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by jmc_music2001jp

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友、遠方より来る

 昨晩は能楽師(観世流シテ方)の河村晴久さんがjmc音楽研究所を尋ねてくださった。4月以来だろうか、文字通り『友、遠方より来る。又楽しからずや』の一夜であった。菊姫「鶴乃里」を酌み交わしながらの語らいは、心の底から掛け値無しの満足を与えてくれた。

 「能」と「クラシック音楽」と言う、どちらかと言うと<パッ...と一般受けするもの>とは違う分野に携わっている者同志。互いに様々な事柄で共通のテーマを抱えていて、話しを交わすほどに興味深く、大きなヒントを得ることもある。深く思考を重ねた事柄を話せる相手なぞ、そうザラに居るものではない。自分の考えを再検証する為にも、このような機会は大変にありがたい

 ところで今晩も「嬉しい飲み会」のお約束が決まっている。こちらは高校の同級生6人と奥様1人。皆さん『音楽好き』・・・と言う事で、時々集まっては親交を深めている。私は福岡県立福岡高等学校の17回生。この同級生は本当に『不思議』で、会うと即座に打ち解けるのである(・・・何故だかは分らないけど・・・)。

 メンバーの一人(その時点では<知らない人>)から、「音楽好き」同志で一度飲まないか・・・と、お誘いがあった。そこで出かけてみると、メンバーは5人。同じクラスで学んだ記憶が無いので、知らない人ばかりだ・・・ところが飲み始めの当初から<様子が変>なのだ・・なんと言うか・・・自分の庭の芝生がズゥーっと隣の家の芝生に続いていて、垣根の植え込みが無いのである。「ズゥーっと続いて隣の家」・・・不思議な感覚だった。

 9月に東京で集まったミニ同窓会もそうだった。短期間での呼びかけに4人も集まってくれて、総勢5名が45年振りに顔を合わせた瞬間に、<壁>のようなものが音を立てて崩れたのをハッキリと感じた。

 コレは一体何なんだろう?「気持ちが通じた」・・・ことは分るのだが・・・「何故」なんだろうの「?」は、未だに続いている。ただ『大切な友人』であることだけは明白で、人生にこのような『友』を持てることは、最大の『幸せ』の一つであることだけは間違い無い。
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by jmc_music2001jp | 2010-12-04 05:22 | 芸術随想