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クラシック音楽、jmc音楽教室、音楽企画制作、音楽普及活動、青少年健全育成、メールはkeizo@ohata.name宛


by jmc_music2001jp

<   2018年 05月 ( 9 )   > この月の画像一覧

明るい兆し

 NHK-BSで オランダのアムステルダム駅構内、シチリア空港ロビーでの「駅ピアノ」と言った収録が放映されているけど、先日その日本版で宮崎駅での収録を見ました。そこで感じたのはヨーロッパ人と日本人との感じ方の違いでした。

 欧米人の感性はデジタルに近く、日本人はアナログで情緒に焦点を当てようとする傾向が見られました。欧米人の方がより<手慣れた>感じで音符を置いてゆくのに比べ、日本人は<はるかに下手>ではあるけれど、心の焦点が<情緒>に向かおうとしています。これは興味深く、そして<すごい>ことだと感じました。

 もう一つ民放のBSでクラシックの普及番組がスタートして、1000人の応募の中から選ばれた小編成アンサンブルによる演奏が披露されました。オープニングにビバルディの<四季>より『冬』(3mov.)と『春』(1mov.)が演奏されましたが、コレが<イイ>のです。日本のレベルが完全に世界に肩を並べ、演奏の質も世界を凌駕するほどの出来栄えです。

 いよいよ『日本の時代』が始まろうとしているのか・・・!!NHK交響楽団の演奏に、目を見張る想いがしたのも最近のことです。素晴らしいバランス感覚と繊細できめ細かいアンサンブル。まるで日本食の醸し出す世界が、そのまま音の饗宴として紡ぎ出されたかの様な演奏でした。最近の海外のオーケストラやソリストの演奏に首をかしげることが多くなっているだけに、これら日本の変化には<ただならぬ予感>を覚えます。
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by jmc_music2001jp | 2018-05-29 20:04

仲間と&・SAKE FUKUOKAへ

 26日(土)は高校の同級生(「日本酒を味わい尽くす会」のメンバー)と<&・SAKE FUKUOKA>へ。福岡県下55の酒蔵が集結した、各蔵の酒を試飲できると言うイベント。大相撲の秋場所が開催される福岡国際センターで開催されました。我々のメンバーの一人が酒の問屋の社長で、彼からのお誘いでした。

 26日3時集合で声をかけたところ5名がそれに応え、特別版「日本酒を味わい尽くす会」の開催となったわけです。2時間程会場で試飲して外へ、外は夏の太陽が眩しい快晴の午後の夕方でした。すぐ裏手の港(博多湾)まで歩いてベンチに腰掛け、気持ち良い海風に吹かれました。締めはベイサイドプレイスで生ビールを一杯!久々の親友との語らいの刻を過ごしました。
<釜山行きのビートルの桟橋と海上自衛隊の船>
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<ちょっと酔っ払ってベンチで・・>
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by jmc_music2001jp | 2018-05-27 23:24

旅行説明会

 20日の日曜日、jmc音楽研究所小ホールで〝jmc欧州芸術と美食の旅2018〟の旅行説明会を開催いたしました。旅行社の支店長と今回の添乗員、それに今回の参加者の12名を加えて総勢16名、東京・関西・四国組みの参加はありません。全員が顔をあわせるのは出発の6月5日関西空港でも無くアムステルダムの空港。東京組みの二人は成田から直接アムステルダムへ向かい、ローマ行きに乗り換える前に初めて全員集合となります。19名の参加者と添乗員1名、合計20名の旅となります。

 最終的な細かく綿密に組まれた旅程表をもとに、支店長より全日程の説明をいただきました。濃密でしかもバランスの良い旅程が出来上がったと思います。
<旅行説明会の様子>
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by jmc_music2001jp | 2018-05-20 23:08

30年の歴史を刻んだ今

 jmc音楽研究所を創設したのは平成元年、30年間の歴史を刻んで参りました。創業の時は桐朋学園で学んできた精神を基本理念として構想を組み立てて参りました。それはそれ、当然のことではあったのですが、30年を経過した現在、時代の変化を含め日本の状況も変化しています。現在と将来の日本を視野に入れ、音楽を取り巻く環境を再考して、仕組みの再編を考えるべきではないか・・・今、そんな想いがしています。

 桐朋学園は音楽の専門家を育成する学校でした。当時はソレしか無くて、
大なり小なり全ての音楽大学はその方向を向いていたと思います。その内、教育大学に音楽専門コース(今はそれも縮小または廃止されている)が設けられ、そこは音楽専門の教師の育成を目的としていました。又、楽器製造会社(ヤマハ・カワイetc.)は自社で製造した楽器の販売を目的として全国に音楽教室を展開します。

 日本が高度成長期に入ると、まず<ピアノ・ブーム>が始まります。多くの女の子が皆んなピアノを習っているような状況で、当然ピアノも沢山売れました。この時期から全国に音楽大学が次々と創設されて行きました。一方、一般の学校(中学・高校)に一斉にブラスバンドが誕生、当然のこと管楽器も沢山売れました。ブラスバンドはコンクールへの入賞を競う世界へと突入、学校や先生の名誉をかけて<朝練><昼練><夕練>、土曜も日曜も無い練習の毎日・・・その結果が招いた生徒達の「燃え尽き症候群」。招いた結果を見ると、明らかに指導の先生の「職権乱用」を指摘されても仕方がないでしょう。

 日本は世界レベルの演奏家を輩出する国となって久しい、世界のオーケストラに多くの日本人が在籍して、日本国内のオーケストラのレベルも今や世界レベルと言って過言ではありません。しかし如何せん毎年輩出される演奏家の数に対して、ポジションの空席があまりにも少ない。この状況は今後50年・100年経っても変わらないでしょう。

 高度成長期の<お稽古事>といえば<ピアノ>(少しヴァイオリン)ほとんどそれだけでした。ところが昨今の<お稽古事>事情といえば、スポーツも含めて実に多様化しています。おまけに(理由は謎ですが)
塾の他に沢山のお稽古事に手を染めているのが実情です。これは保護者の意識が変わったという事なのでしょう。

 このような現状の変化を踏まえ、音楽教育や人材育成のシステムを再編・再構築する必要があるのではないか・・・昨今、そのような想いにとらわれています。現状を踏まえ、日本の音楽界のあり様についてじっくり考えて見なくてはなりません。
 
 

by jmc_music2001jp | 2018-05-13 22:36
 <ザルツブルグ音楽祭2017>の収録でセルゲイ・ハチャトリアン(ヴァイオリン)に出会った。ベートーベンのヴァイオリン協奏曲でヴィオッティ指揮のカメラータ・ザルツブルグがバックを務めていた。

 ヴィオッティも中々良い指揮者だと思ったけれども、何と言っても独奏のセルゲイ・ハチャトリアン。21世紀の現代にもこのような本物の音楽家が出現したのかと、信じられないような気持ちで聴いていた。創造主の意思が人間の心を通じて音楽に反映されている、ピチピチの<生きた音楽>。この曲が本来求めている世界を、ヴァイオリンを通じてこの世に具現化している。ベートーベンの究極の世界が我々のこの世に出現する・・・生きた音楽として。21世紀の我々にとって、これは一つの『救い』だと思う。

 近年、演奏のパフォーマンス化ばかりが目についていた。プロの演奏家という職業や演奏会の形態が、歴史の中で習慣化してしまい、半ば<お約束>化したママの状態で習慣的にこなされてゆく・・・『音楽』はどこかに行ったのか?そんな気にさせられる事が多くなっている。

 そこに現れたセルゲイ・ハチャトリアンのヴァイオリンは、本当の意味での『救い』に感じられた。
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by jmc_music2001jp | 2018-05-10 14:07
 6月11日(月)サンセバスチァン観光の日、観光できる最終日となるので、主に市場を訪ねて帰国の「お土産」探しとなるでしょう。ラ・プレチャ市場かサン・マルティン市場でお買い物をいたします。

 昼食後はシブールに移動、<モーリス・ラヴェルの生家>を訪ねます。ラヴェルが生まれたのは、立派な石造りの4階建ての1階。ラヴェルの生家のすぐ裏に、彼が洗礼を受けたサン・ヴァンサン教会があります。

 アイノア村の<オーベルジュ>へ。「フランスの最も美しい村」と称されるのがバスク地方にあるアイノア村。なだらかな丘陵地帯に包まれるように村が広がり、白い壁に赤い屋根と小窓のある、コロンバージュと呼ばれる建築スタイルの家々が可愛い。小さなアイノア村は、カラリと清々しい空気に包まれ、どこを切り取っても素朴な美しさにたたえられています。青空を舞う鳥の声、木漏れ日のきらめきなど、村の旅情を五感で受け止めながら、アイノアを散策いたしましょう。

 散策の後は、オーベルジュのレストランを貸し切って〝第114回jmc音楽サロン〟を開催。30分程、今回の旅を振り返ってそれぞれの印象や感動を振り返りつつ語り合います。その後はいよいよ<美食の旅>の集大成として<山バスク>の「美食」を心ゆくまで楽しみながら、今回の旅の締めくくりといたします。

 6月12日(火)はビアリッツからエール・フランスでパリへ、13時35分シャルル・ドゴー発、成田に向かって帰国の途につきます。6月13日(水)8時20分成田(着)。空港にて解散式を行い、それぞれ関空・福岡空港に向けて離陸、福岡空港には12時10分に到着します。
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by jmc_music2001jp | 2018-05-08 22:54
 6月10日(日)より、旅の後半<バスク地方>を巡ります。ビルバオ近郊にある<ビスカヤ橋>(世界遺産)。1893年に造られて、今も現役で活躍している世界最古の運搬橋。運搬橋とは船が行き来できるように作られた橋のことで、川を挟んで両岸に建てられた背の高い鉄塔の間をケーブルで結び、そのケーブルからワイヤーで吊り下げられたゴンドラで、車や人を運びます。ちょっと面白い体験ができるでしょう。

 1937年ナチスドイツ軍より都市無差別爆撃(ゲルニカ爆撃)を受けた、ピカソはゲルニカ爆撃に怒りを込めて壁画<ゲルニカ>を完成させた。その陶板画にしたものがゲルニカにある。そこを訪れた後に、バスク自治州政府首班がその木の下で就任の宣誓を行っている「ゲルニカの木」を訪れます。

 海辺のレストランで昼食。「美食の街バスク」を代表するカレイを焼いた名物料理をいただきます。食後はサン・セバスチャンへ移動。イゲルド山(モンテ イゲルド)は旧市街とは湾を挟んで反対の東側に位置する山。頂上からは街並みとコンチャ湾を一望することができます。サンタ・マリア教会を訪問後ホテルにチェックイン。

 夜はホテルで夕食をいただいてから、専用バスで旧市街へ繰り出し<バル巡り>を大いに楽しみます。
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by jmc_music2001jp | 2018-05-05 20:20
 5日目、イタリアの最後はいよいよ本命の『バチカン』。<バチカン美術館><システーナ礼拝堂><サン・ピエトロ大聖堂>を訪れます。

8時30分に<バチカン美術館>に入場。11時30分には空港に向かうバスに乗車しなくてはなりません。このむせ返るほどの「絵画のお花畑」をゆっくり楽しむ時間の余裕はありません。目的を絞って鑑賞することにいたしましょう。

 ピナコテカ(絵画館)に入るとすぐにあるのが、ミケランジェロ作「ピエタ像」です。こちらはレプリカで、本物は「サン・ピエトロ大聖堂」に展示されています。

 第8室には、ラファエロ作「キリストの変容」があり、その右隣にラファエロ初期の作品「聖母の載冠」。左隣には「フォリーニョの聖母」、雲に乗る聖母子と洗礼者ヨハネらが描かれています。

 第9室にはレオナルド・ダ・ヴィンチ作「聖ヒエロニムス」。苦行に耐える表情と痩せ細った体がリアルな未完成の作品。

 「ラファエロの間」は、4つの部屋で構成された壁画。第4室の「ボルゴ火災の間」、第1室の「コンスタンティヌスの間」の四面の壁には「コンスタンティヌス帝の洗礼」「ミルヴィオ橋の戦い」「十字架の出現」「コンスタンティヌスの寄進」が描かれ、第2室「ヘリオドロスの間」の壁四面にも、旧約聖書の創世記の物語が描かれています。最も有名な第3室「署名の間」には「聖体の論議」、「三位一体」が表現されている作品です。その向かいに、ラファエロの最高傑作「アテネの学堂」。
・・・ここまで観ても頭がクラクラして目も眩むような感覚にとらわれるでしょう。

 <システィーナ礼拝堂>はミケランジェロによって描かれた巨大なフレスコ画。旧約聖書創世記の9つのエピソードが、右から「光と闇の分離」「太陽と月の創造」「大地と水の分離」「アダムの創造」「イヴの創造」「原罪と楽園追放」「ノアの燔祭」「大洪水」「ノアの泥酔」と並んでいます。

 そして最後の作品が「最後の審判」。中央にいるキリストが、死者を天国と地獄に分ける裁きを行っている。左側が天国、右側が地獄で、400名以上もの人物が描かれてる超大作。

 最後は<サン・ピエトロ大聖堂>『ヴァティカン市国』にあるカトリックの総本山、世界最大級を誇る荘厳な宗教建築物。大聖堂入口の右側には、ミケランジェロの聖母像「ピエタ(Pieta)」。ミケランジェロ25歳の時に制作した最初の「ピエタ」で、現在は保護のためにガラスで覆われてしまった。

 ミケランジェロの設計による「クーポラ(大円蓋)」の直下には、最も神聖とされている「聖ペテロの墓」。それを覆うように、ねじれを加えた太い4本の柱で作られたベルニーニ作「ブロンズの天蓋(バルキダーノ)」、天蓋うしろには、中央にベルニーニ作のブロンズと金の装飾が施された「聖ペトロの椅子」がある。

 空港へ急がねば・・ヨーロッパの宗教と芸術の圧倒的な厚みと重みに蹴倒され打ちのめされたような気分になって、空港へ向かうバスに乗ることになるのだろう、きっと......。

 2時45分発の飛行機でスペイン・バスク地方のビルバオに向かいます。5時10分ビルバオ着。夕暮れの<グッゲンハイム美術館>を訪れます。ニューヨークの<MOMA>の姉妹館。アメリカに本拠地のある「グッゲンハイム財団」が、建築家のフランク・オーウェン・ゲーリーの設計により建造。チタニウムとガラスと石灰岩で作られ、昼には陽の光を反射してシルバーに、夜はライトアップでゴールドに見える。「ビルバオ・グッゲンハイム美術館」は建物そのものが芸術作品の一つと言えます。

 ホテルにチェックインした後は、いよいよバスクのお楽しみ<バル巡り>です!
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by jmc_music2001jp | 2018-05-04 12:03
 「サンタ・クローチェ教会」は世界最大のフランシスコ会の教会、ここにはミケランジェロ、ガリレオ・ガリレイ、マキャベリ、ロッシーニなど<歴史的に有名な芸術家たちのお墓>があります。そのことから、<イタリアの栄光のパンテオン>とも呼ばれています。
 主回廊にあるパッツィ家礼拝堂は、そのシンプルさが洗練された印象を与え、白い壁面上部の彩色テラコッタのデザインと横に位置する僧院中庭が醸し出す空間こそは、まさに「フィレンツェ・ルネサンスの凝縮」。 ジョットによるフレスコ画「聖フランチェスコ」も必見でしょう。

 続いてはフィレンツェの代名詞とも言える「ウフィツィ美術館」。ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」や「春」、レオナルド・ダヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロなどの三大巨匠の作品。ジョットの「荘厳の聖母」、リッピの「聖母子と二人の天使」も見逃せません、楽しみです。

 「ピッティ宮」はアルノ川の西岸、ウフィツィ美術館とはヴァザーリの回廊で結ばれています。「パラティーナ美術館」は「ピッティ画廊」とも呼ばれ、ラファエロのコレクションで有名です。『椅子の聖母』『大公の聖母』『ヴェールを被る婦人の肖像』などが展示されています。天井に描かれた見事なフレスコ画や、イタリアが世界に誇る中世絵画を、思う存分楽しむことにいたしましょう。

 夕方5時の特急列車でローマへ。初日の宿泊ホテルに戻り、この日はローマ泊。
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by jmc_music2001jp | 2018-05-02 13:31