金子みすず〝魂がみた世界〟
2017年 09月 17日
詩をカードにして、KJ法を使って<同じ背景>を持つもの同志をグループ化して見ようと思っています。その先に<金子みすず>の<心の地図>が見えてくるのではないか?・・・詩同志が一つの星座を形作り、星座同志が<金子みすず>の<心の宇宙>を形成するのではないか・・・と期待しているのです・・・が、一つ一つ現れる詩の世界がトンデモナイことになっていて、無論まだまとまった事は何一つ言えないのだけれど、<金子みすず>の『魂』がとらえた宇宙が余りにも美しいのに、心が締め付けられる程の思いがします。
永年想い続けているコトだけれど・・・今一番大切な事は『魂の復権』ではないだろうか?かつての巨匠のように『音楽を魂で捉える』こと・・・現代の演奏の多くが<パフォーマンス>に終始しているように思われる。<宗教音楽>にさえ『祈り』が聴こえてこない......。
このような時代に<金子みすず>が『魂で見据えた世界』に光をあてるコトは、大いに意味あるコトだと思う。人々が<自らの内にある魂>の存在への気づきを得れば、漂流する社会への羅針盤となるのではないだろうか?