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by jmc_music2001jp

アルプスを越え “トリノ” へ

 12時間20分ほどのフライトでフランクフルトに到着すると、同じルフトハンザに乗り換え、白く雪を頂いたアルプスを眼下に、トリノへと向いました。<アルプスを眼下に、トリノへ>
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 トリノはイタリア国家統一時の首都、碁盤の目に規則正しく区切られた通りと、屋根瓦の色や建物の高さが統一されて、落ち着いた古都といった印象です。道幅と建物の高さが同じなのも、街の印象を一層落ち着いたものにしているように感じました。

 街中で異色を放つ建物は<トリノ国立映画博物館>。最初はユダヤのシナゴークを作る計画だったそうですが、建築費が嵩んで手がでなくなり、結局は国が引き受けて映画博物館にしたとの事、館内は映画となる前の色々の発明品の本物があり、実際に動かして観ることができて興味津々、当時の人々の<ワクワク感>がそのまま伝わってまいります。フェリーニ監督の書斎の再現や台本などもみれて興味深い場所でした。映画と言う虚構と夢の世界がゴチャゴチャと詰め込まれた、まるで「おもちゃ箱」に入ったような印象、「面白い!」の一言です。
<トリノ国立映画博物館の外観と展望フロアからの市街>
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 カテドラルを見学した後は、「ムラッサーノ」で発祥のイタリアン・サンドを昼食にいただきました。小さな店ですが内装は非常に美しい、その昔ベルディやプッチーニも足繁く通った店です。フッと、これもトリノ発祥のマティーニのことを思い出し、昼間からドライ・マティーニを注文すると・・・コレがまた非常に美味。突き出しに出て来たオリーブの実と非常に相性が良い。日本で飲むマティーニとは随分印象が違い、こちらの方はよりソフトな口当たりで、量はずっと多い。マティーニにオリーブの実が付いてくる意味を初めて納得したような次第です。

 その次に、ビチェリンを発祥のお店「アル・ビチェリン」でいただく。女主人がビチェリンをテーブルに置くと「コレ(スプーン)があるけれど、混ぜずにそのまま飲むのだ」と言って、スプーンを伏せて奥に引っ込んでいった。上層に生クリーム、次に暖かい珈琲、そしてカカオ(ドリンク・チョコレート)・・・珈琲からカカオに順に味が変わって、おしまいには濃厚なカカオが舌に残る、そんな飲み物でした。味覚の変化を楽しむもののようです。
<ムラッサーノの室内、中庭でビチェリンをいただく>
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by jmc_music2001jp | 2012-06-06 22:46 | 音楽企画制作