人気ブログランキング | 話題のタグを見る

クラシック音楽、jmc音楽教室、音楽企画制作、音楽普及活動、青少年健全育成、メールはjmc2001jp@gmail.com宛


by jmc_music2001jp

VierWeg楽典『上級1』第7章(和音の機能と終止)

VierWeg楽典『上級1』第7章【常用カデンツと終止】


 <主和音>は楽曲の中心となる和音、この機能を<トニック>(略記号:T)と呼びます。次に<属和音>は5度圏を左廻りに主和音に進行する力が最も強い和音、この機能は<ドミナント>(略記号:D)と呼ばれ、<下属和音>は和音の第5音に主音を含む三和音で、その機能を<サブドミナント>と呼びます。


 (T)→(D1)→(T)または(T)→(D2)→(D1)→(T)の<ドミナント進行>、(T)→(S)→(T)の<サブドミナント進行>の組み合わせで楽曲が構成され、これらの和声進行を<常用カデンツ>と呼びます。


 文章においては<句読点>( 。や 、)で読む人にハッキリと意味を伝えます。和声進行において<句読点>の役割を果たすものを<終止>と呼びます。音楽の<句読点>は『全終止』『偽終止』『半終止』『変終止』の四種類が使用されます。

<VierWeg楽典『上級1』第7章【常用カデンツと終止】>

VierWeg楽典『上級1』第7章(和音の機能と終止)_d0016397_16451415.jpg

by jmc_music2001jp | 2017-12-22 16:46