散歩の道すがら【5】 太宰府天満宮
2009年 05月 13日
やがて左下に広い道が見えてきたが、果たして何処まで下ればその道に合流できるものやら、ここからは見えないのだ・・・それでも10分ほど下ってゆくと、左下から登ってきた道とすれ違う場所に出た。やれやれ、左に下れば天満宮の方角。坂道を下りてゆくと、どうやら“鶯谷”と呼ばれる所らしい。
道の両側の斜面にはたくさん梅の木が植えられている。<献梅>と言って、何かを記念して天満宮に梅の木を寄贈することができる。末永く天満宮の関係者が梅の木のお世話をしてくれるらしく、以前から《イイなぁ~》と思っていた。何時かそのような時がめぐってきたら、是非<献梅>を実現させたい・・・と密かに考えている。
坂は左手にカーブしながら下りてゆく。下り終わって広場に出ると、遊園地入り口の横であった。今日は遊園地はおやすみ・・・。左手には国立博物館へ登るエスカレーターの建物、前方は天満宮の社である。
境内に入る。大きな手水で手を洗い、水を少し口に含んで清めた・・・アジアからのお客さんが増えてきたな・・・・中国語が飛び交い、写真を撮っている。
太宰府天満宮の本殿は、実は菅原道真の墓所の上に建てられている。道真の死後、亡がらを牛車に積んで運んでいたが、ここまできて押せども引けども牛が動かなくなった・・・そこで、その場所を墓所とすることとなり、現在はその上に本殿が建てられている。
<太宰府天満宮>