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by jmc_music2001jp

『友』遠方より来る

 昨日昼過ぎ、突然の電話が入った。能楽師の河村晴久(観世流シテ方)さんだった。「今、福岡に来ているので夕方そちらに伺いたい」との事、「どうぞドウゾ、大歓迎です」とお応えした。

 河村さんとは昨年9月、ご招待を受けた京都の観世会館で、能『小督』(こごう)を拝見させていただいて以来、11ヶ月振りになる。舞台を拝見して「成る程!能とはこう言うものか」と得心するにいたった。何にでも言えることだろうが、「本物に生で触れる」ことに勝るものは無い・・という体験であった。

 さて、<我が友>河村さんと会うと、「話は尽きない」状態に陥ってしまう。彼からは「豪速球」が<ド真ん中>に投げ込まれるし、私もなんの躊躇もなく「本心の直球」を投げ返す。こんな充実した楽しい会話の時間は他には無い。

 初めにお出しした珈琲一杯で、2時間程を話し込んだ。8時になったので準備したサラダ・生ハム・カマンベール・トマトサラダを出して、所長室の酒蔵に寝ていたシャンパン《モエ・エ・シャンドン》 ブリュット・アンペリアルを抜いて乾杯(もちろん、クラスは製氷室でキンキンに冷やしている・・)。シャンパンとベスト・マッチングのオードブルをいただきながら、さらに話を続ける・・・なんと豊かで満たされた時間であることか。美味い酒は、決して一人では飲まない、『友』と分かち合ってコソ・・・である。

 その内にホット・プレートで暖めておいたパエリアの《おこげ》状態も良くなる。皿につぎ分けてレモンを絞って食すると・・・これが何とも美味。大切な友との語らいと美酒、そして美食・・・人生の一番幸せな過ごし方の一つではなかろうか。

 
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by jmc_music2001jp | 2011-08-06 07:44 | 芸術随想