音符の最後に<十六分音符>を学びます。音符の書き順などお母さんに詳しく説明しています。しかし、幼児には「書く」ことはかなり難しい、それよりも色々なテンポで<リズム打ち>することで、「身体(運動)感覚」として相互の時間的比率の違いを認識することの方が遥かに重要です。
第16章の課題では<2分音符>から<16分音符>までの4種類のリズムを同時に含みながら演奏されます。この演奏から「自分のリズム」を聴き出して<リズム打ち>することは、認識をワンランク高度なレベルに引き上げることに繋がります。
4種類のリズムの中から、お母さんとお子さんが色々と種類を変えて選択し、<楽しい遊び>として工夫することが望まれます。家の中の「音がでる物」を並べて、<音色・音質>の違いを楽しむこともお勧めです。