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by jmc_music2001jp

<これからのコト(3)>「ターニングポイント」

 私の音楽上のターニングポイントは37年前、ヨーロッパ留学の第一歩を印したザルツブルグでした。

 夏の講習会を受講した午後、ホーエンザルツブルグ城の建つ丘を下流から上流の端まで散策したことがあります。お城の下に続く道を丘の裏側まで歩くと古い修道院にたどり着きました。ノンベルク修道院(....サウンド・オブ・ミュージックでマリアが入っていた修道院です)、薄暗いお御堂の長椅子に座っていると、背後の2階から人の足音・・・(2階部分の窓が開いていて)お御堂の中にオルガンの音が流れ込み.....歌が始まります、...夕方5時の「夕べの祈り」の時間でした。

 延々と続くオルガンと賛美歌・・・それは「メロディー」でも「歌」でも「音楽」でさえも無く....唯々、ひたすら「祈り」...。「これまで我々は<何か>を<表現>しようとしすぎていたのではないか?」私はそう言う想いに至りました。

 以後、宗教音楽の演奏を聴くたびに「祈りの欠如」を感じました....宗教音楽という楽譜を演奏するパフォーマンスに聴こえてきます。1,400年前、<祈り>と共に教会の中で産声をあげたのが<西洋音楽>です。その原点を見失っては音楽の根本を見失ってしまうのではないか?未だにその想いを抱き続けています。

 これはやはり、やらないわけにはいかないでしょうね。長く歌の指導を続けてきて、歌唱法のほぼ全てを解明できたと確信に近いものを持っています。コーラスの形で、それを実際のものとして示す必要があると思います。
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by jmc_music2001jp | 2018-09-18 21:37