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by jmc_music2001jp

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 6月7日(木)初日のフィレンツェは徒歩でルネッサンスの街を巡ります。まずはサン・ロレンツォ教会<メディチ家礼拝堂>。フィレンツェの最高権力者であったメディチ家一族のお墓です。2階の新聖具室と呼ばれる部屋に、ミケランジェロが1520年から14年間かけて建築や彫刻装飾を手がけた、「昼」「夜」・「黄昏」「曙」と呼ばれる傑作の、二対の男女の彫刻を鑑賞いたします。

 次に向かう<サン・マルコ美術館>は12世紀に建てられた元修道院。ギルランダイオの『最後の晩餐』や、フラ・アンジェリコの最高傑作『受胎告知』を観賞。次の<アカデミア美術館>はフィレンツェ美術学校に付属する美術館。ミケランジェロ製作の「ダヴィデ像」があり、フィレンツェの中でも特に人気のスポットです。元々ヴェッキオ宮殿(フィレンツェ市庁舎)前に設置されていたものを移設、現在本来の場所にはレプリカが立っています。午前の最後に<サンタ・マリア・デル・フィオーレ(花の聖母)大聖堂>を訪問。ドゥオーモ(大聖堂)、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ジョットの鐘楼の三つからなるカトリック教会です。ドーム(クーポラ)部分は石積み建築としては世界最大、ルネサンス期の建築を代表する建物です。1436年には建物自体は完成していましたが、外装は常に改良・補修され続け、そのために13世紀から19世紀の建築がひとつに共存するという、世界でも類を見ない様式となっているのが特色です。

 市内レストランで昼食をいただいてから<サン・ロレンツォ教会>へ。メディチ家の菩提寺で、ファサードはミケランジェロの設計案が残されてはいるが未完のまま。中は<天井ドーム><主祭壇>や大理石で描いたすばらしい細工の絵など、想像できないほどに洗練された美しさ。ルネッサンス(文芸復興)がフィレンツェの地に素晴らしい『美意識の華』を咲かせました。

 最後の<ミケランジェロ広場>へは専用バスで移動。広場からはドゥオーモのクーポラ・ジョットの鐘楼・ヴェッキオ宮殿の塔・ヴェッキオ橋・アルノ川などが見渡せます。

 この広場の言われは、フィレンツェ市民が「もう一度フィレンツェに共和制を!」と、打倒<教皇+メディチ家>を掲げて蜂起した時の事。ミケランジェロは市民側につき、このミケランジェロ広場周辺に要塞を構え、防衛の司令官として戦ったと伝えられています。

 しかし、市民側は敗退。その後、フィレンツェにはメディチ家の独裁が敷かれました。反教皇・反メディチの先頭に立ったミケランジェロですが…すぐに教皇の庇護の手が伸ばされ、その後、システィーナ礼拝堂に『最後の審判』を描くことになります。《天才》ゆえに、何事もなかったかのように許されたわけですね。

 広場から専用バスに乗り、夕食の会場へ。夕食はキャンティ・クラシコの醸造元の経営するレストランを手配するように依頼しています。時間が許せば、少し見学したり試飲したり購入する予定。ワインに合わせた料理を楽しみながら、<トスカーナの恵>を心ゆくまで味わうことにいたしましょう。
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by jmc_music2001jp | 2018-04-30 19:43
 6月5日(火)〝jmc欧州芸術と美食の旅2018〟東京・大阪・四国・福岡から関西空港に集合、いよいよ出国。KLMオランダ航空に搭乗、10時25分離陸、空路アムステルダムを目指します。アムステルダムでローマ行きに乗り換えて、18時45分ローマ着。そのままホテルにチェックイン、長旅の疲れを癒します。

 6月6日(水)ローマ市内観光へ。ローマが初めての方もおられるので、スペイン広場近くでバスを降りると、まずは定番中の定番<トレビの泉>。ローマの街を「自分の足」で歩いて、ローマの歴史を体感しましょう。次に向かうのは<パンテオン>。全ての神に捧げられた神殿で、2000年前の建築とは思えないほど完璧な円形ドームを持つパンテオン。あのミケランジェロが「天使の設計」と讃え、フィレンツェのドゥオーモのクーポラの建築にも影響を与えました。フィレンツェを訪れて確かめることにいたしましょう。天才画家ラファエロのお墓にもお参りしたいと思います。

 ミケランジェロの設計によるカンピドーリオ広場に向かう途中、ローマを『舌』で感じ取りましょう!ローマで一番美味しいと言われているPICAの『ジェラート』‼︎♫・・・これもイタリアです。ミケランジェロの美意識と設計手法は、後にサン・ピエトロ広場の設計へと引き継がれています。そのように引き継がれてゆく<美の系譜>のようなものも、今回の旅で感じ取りたいと思っています。

 フォロ・ロマーノ近くのレストランで昼食の後、<フォロ・ロマーノ>を観光。「ローマの公共広場」という意味のこのあたりは、古代ローマ時代の街の中心。政治の中枢である「元老院」、商業の中心の「商取引の市場」、法の中心である「裁判所」などがあり、市民集会も開かれていたらしい。

 紀元前10世紀から紀元前7世紀頃「フォロ・ロマーノ」に人が集まり始め、紀元前6世紀には本格的な整備が始まった。ローマが共和制に移行する紀元前5世紀には、ローマ人の神たちに捧げる神殿が次々に建設されます。遺跡に佇んで、この気の遠くなるほどの<時間>を感じ取ることができるだろうか?

 その後、テルミニ駅に移動して、特急列車でフィレンツェへ向かいます。この日はフィレンツェのホテルに投宿。
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by jmc_music2001jp | 2018-04-24 11:09
 〝jmc欧州芸術と美食の旅2018〟イタリア・バスク地方9日間の最終プランが届きました。6月5日(火)出発、13日(水)帰国の9日間です。東京(成田)から4名、愛媛・大阪(関空)から2名、福岡から15名、総勢21名の旅となります。

 今回の旅行、当初はバルセローナ・バスク地方を予定しておりました。バルセローナの独立問題であのような状況になって、とても観光気分にはなれないし、初参加でイタリアを強く希望する方もいてローマ→フィレンツエ→バスク地方(ビルバオ、ゲルニカ、サンセバスチャン、サン・ジャン・ド・リュズ、アイノア村)を巡る旅といたしました。

 今回イタリアを訪ねるとき、テーマをどのように絞るのかについて考えました。一つは『どうしても、もう一度訪れたい街』であること。さらに「イタリアとは?」と自問したとき、『天才の国』という答えが響いてまいりました。結果《バチカン》《ローマ》《フィレンツエ》そして《ミケランジェロ》のテーマにたどり着いたのです。

 バスク地方はかねてより「いつの日にかは...」と想い続けていた場所です。今回、特に強い思い入れの場となったのは、昨年の暮れにまだ若くして亡くなられたT氏(ご夫婦で数回、我々の旅にご一緒させて頂きました)がバスク地方を強く推薦なさっていて、亡くなられる半年前にわざわざ資料を抱えてjmcまで来てくださった。その後も図書館資料のPDFを沢山送っていただきました。そんな彼の仔細な情報や的確な助言をいただいて、中身の濃いバスク・プランを立てることができたと思います。本当に充実した旅になるでしょう。

 そんな〝jmc欧州芸術と美食の旅2018〟次回のブログから、旅程に沿った旅の内容を、読者の皆様にご紹介したいと思います。
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by jmc_music2001jp | 2018-04-21 01:46
春夏の花壇〝サフィニア〟の植え付けを終えています。研究所の玄関前に数日が経過して、元気に根付いている様子です。定位置の2階ベランダには秋冬のパンジーが未だに元気に咲いています。お引越しは4月の下旬になるでしょう。
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by jmc_music2001jp | 2018-04-17 17:28
 3月25日に<春の合同発表会>を開催いたしましたが、そこで非常に興味深い出来事に出会いました。私が女声合唱団を指導していた頃から、およそ25年程も指導に関わっている二人の生徒が、急に上手く歌えるようになった事です。これには驚きとともに非常に嬉しく感じられました。

 〝響き〟に関して、昔の造船技術になぞらえて説明すると急激な変化が見られ、同時に他の要素との調和がとれて歌うことが自然のままに解放されました。鳥が空中に解放されたように、「歌う」と言う行為が<自由>に解き放たれたのです。

 昔、こう言う事がありました。生徒が「先生(私)を一度(自分の知っている)気功師のところへ連れてゆきたい」と言うのです。「治療で施術を受けている気功師の言う事と、(歌を教えている)先生(私)の言う事が同じ」だから、と言うのがその理由でした。歌は心身のすべての機能が円滑に調和した状態でないといけません。健康という面から見て、その調和を図る気功と同じであっても不思議はないだろう・・・そう思って、気功の世界に足を踏み入れる事にしました。丁度、母が入院していたので、医療気功を学べば役に立つかもしれない、と言うのがもう一つの動機です。

 4年ほど気功の先生の下で学びました。有名な師匠でしたが、4年目にその師匠から「プロにならないか?」とお誘いを受けたのは、密かな自慢でもあります。「気功は教えたから出来るようになるものでは無い。君は初めから気が出ている」との事、もちろん丁重にお断りしました。気功を学んで良かった事は、歌で言うならばそれまで<10の言葉>を使って説明していたことを<4つの言葉>で説明できるようになったことや、指揮法の世界においても非常に大きな武器になったように思います。

 一つの世界(小宇宙)を伝える為に、様々な手段・方法を駆使いたしますが、他の人にそれを正確に伝えるのは至難の技です。それは、受け止める側の『認識』と伝える側の『認識』に位相のずれがあることも一因でしょう。6月21日(11月にもう一度)には文化庁の派遣で大牟田の平原小学校の生徒に『歌』を指導しなくてないけません。1年から6年までの学年の差、生徒の人数分だけ<認識の差>があると考えるべきでしょうし、短い時間でどれだけの成果が得られるか・・・大きな課題に挑戦です。
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by jmc_music2001jp | 2018-04-15 21:39