〝jmc欧州芸術と美食の旅2018〟2日目のフィレンツェ
2018年 05月 02日
主回廊にあるパッツィ家礼拝堂は、そのシンプルさが洗練された印象を与え、白い壁面上部の彩色テラコッタのデザインと横に位置する僧院中庭が醸し出す空間こそは、まさに「フィレンツェ・ルネサンスの凝縮」。 ジョットによるフレスコ画「聖フランチェスコ」も必見でしょう。
続いてはフィレンツェの代名詞とも言える「ウフィツィ美術館」。ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」や「春」、レオナルド・ダヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロなどの三大巨匠の作品。ジョットの「荘厳の聖母」、リッピの「聖母子と二人の天使」も見逃せません、楽しみです。
「ピッティ宮」はアルノ川の西岸、ウフィツィ美術館とはヴァザーリの回廊で結ばれています。「パラティーナ美術館」は「ピッティ画廊」とも呼ばれ、ラファエロのコレクションで有名です。『椅子の聖母』『大公の聖母』『ヴェールを被る婦人の肖像』などが展示されています。天井に描かれた見事なフレスコ画や、イタリアが世界に誇る中世絵画を、思う存分楽しむことにいたしましょう。
夕方5時の特急列車でローマへ。初日の宿泊ホテルに戻り、この日はローマ泊。