ITをクラシック音楽の普及と隆盛に役立てよう!
2012年 05月 17日
私はこの力をクラシック音楽の為にも活用できるハズだ・・・と永年考えてきた。クラシック音楽と人とが出会う為の仕組みとして何が一番良いことなのか・・・一番<幸せな仕組み>は何なのか・・・についてである。
一つは2006年から取り組んだ電子書籍の出版だ。マルチメディアを駆使した電子書籍であれば、音楽情報の地域格差を大きく縮めることができるのだ。演奏家としての経歴も踏んだ私には、正しいより良い演奏法という技術の教授がいかに重要であるかについて、良く知っている。ところが東京に住む一流の先生に学ぶには、先ず<ツテ>を持たなくては実現しない。次に、交通手段や宿泊にかかる経費、レッスン料・・・いったい幾ら掛かるのか?!しかしマルチメディアを駆使した電子書籍であれば何十分の一の経費で、実際にレッスンにつく場合の(少なくとも)8割を伝えることができる。しかも、どんな山奥でも離島に住んでいても関係なく・・・。これがクラシック音楽に与える貢献度は如何ほどであろうか・・・少なくないと思っている。多くの人がより良い音楽に触れる為に役立てるからだ。だから1年間365日を徹夜して開発したのである。
いま一つ、近年のトレンドはSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)。これに注目して、現在勉強を続けている真っ最中。昨晩も福岡市内で開催された「IT飲み会」に参加した。ただ飲んで知り合いを増やす・・・みたいな会なんだけれど、人は先ず<知り合う>ことからしか、何も始まらない・・・のだから、意味はあるのだ。
プレゼンテーションもあったりして、<今>のトレンドやその裏情報などにも触れられて、やっぱりコンナ所に来なくては得られないものがチャントある。何だか不思議な気もする雰囲気だけれど、今の時代の先端で、コンナに<沸騰>している世界があるのか・・・と刺激を受けるものも多い。
これらの(混沌の)中から、潮目を明確に見抜けなくてはならない。自分の性格ではそう思うのだが、現状を見てみるとどうやらソレとは異なるようだ。つまり、「次から次に新しいものが現れてくるのだから、色々考えるより先ずヤッテ見ろ!」と言うわけだ。「だめなら止めて、次の新しい技術を試せばイイ」・・・今の注目されている人たちは皆さんソンナ状態で走っている。地方自治体のホームページを全部facebookに移行させてしまった武雄市の市長の話は、全く持って面白い。もっともコノ時代にふさわしい発想の持ち主だと言えるのかも知れない。
こうやって・・・『今』を勉強している。