はそこそこの成績を出せていたので、私の野球のアルバムは、最後までこのスタイルに固定されたままで終わっている。

 そこにランディ・ジョンソンの一言<母子球>!60年来の疑問が一瞬で晴らされた・・・まさに『晴天の霹靂』!!技術の秘密と言うのは、そんなもんだ。自分一人でやっていては何年経っても解決できないのに、それが「たった一言」で解決する!演奏の秘密にも同様の事が数多く存在する。「たった一言」で驚異的な変化を得られるのに、自分一人の努力では「なす術」もなく、闇夜の密林を放浪するばかり・・・。

 演奏家にも、何十年の努力の結果獲得した「秘密」がある。それは研鑽に研鑽を重ねた結果、ようやく手に入れた「極意」であり、自分自身のアイデンティティーを支える根幹でもある。したがって、そう簡単に他人に教えることは出来ない、自分自身の存在が胡散霧消する恐怖にさえ感じられるからだ。しかし、そのような「秘密」がなるだけ多く明かされる事が、その国のレベル・アップに繋がることは言うまでもない。<母子球>・・・よくぞ言った!ランディ・ジョンソン!日本の少年野球のピッチャーのレベルは、飛躍的に向上する事だろう。

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# by jmc_music2001jp | 2018-08-04 20:00

音楽演奏の基礎教育-2

 <お稽古事>の現状を眺めていて、時として「首を傾げる」ような状況に出会うこともある・・・「このまま先に進んで、一体何処に行き着くと言うのだろう......?」と言う疑問からだ。例えば<絶対音感>と言う書籍が出版されて、幼児期から絶対音感を身につけさせようとレッスンに通わせる例......「片手落ち」だと思うのは、<絶対音感>だけを身につけても、行き着く先は袋小路で、音楽のどのような世界にもたどり着けないのは明らかなのだが・・・。

 吹奏楽コンクールを目指した<朝練><昼練><夕練>・・・土曜も日曜もなく練習に明け暮れる・・・「根性無きは去れ!」。音楽の全てが、すっかり『根性物語』にすり替えられている。年齢的にも感性が最も鋭い時代、若さのエネルギーに満ち満ちた年代だから、全力で食らいつく!その頂点がコンクール本番の舞台!!その達成感に感極まって感動の涙に咽ぶ.....確かに<達成感>には違いないだろう。しかし、常軌を逸した練習漬けの挙句の<達成感>だ、彼らの『魂』に『音楽』そのものが見えていないのが問題だ!やはり「首を傾げる」.....。

 私は幼稚園児から小学校・中学校の生徒に<歌唱>の指導を行ってきたけれど、いずれの場合も「歌唱において、いかに身体を使うのか」については、実質的な指導を受けていない・・と言うのが印象だ。特に幼稚園児などは、「元気に!」などと声をかけられた日には、突然「ガァ〜ッ!」と怒鳴り出して、音程が無くなる。小・中学生の男子などは<高いド>から上になると、喉が閉まる不安から急に歌えなくなってしまう。「身体の使い方さえ習えば、誰でも歌えるのに.....」と残念な気持ちになる。明治以降100年以上も<歌唱>の授業はあったはずなのに.....やはり「首を傾げる」のだ。

 ピアノやヴァイオリンの生徒にも「もっと楽に弾けるのに...」と思うことが多い。言い方を変えるなら「楽にした方が、もっと弾けるのに....」だろうか・・・。創造主は人間を『想うことが出来る』ように設計された。それはそれは素晴らしい創造の仕組みなのだが、ほんの少しの欠点を残したままに創造された、それが<人間の弱点>として残されてしまった。

 人間は<交感神経>と<副交感神経>を駆使して自らの身体を操ることができる。ところが「積極的な行動」の一つである「演奏する」と言う行為の時に、「積極的な意思」に反応する<交感神経>が、本来の(楽器)演奏に不必要な筋肉にまで働きかけて、『無駄な力』となって演奏行為を阻害することになってしまう。変にやる気が高じて、本番で「上がってしまう」ような場合にも、似たような状況が発生する。

 <演奏>という「積極的な行為」(そのような意思)と「無駄な力を抜く」(という意識)を同時に働かせないと、(純粋な)<演奏という行為のための身体の動き>は得られない。この関係を<音楽総合基礎クラス>のプログラムを通じて、体得させることはできないか......そんな願いもあって、音楽基礎教育プログラムを考案して見たいと願っているところだ。
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# by jmc_music2001jp | 2018-07-28 23:19

音楽演奏の基礎教育-1

 「音楽」が人間が生きる事と密接不可分に結びついている・・・と言われてみると、世界の誰もが「そうだなぁ〜、ソウかもしれない......」と答えるのではないだろうか?世の中を見ていると・・どうやら<そんな気>になってくるからだろう。

 そもそも人類が<猿>と分科して<人間>への進化の道を歩み始めて500万年から700万年と言われています。現在の人間のコミニュケーション・ツールは言語(文字と言葉)、ところで一体それは、どのくらいの歴史があるのだろう?エジプトの象形文字がアバウトで5千年くらいだから、記号化の始まりに遡ったとしても、せいぜい1万年くらいではないだろうか?それでは<言葉>は?・・言葉の起源を明確にすることは不可能だろうけれど、もう1万年プラスして2万年前????

 それでは<文字>も<言葉>も生まれていないそれ以前の698万年の間、人類はどのようにしてコミニュケーションを取っていたのだろうか?・・・それは『音楽』(歌う)という手段に最も近い方法で伝え合っていた。「声帯」を始めとする<発声器官>が備わっているのもその証だし、人間の受精卵が分割して最初に形成される器官が「鼓膜」だとも言われている。

 魚の<側線>(鯵の体側にはっきり確認できますネ)が進化して(人間の)<鼓膜>になりました。そもそも魚も哺乳類(人間)もみんな「音」で伝え合っているのです。それは(人間で言えば)『音楽』に一番近い方法で・・・『音楽』は人類700万年の歴史を紡いだコミニュケーション手段であると説明できるのです。

 ところが現代、我々は生まれて以来「〇〇ちゃぁ〜ン!」「パパでちゅヨ〜!」・・と言葉を浴びせられ、幼稚園では<ひらがな>を覚え(させられ)、どうかしたら<英語教育>も珍しくもなくなってきて、小学校では<漢字>のテスト、さらには<英単語>!!・・・コミニュケーションは<記号>でするものだ・・と誤解が生じたとしても無理もない.....。

 かくして我々は、創造主がプログラムした『歌う能力』を十分に機能させないまま成長してしまう......<足>に「歩く能力」がプログラムされていても、10歳まで歩かされることがなければ・・・その後のリハビリがどれ程大変なことか!!<言語>よりも遥かに深く永い歴史をもつ『歌う能力』・・・これを回復させることは、『生き物』としての<心身>の健やかさを回復することにも繋がるのではないでしょうか。

 人間が「意思を伝える」こと「表現する」ことの根底には<歌う機能>が深く・大きく関わっています。それは「歌唱」に関わらず「器楽の演奏」においても然りです。その導入を「音楽総合(基礎・応用)クラス」においてプログラムしたいと考えています。
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# by jmc_music2001jp | 2018-07-23 18:58