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by jmc_music2001jp

18年前の『志』

 部屋の模様替えをやると、色々と昔の資料なんかが出て来て.....「う〜ム」と、つい読みふけることになったりする。山下くんと言う知らない男性からいただいた封書が出て来た・・・京都市北区93.7.1の消印だ。

 彼の友人が“ふくおか経済”(雑誌)の記者で、その彼から私の活動を伝え聞いたらしい。「聞き手の育っていない土壌には、優れた音楽家の誕生が困難であろうと考えます」「日本社会に芸術の果たすべき役割は大きいに違いありません」・・・と言って、私の活動に励ましの言葉を書き記してくれている。

 確かに、過去に一度“ふくおか経済”の取材を受けて、記事にしていただいた事は覚えているが、中身については忘れてしまった。この手紙からすると「優れた音楽家の育成」などについて語ったに違いない。

 又、スピーチの構成に関する原稿も出て来た、これは何時のものかは分らないが、スピーチのテーマは同じだ。何十年前と『今』と、全く変わっていない・・・何だろうね?『コレ』は。

 そもそも振り返ってみれば、1982年ウィーンから帰国して以来、約30年近く同じテーマを追い続けてきたことになる・・・それが現在の「レーベンス・マイ」となって現実化したが、それとても<途上>のものであり、安定して継続的に活動を続ける運営形態については、現在も模索状態と言っていいだろう。

 前例の無い事に取り組もうとすると、このように時間と労力を求められることは覚悟の上だが・・・、今回キッカケを得て、振り返って見ると約30年・・・少々不思議な気分に捕われる。これは私のライフワークの一つになるのだろうか?

 手紙をくれた山下くん、「一生涯かけて達成するもの」を見極めたい、その「判断力を身につける」為に「来年は<旅>に出る」・・・と結んであった。あれから18年、今はどうしているんだろうか?顔も知らない山下くん、一度会ってみたいな・・・と思う。
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by jmc_music2001jp | 2011-07-05 23:55 | 芸術随想