近頃感心するコト・・・
2009年 12月 05日
かつては『芸術』にお金を使う気などほとんど無かった日本という国から、このような素晴らしい『芸術家』と呼ぶにふさわしいスケーターが生まれる、しかも何人も出現している現状には、只々目を見張るばかりである。
優れた指導者が居たことはもちろんだろうが、それだけでは世界トップレベルの人材をこれほど沢山輩出することは無理である。組織運営の優れていること、つまりマネジメントの勝利であることに他ならないであろう。
かつて斉藤秀雄が桐朋学園での音楽教育で世界レベルへの窓を開いて以来、日本の水準をさらに引き上げるほどの活動は、未だ音楽界においてなされていないのが現実。この現状をどうするか・・・5年間、考えに考えた処方箋は、有効に違いないと信じてはいるのだが・・・。