耶馬渓・阿蘇への吟行
2008年 05月 05日
彼は俳人であり、人生の集大成を俳句に込めたいと思っている。1年程前に一度訪ねたことがあり、日田の街を散策しながら案内してくれた時、「この辺りのあらゆる物が俳句になってますよ」と笑って語ってくれた・・・と言うのも、その昔交通事故にあい足腰を傷めてしまった彼は、歩行が容易ではない。その上、可能だった車の運転も足の痛みでアクセル操作が困難となり、運転を止めたと言う事だった。
その時「私が運転手を務めるから俳句を読みにどこかに出かけましょう」と約束をいたしました。1年間没頭した<e-Book>開発が「聴音・初級1」の完成で一段落した谷間を見つけて、日田への訪問を実現することができました。
彼の望むままに、裏耶馬渓から小国を通って阿蘇の大観峰までのドライブ。健やかな山の緑とさわやかな初夏の風を満喫した5時間のドライブでした。緑の木々にからむ紫色の藤が強く心に残りました。
<裏耶馬渓と阿蘇大観峰からの景観>
