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by jmc_music2001jp

<jmc欧州音楽の旅2008>アルハンブラから地中海の街へ

 7月1日の午前中はアルハンブラ宮殿を訪れます。13年前、2回目の<jmc欧州音楽の旅>以来の訪問。これまでの旅の中でも、最も強く心に残っているものの一つがアルハンブラの宮殿です。13年振りに故郷に帰る人でもあるかのように、郷愁にも似た<心の餓え>を覚えるのはなぜでしょうか?

 イスラム最期の砦であったアルハンブラ宮殿が、無血開城によりキリスト教徒に明け渡されたのが15世紀末、ここに800年続いたイスラム支配に終止符が打たれました。新たな支配者となったイザベラ女王は、そのあまりの美しさに宮殿を改装することを禁じました。そして、自らの墓をアルハンブラ宮殿内とすることを遺言し、今も静かに眠っています。

 標高差2800mのシェラ・ネバダ山脈の雪解け水を引いた噴水や池、そして庭園。現在の噴水はキリスト教支配後に加えられた数少ない改装の一つと言われています。イスラムの建築家は音を立てずに流れる水を宮殿内に巡らせたそうです。庭の美しさ、宮殿内の装飾の美しさ、そこに幽かに聞こえる流水の音。獅子宮北の二姉妹の間、その鍾乳石天井の繊細な美しさ....アルハンブラ宮殿内を包む、この水面のざわめきのような繊細な美しさはどこからくるのでしょうか。『イスラムの美意識』の源流はいったい何処にあるのか.....私にとって、今回の旅のテーマでもあります。

 午後には南西130kmのマラガへ。いよいよ『スペインの海』地中海の街へ、この旅の最後の行程にはいります。ピカソの生まれた街・マラガ。ここではピカソ美術館でゆっくりと絵画鑑賞。さらに少し山間部に入った美しいミハスの「白い街」に立ち寄った後、最後の宿泊地マルベーヤへと向かいます。
<背後にシェラ・ネバダ山脈を望むアルハンブラ宮殿。獅子宮北の二姉妹の間、鍾乳石天井>
 
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by jmc_music2001jp | 2008-06-25 02:09 | 音楽企画制作