クラシック音楽、jmc音楽教室、音楽企画制作、音楽普及活動、青少年健全育成、メールはkeizo@ohata.name宛


by jmc_music2001jp

耶馬渓・阿蘇への吟行

 ゴールデンウィークの2日3日は、大分県日田市の友人宅を訪れた。三十年来のこの友人は、2年程前から日田の豆田町に《春燈庵》という庵を結び、終の住処としている。

 彼は俳人であり、人生の集大成を俳句に込めたいと思っている。1年程前に一度訪ねたことがあり、日田の街を散策しながら案内してくれた時、「この辺りのあらゆる物が俳句になってますよ」と笑って語ってくれた・・・と言うのも、その昔交通事故にあい足腰を傷めてしまった彼は、歩行が容易ではない。その上、可能だった車の運転も足の痛みでアクセル操作が困難となり、運転を止めたと言う事だった。

 その時「私が運転手を務めるから俳句を読みにどこかに出かけましょう」と約束をいたしました。1年間没頭した<e-Book>開発が「聴音・初級1」の完成で一段落した谷間を見つけて、日田への訪問を実現することができました。

 彼の望むままに、裏耶馬渓から小国を通って阿蘇の大観峰までのドライブ。健やかな山の緑とさわやかな初夏の風を満喫した5時間のドライブでした。緑の木々にからむ紫色の藤が強く心に残りました。

<裏耶馬渓と阿蘇大観峰からの景観>
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# by jmc_music2001jp | 2008-05-05 15:28 | 芸術随想

荒城の桜

 4月5,6日は高校の同級生6名が別府に集まり、旧交を温めました。旧交と言っても、高校卒業以来40年振りで会う人がほとんどです。

 きっかけは「音楽」。皆に共通することは「音楽が好き」なこと。高校同期生のメールリンクのやりとりから、「一度集まろうか」・・となった次第。

 音楽の専門の道に進んだのは私だけですが、メンバーの大半はオーディオ・マニア。私などは会話について行けないほどのマニアで、別府在住S君の自慢の装置を聴かせてもらおう...となった分けです。私とM君はさほど詳しくはないけれど、他の4人は相当のマニアです。S君の装置も立派なものでした。

 さて別府と言えば、温泉とコノ時期でも虎河豚のコースが楽しめます。割烹旅館に投宿して河豚のフルコースを楽しみながら旧交を温めました。一つ、ニュースです。河豚をしゃぶしゃぶで頂くと大変美味、河豚の持つ「甘み」の要素が強調されてとても幸せな気分になれます。次回には是非お試しあれ。

 次の日はM君の提案で竹田の岡城趾の桜を楽しむことにいたしました。滝廉太郎の「荒城の月」の舞台となった岡城趾、満開の桜はそれはそれは見事なものです。「花の宴」を張って心置きなくお酒を楽しめれば、これ以上の満足はそうめったにあるものではない.....そう思わせる桜でした。中秋の名月を愛でながら大吟醸を飲めば、これも又素晴らしいことでしょう(何だか飲むばかりの話になってしまいましたが...)。

<岡城趾の桜/滝廉太郎の銅像/福高17回生の5人。左から宇都くん・佐藤くん・松平くん・私・岡部くん。別府の下迫くんは残念ながら竹田には不参加でした>
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# by jmc_music2001jp | 2008-04-29 03:31 | 芸術随想
 「第16回 1/f コンサート」が無事終了いたしました。ここ数ヶ月間重ねた研鑽の成果をいかんなく発揮して、アンサンブルとしての一体感が傑出したコンサートであったと思います。

 ウィーン留学中にうらやましいな・・と思った事の一つは、「若い演奏家を育成する仕組み」が色々な形で機能していると感じたことでした。日本にはそれが調ってはいなかったのです。当時は、せいぜい同窓の友達同士で協力して演奏会を企画する程度で....現在では音楽家協会のような組織で、音楽家同士が協力しあっている例も見られます。

 研究所を設立したら、この機能を果たす組織を立ち上げたいと考え、jmc音楽研究所の研究部門の中に「jmc音楽研究会」を設立したのです。ここで互いに学び自らを向上させることを願ってのことでした。

 日本に居ての最大の問題は、欧州にしばらく住んでみなくては実感としてとらえられないモノが有ると言う点です。クラシックの本質を知るには避けて通れない部分であるそれ等のモノを、どのような方法で日本で学んでいる音楽家に伝えるか・・・

 1/fコンサートでは、そのモノの一部を体験し知っている音楽家を客演に招いて、アンサンブル・コンサートを開催いたします。アンサンブルと言う「共鳴し合う世界」を通じて、それ等の「重要なモノ」を伝えようと考えています。その意味でも、今晩のアンサンブルの密度と一体感は収穫でした。
<シューマンのソナタNo.2>
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# by jmc_music2001jp | 2008-04-26 05:28 | jmc支援事業

第16回 1/f コンサート

 4月25日(金)は<第16回 1/f コンサート>(あいれふホール:19時開演)が開催されます。『ロマン派の曙光』のタイトルの下、ヴァイオリン・ソナタを取り上げた演奏会。ヴァイオリンはjmc音楽教室のヴァイオリン講師でもある古田茂稔さん。

 ピアノはシューベルトのソナタD.574に吉田雅代さん。ディートリッヒ・シューマン・ブラームスのF.A.E.ソナタを土田顕子さん。シューマンのソナタNo.2 Op.121を高野悦子さんが演奏いたします。

 練習を重ね、音楽的に向上・熟成してゆくプロセスをそばで見ていると、若い音楽家の育成の場として研究所設立当初より始めた研究会の目的が、理想的な姿に成長しているのが実感できて、主宰者として本当に嬉しく感じます。
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# by jmc_music2001jp | 2008-04-24 02:58 | jmc支援事業

スーパーチュニア

 <e-Book聴音>の開発に没頭していたおかげで、すっかりブログの更新がお留守になっていました。18日(金)の明け方に完成したのですが、実は19日(土)までに某教育委員会にコンサートの企画書を2本提出する約束もあったのです......

 ところが18日の夜、高校の同級生7人でホテルの地ビール・レストランで集まる約束があります。このホテルの地ビールは私の最も好きな麦酒なので、もちろんソコには出席です。

 企画書はどうなったかと言うと・・(土曜日は心身ともに休めるコトにいたしまして)日曜日に一日で完成させることに決めました(アタマの中で構想だけはジックリと...)。

 日曜日の夕方からとりかかり深夜5時、約13時間で2本の企画書を完成させメール添付で発送いたしました(....役所は月曜日から、滑り込みセーフです)。

 ところが未だ宿題が残っていたのです。研究所の2階の窓辺に飾るプランターの植え替え。花の苗はすでに購入済み。例年はサフィニアですが、今年はスーパーチュニア。新しいプランターを買いにでかけ、夜9時からとりかかって深夜12時に完成!5月に入ったら2階の窓辺に飾ることにいたしましょう(やっとコレで一段落いたしました)。現在の窓辺には、パンジーが咲き誇っています。

<5個のプランターに植えたスーパーチュニアの苗>
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# by jmc_music2001jp | 2008-04-22 02:47 | 芸術随想
 3月中旬から取りかかった<e-Book聴音>シリーズの第1弾「初級1」がついに完成いたしました。この1ヵ月もほとんど昼夜逆転の生活、<e-Book聴音>の開発に没頭しておりました。

 おかげでブログの更新もままならず、読者の皆様にはご迷惑をかけることになってしまいました。この間にもブログでご報告するべき事柄はいくつもあったのですが、なにしろアタマのスイッチが「新規開発」チャンネルに入りっぱなしだったので、心の片隅で気になってはいたものの、ツイツイ失礼したままで、誠に申し訳ございません。

 午前5時33分、完成のご報告をこのブログに書き込めて、真に心ハレバレとしています。詳しい事柄は追ってご報告するとして、今はとにかくバンザーイ!!!です。

(<e-Book聴音>「初級1」DVD版)
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# by jmc_music2001jp | 2008-04-18 05:41 | jmc音楽教室
 jmc音楽教室では春期の生徒を募集中です。教室をご案内いたします。

[実技教室]
  月曜ー日曜日(幼児〜音楽大学受験生)・レッスンは全て個人レッスン。
  ピアノ・ヴァイオリン・チェロ・フルート・声楽・指揮
[聴音教室]
  月曜ー土曜日(幼児〜音楽大学受験生)・授業は個人又は少人数クラス。
  聴音(メロディー・ハーモニー)・ソルフェージュ・楽典・和声
[アンサンブル教室]
  プロフェッショナルな音楽家とのアンサンブルで
                  広範な音楽性を身につけます。
  不定期・春の合同発表会
[試験]
  ピアノ・グレード試験(夏休み)、楽典(秋期)
[発表会]
  夏のミニ・コンサート、冬のミニ・コンサート、春の合同発表会
  *「家族アンサンブル」。冬のミニ・コンサートでは、朗読と連弾による
   「音楽物語」、パーティーで全員でゲームなどを楽しみます。

4月末日まで生徒募集の特別期間中、入会金1万円が半額となる特典がございます。是非、この期間にお申し込みください。
<jmc音楽教室の一年の活動の様子>
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# by jmc_music2001jp | 2008-03-27 03:47 | jmc音楽教室
 今年度の“春の合同発表会”は4月1日(火)ふくふくプラザ・ホールで開催されます。恒例のアンサンブルの講師はオーボエの桐谷美貴子先生にお願いいたしました。

 桐谷先生は武蔵野音楽大学卒業後、ハンガリー・リスト音楽院で研鑽を積まれ、第46回西日本新人紹介演奏会《審査員奨励賞》、第19回日本管打楽器コンクール《第3位》入賞など、若手のオーボエ奏者として活躍なさっています。

 23日は第1回目のアンサンブルの練習日でした。オーボエという楽器の響きを体験して、子供達は興味津々の様子でした。4月1日の発表会が楽しみです。
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# by jmc_music2001jp | 2008-03-24 03:21 | jmc音楽教室

デニスのお楽しみ

 デニスの福岡滞在の最終日には、決まって福岡の観光案内をすることにしています。これがデニスの“福岡大好き”の理由の一つになっているのですが、これまでに太宰府・観世音寺、ももち、能古ノ島、櫛田神社・博多町家等々を訪れ、今回はマリン・ワールド(福岡市水族館)にいたしました。

 大陸の国ロシア、しかもその中央のモスクワでは“海”や“船”に接することができません。そこで今回は百道(ももち)から博多湾を横断する高速艇で水族館を訪れることにいたしました。

 幸い今回滞在の3日間は、好天に恵まれました。約20分の船旅で渡船場に到着、水族館は歩いて3分、目の前です。館内では大型水槽の中のサメやエイにみとれ、屋外のプールではイルカ・ショーを楽しみ、アシカやアザラシの演技に大いに笑って、水族館を存分にたのしみました。

 その後は、隣接するホテルのロビーでカフェオレをいただきながら、落ち着いた時間を過ごし、さらにはホテルの海に面した庭園の散歩をたのしみました。心地よい海風に吹かれながらゆっくりと過ごしたこの時間で、我々はすっかり心身をリフレッシュさせることができました。

 デニスを楽しませてあげようと考えた今回のコース、すっかり自分たちも楽しみ、かつおおいにリフレッシュすることができました。特に、春先の穏やかで新鮮な海風が、我々の胸に本当に気持ち良く、心身ともにリフレッシュさせてくれました。
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# by jmc_music2001jp | 2008-03-19 14:20 | jmc音楽教室

第90回jmc音楽サロン

 3月15日(土)は来福したデニス・クズネツォフ氏をゲストに第90回jmc音楽サロンを開催いたしました。今回はショパンとチャイコフスキーを演奏、特にチャイコフスキーは出す音と彼の精神や身体の存在感とが寸分の狂いもなく響きあって、これこそ本場の本物と思わせるものがありました。

 しかし今回は、残念なことにこれまで5回の内で最も調子が悪い状態での演奏となってしまいました。生身の人間ですから環境の影響や当日の健康状態に左右されるのはいたしかた無いとも申せます。しかしそれでも・・・ベスト・コンディションであって欲しかった。

 過去4回で彼のスゴさは十二分にしっているので、つい同様の期待をするのは無理も無いことです。しかし、彼がいかにバリバリと弾こうとも「音」と「音楽」を聴けば全てが分かってしまうのだからどうしようもない。

 本当に<音楽>ほどゴマカシのきかないものは無いと思います。「何」であるかの全てが分かってしまいます・・・本当に恐ろしい・・・。

 だから音楽家は謙虚にひたむきに、最大誠意を払って演奏に立ち向かうしか方法はないのですね。デニスほどのレベルであれば、常に最高の音楽を期待されてしまいます。これは一流になる資格を有する人の宿命と言えるでしょう。

 パーティーに入ってからは、こだわりにこだわったオードブルとスパークリングワイン(白・ロゼ)に赤白のワインで心地よく酔い、心ゆくまで会話を楽しみました。これはいつもの事ですが、心を許せる友との交流・・・人生の楽しみの一つです。
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# by jmc_music2001jp | 2008-03-17 02:33 | jmc音楽教室