乾杯!の右手
2014年 11月 06日
今回のテーマは<冷やでヨシ、燗で良し>。今回は滋賀県の<萩乃露>が蔵出しした純米酒『雨垂れ石を穿つ』と石川県の<菊姫>の純米限定酒『鶴乃里』(この酒は我らの愛飲酒)。
『雨垂れ石を穿つ』は本当に良く出来た酒でした。久々に旨い酒に出逢いました。35度くらいから始めて、55度の「とびきり燗」にまで5度刻みで温度を変えて行くのですが、少しづつ表情を変えてゆくのですが《佇まい》にブレが無い、見事に仕上げられた酒です。
菊姫「鶴乃里」は相変わらずの見事な<男振り>。温度を変えて、表情は変わっても、口に含む度に「文句あるカッ!」・・・・ッと、弩やし付けられます・・・・文句のあろうハズがございません。
印象として 『雨垂れ石を穿つ』は少し女性的、「鶴乃里」は男性的な酒と言えるでしょうか。いずれの酒も、その<佇まい>にブレが無いのが見事です。
薄暗い部屋で最初の乾杯を記念撮影するのですが、今回は何を勘違いしたか・・・私は右手と杯だけの写真となってしまいました。12名のメンバー全員が大満足した例会となりました。
<最初の乾杯!右手と杯だけの私。左「鶴乃里」、右『雨垂れ石を穿つ』>