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by jmc_music2001jp

VierWeg楽典『上級1』第6章(和声進行の法則)

VierWeg楽典『上級1』第6章【和声の進行・カデンツ】

 和声進行の根幹は主音(主和音)から始まり、主音から生まれた属音(属和音)に進み、再び主音(主和音)に戻ってくる進行にあります。主音から5度圏を右回りに1つ移動して、左回りに再び主音に戻ってくる......。自宅から学校(会社)へゆき、再び自宅に帰ってホッとする....自宅は安心してくつろげる場所、学校(会社)は緊張したストレスを伴う場所・・・この繰り返しが日々の暮らしであり、和声進行の原型とも言えるものです。

 人間は<交感神経>と<副交感神経>が交互に働いて生きています。息を吸う時は横隔膜が収縮(交感神経の働き)、吐く時は横隔膜が緩む(副交感神経の働き)。同じように『音楽』も<緊張>と<弛緩>の連続により流れてゆきます。主音から5度圏を右に廻るほど<緊張>は高くなります。そして5度圏を一つづつ左(時計の針の逆)廻りしながら主音へと戻ってゆきます。この和声進行を<ドミナント進行>と呼びます。

 逆に5度圏を右廻り(時計の針の方向)する和声進行が<サブドミナント進行>。これは(自分を産んでくれた)お母さんを訪問して(心がほっこりして)自宅に帰り着く・・・そんな関係に似ています。一般的には主音(主和音)から(完全5度下の)下属音(下属和音)に進行してから再び主音(主和音)に戻る進行が用いられます。

 いずれの場合も、進行の道筋は5度圏に沿って行われ、その源流を辿れば『倍音』の原理にたどり着きます。
<VierWeg楽典『上級1』第6章【和声の進行・カデンツ】>
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by jmc_music2001jp | 2017-12-21 22:32