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by jmc_music2001jp

〝共通の認識〟《伝わる》コト

 3月25日に<春の合同発表会>を開催いたしましたが、そこで非常に興味深い出来事に出会いました。私が女声合唱団を指導していた頃から、およそ25年程も指導に関わっている二人の生徒が、急に上手く歌えるようになった事です。これには驚きとともに非常に嬉しく感じられました。

 〝響き〟に関して、昔の造船技術になぞらえて説明すると急激な変化が見られ、同時に他の要素との調和がとれて歌うことが自然のままに解放されました。鳥が空中に解放されたように、「歌う」と言う行為が<自由>に解き放たれたのです。

 昔、こう言う事がありました。生徒が「先生(私)を一度(自分の知っている)気功師のところへ連れてゆきたい」と言うのです。「治療で施術を受けている気功師の言う事と、(歌を教えている)先生(私)の言う事が同じ」だから、と言うのがその理由でした。歌は心身のすべての機能が円滑に調和した状態でないといけません。健康という面から見て、その調和を図る気功と同じであっても不思議はないだろう・・・そう思って、気功の世界に足を踏み入れる事にしました。丁度、母が入院していたので、医療気功を学べば役に立つかもしれない、と言うのがもう一つの動機です。

 4年ほど気功の先生の下で学びました。有名な師匠でしたが、4年目にその師匠から「プロにならないか?」とお誘いを受けたのは、密かな自慢でもあります。「気功は教えたから出来るようになるものでは無い。君は初めから気が出ている」との事、もちろん丁重にお断りしました。気功を学んで良かった事は、歌で言うならばそれまで<10の言葉>を使って説明していたことを<4つの言葉>で説明できるようになったことや、指揮法の世界においても非常に大きな武器になったように思います。

 一つの世界(小宇宙)を伝える為に、様々な手段・方法を駆使いたしますが、他の人にそれを正確に伝えるのは至難の技です。それは、受け止める側の『認識』と伝える側の『認識』に位相のずれがあることも一因でしょう。6月21日(11月にもう一度)には文化庁の派遣で大牟田の平原小学校の生徒に『歌』を指導しなくてないけません。1年から6年までの学年の差、生徒の人数分だけ<認識の差>があると考えるべきでしょうし、短い時間でどれだけの成果が得られるか・・・大きな課題に挑戦です。
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by jmc_music2001jp | 2018-04-15 21:39