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by jmc_music2001jp

チューリッヒ歌劇場、旅の終り

 5月31日はこの旅行の重要なテーマの一つであったチューリッヒ歌劇場、ネルロ・サンティ指揮によるベルディの「仮面舞踏会」の鑑賞です。宿泊ホテルからはチューリッヒ湖畔の道を歩いて5分程、お天気は幸いなことに寒さを感じることも無く、コート無しで劇場まで歩いて行きました。高地のお天気は変わりやすく、終演時には小雨の予報も出ていて、一部の人は傘を持って出かけました。

 劇場はこじんまりとした、昔ながらの美しい内装です。我々は最前列と2列目の中央に席を確保、指揮者の息づかいが感じ取れる場所なので、期待も一層膨らみます。演奏が始まると予想通り、指揮者の指揮振り、小声で歌う様子、思わず口を突く<歌詞>、カウントする声、額の汗・・・等々、普段では決して知る事の出来ない細部が、全て伝わって来て、貴重な体験でした。

 演出は昨今の世界の歌劇場の例にもれず、新しい演出法の試みではありましたが、チューリッヒが他の劇場と決定的に違うのは、『オペラのテーマ』を掘り下げ、そのテーマにそった照明・衣装・演出法に忠実である事です。一舞台にかける予算は抑えていても、「表現すべきテーマ」に矛盾する演出になることを最も恐れている。その計算の慎重さを伺い知ることができます。そこに、劇場としての『匠の技』のようなものを感じました。
<ネルロ・サンティ、終演後のカーテン・コール。割れんばかりの拍手とブラヴォーに応えて>
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 終演後、オペラ座の階段で記念撮影をいたしました。これも今や恒例になっていて、良い想い出の一つとなっています。その後はオペラ座の隣のレストランで軽く食事をしながら、終演後の寛いだ時間を過ごしました。スイスの白のワインは、どこで飲んでも美味しかった。それぞれがこの旅を振り返りながら、ワインとオードブルで満ち足りた時を過ごしました。
<オペラ座の階段で(一部の人が先に帰っていて、残念でしたが・・)記念撮影>
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 6月1日はチューリッヒからフランクフルトへ移動、日本へのルフトハンザ機が機体変更になって、出発も名古屋到着も遅れ、福岡への乗り継ぎのANAは、次の便に変更になりました。福岡に到着したのは2日12時半頃、無事に帰国できたことを喜び、空港で解散式を行いました。7月上旬には、反省会で皆さんと再会することになっています。
<福岡空港で記念撮影>
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by jmc_music2001jp | 2012-06-17 21:53