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by jmc_music2001jp

やさしくて甘い砂糖漬けの国

 先ほどリビングをのぞいたら、谷村新司が“ふるさと”を歌っていた。勿論BSのことだが、どこやらのブルー・ノートらしい。なんともホノ甘いふわふわのマシュマロのような“ふるさと”だった。1番を歌い、2番、再び1番を歌って・・終わり。3番の歌詞だと“ふわふわのマシュマロ”の仕上がりが悪いと判断したのだろうか?谷村新司だったら、かまわずやってのけたかも知れないが、1番を繰り返したほうがマシュマロの“ふわふわ”感が美味しく仕上がる、と判断したに違いない。

 平成の日本の(一般的な)精神文化には、内に優しく、灰汁抜きされた、何ともほの甘い味覚を感じる。「内に優しい」は古来からの日本の特徴だと思うが、明治・大正・昭和にはもっとエネルギッシュで灰汁の強い人間が生きていたように思う。もっと骨があったし、骨太で気骨ある人間が多く見られたと思う。今はまるで<骨抜き>、「草食男子」などその典型なのではないか?

 鉢呂吉雄経済産業相が、10日辞任した。記者会見では、辞任のきっかけとなった言動についての、具体的な説明を求める声が多く、中には「説明しろって言ってんだよ!」と声を荒らげて詰問する記者まで現れたそうな。なんと言う未成熟・未発達で脆弱な精神であろう。このような「もやし」のような精神の持ち主でも、いっぱしの<正義の味方>を気取って、記者として仕事ができるのが今の日本なのだ。

 そのようなマスコミの有り様に苦言を呈することもなく、<羊>のように流されるままの国民。日本の首相の任期が短すぎる・・・と、世界の日本(の政治)に対する評価(信用度)が低いと聞くが、歴代の大臣が辞める原因となった<失言>とやらも、「そんなコト言ったら可愛そう」「人の心を想いやれないヒドイ人」・・・と言った類いの非難となって、野党やマスコミが責め立てるのが原因となっている。それで「有効」なのが、この国の政治の不可思議な部分ではなかろうか。もっとやる事があるだろうに・・外国人はどのように見ているのだろう。
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by jmc_music2001jp | 2011-09-13 00:49 | 芸術随想