私の指揮法の生徒に、中学のブラスの指導をしている先生が居ます。4月に新入生が入ると、吹奏楽素人の彼らへの指導に頭を悩まされます。学校の先生はただでさえ様々な指導に時間を取られ、多忙を極めます。
「何があったら指導の手助けになる?」と尋ねてできたのが『吹奏楽の基礎』理論と実習ーⅠ巻/2巻。今日のレッスンで彼の携帯にコピーして、色々触ってもらうことにしました。現場の先生の意見を求めたいと考えたからです。
楽器演奏に入る手前の段階での、最も重要な基礎からシッカリと記述いたしました。基礎の楽典から、楽器入門の初期段階の練習方法について、<音>の出る電子書籍の強みが十二分に発揮された指導書です。最も重要な<基礎>について、身体の使い方、取り組む<姿勢>などを、<楽典>の基礎知識と共に学べるように工夫しています。子供達のお役に立てれば嬉しい。