「魔笛」の朗読
2010年 12月 06日
朗読の台本は、電子書籍Vier Weg「コールユーブンゲン」制作の合間を縫って、私が書き上げました。通常は既刊の本を使用するのですが、この「魔笛」(魔法の笛)に関しては、タダ<筋>を述べているだけのお粗末な文章なので、私が台本を手がけることにいたしました。このオペラの持つ雰囲気・空気・素敵なもの・面白い部分が<朗読>によって聴衆に伝わらなくてはなりません。
今日の練習に二人の幼稚園児が初参加いたしました。彼らの担当する部分だけは、特別に大きな文字に<ふりがな>を付けた台本を別途制作いたしました。初めての体験に少々緊張しながら、それでも精一杯しかも立派に朗読に挑戦いたしました。
このプログラムで重視しているのは『イメージする力』を涵養することです。物語の登場人物の特色を考え、舞台の現場を想像し、いかに表現するかについて具体的な手法を明確にながら取り組みます。中学生ともなると、朗読も堂に入ったものです。そんな環境の中で、初めての朗読に挑戦した幼稚園児の二人、今後ぐんぐんと逞しく、自分の中に《想像→創造》の世界を築き上げてゆくことと思います。
<初「朗読」に挑戦した、ナツキちゃん(4歳/左)とアズサちゃん(3歳/右)>
