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by jmc_music2001jp

モン・サン・ミッシェル [手記4]

 美しいオン・フルールの旧市街をひと巡りした後は、約200Km離れたモン・サン・ミッシェルへのバスの旅でした。夕刻に到着、以前訪れた時とは随分と様子が変わっています。島の随分手前に駐車場が出来ていて、ここからはガソリン車は入れません。島との間を結ぶ電気自動車(バス)に乗り換えです。随分昔から島まで続く道路が作られていた為に、道路が大潮の時の海流を阻んで、川から流れ出る土砂の堆積が問題視されていました。

 この問題を解決する為に、道路を無くして橋を作り、本来の海流を取り戻そうと工事を始めました。現在、工事の真っ最中。随分と頼りない橋脚の上に橋の工事が続いています。完成すれば、その下を大潮の海流が流れることになります。モン・サン・ミッシェルの入り口周辺まで、<工事現場>の中を歩いてゆくことになります。<モン・サン・ミッシェル!>への憧れとその風情が完全に削がれてしまい.....残念でした。

 すでに陽は水平線に沈もうとしています。楽しみにしていた夕刻の島の外側を一周する計画は、この工事によって出口が封鎖されて叶いません。それでも島の外壁を歩いて水平線(地平線と言うべきか)に沈む太陽と夕焼けを心に刻むことができました。
<水平線に沈む夕日>
モン・サン・ミッシェル [手記4]_d0016397_2534376.jpg

 夕食は名物の<オムレツ>を最初にいただきましたが、「名物に美味いものなし」の言葉通り、特段美味しいものではありません。しかしメインに出された子羊は素晴らしく美味なものでした。周辺の牧草地の草は、ここの土地柄で塩分を含んでいるそうです。そこに放し飼いされている羊は、肉に僅かな塩分をふくみ美味しく感じるのだそうです。さらに、セレクトされた地元の赤ワインとの取り合わせが絶妙でした。

 翌日は最上部の修道院まで長い階段を登り、12時からのミサに預かりました。このミサに参列するのは2度目、今回の旅の外せないものの一つです。西洋音楽は教会の中で生まれ、祈りと共に育まれてゆきました。その根底に『祈り』があることは、音楽する者が決して忘れてはならない事です。昨今の国籍不明のパフォーマンスに、目を眩まされてはならないと思います。
<旭の登る水平線/レ・テラス・プラール右最上階に宿泊>
モン・サン・ミッシェル [手記4]_d0016397_2545955.jpg


モン・サン・ミッシェル [手記4]_d0016397_2552987.jpg

<最上部、聖堂隣の天空の回廊>
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by jmc_music2001jp | 2014-07-12 02:57 | 音楽企画制作