クラシック音楽、jmc音楽教室、音楽企画制作、音楽普及活動、青少年健全育成、メールはkeizo@ohata.name宛


by jmc_music2001jp

サロンのリハーサル

 第113回〝jmc音楽サロン〟は21日(日)に開催、色々と準備も慌ただしくなってきました。火曜日の午前中はフルートのリハーサル、今回の演奏はフルートの金堂由樹子さんと伴奏に西平涼子さんをお願いしています。フルートの珠玉の小品を楽しもうと言うことで、下記のプログラムを準備していただきました。

第113回〝jmc音楽サロン

フルート 金堂由樹子 / ピアノ 西平涼子

<プログラム>
J.S.バッハ     シチリアーノ
W.A.モーツアルト メヌエット(Divertiment No.17)
C.W.グルック    精霊の踊り
F.ブロケット    ポルカ 「モッキングバード」(ピッコロ)
F.J.ゴセック    ガボット
A.ドヴォルザーク  ユーモレスク
H.ステックメスト 「歌の翼」による幻想曲
<リハーサル/jmc音楽研究所小ホール>
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# by jmc_music2001jp | 2018-01-18 13:56

指揮法講習会

 16日は福岡学生オーケストラ連盟の指揮法講習会、西南学院大学で2時間半の講習会を実施いたしました。福岡県内の大学オーケストラの連盟が主催して、各大学の学生指揮者を対象としたものです。

 もう随分長い間続けている講習会で、今年は9名の学生指揮者が集まってくれました。基本の原理の説明から必要最低限の指揮のテクニックについて指導いたしました。いつも思うのだけれど、若い人を指導するのは大変楽しく、いつも大きな喜びを持って取り組んでいます。

 先ず最初に本質的な事柄について、一般的な事例を引いて<クイズ>を出し、考えさせる。その答えから<指揮法>の「根源的な基準」となるものについて考えさせます。その答えに<なるほど!>と納得した瞬間に、彼らの意識が『壺』に入ります。そうなると2時間半の講習から、集中力が途切れることはありません。

 私も気力と集中力をフルパワーで発揮、爽やかで集中した2時間半を過ごします。帰宅した時、かなり気力を使っての疲れを感じますが、一方で気持ち良い疲れでもあります。
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# by jmc_music2001jp | 2018-01-17 16:53
 私の音楽における最も貴重な体験は、今から四十年程も前にさかのぼります。欧州留学の第一歩を印したザルツブルグにおける「出会い」、それは偶然とも言えるものでした。

 旧市街、ホーエン・ザルツブルグ城の建つ小高い丘は、爽やかな夏の風と美しい緑に包まれた格好の散歩道でした。ある日、その丘を縦走するコースを散策いたしました。ザルツァッハ川の下流側から登り、ホーエン・ザルツブルグ城の下を通り過ぎて、上流側の端までの道を歩いたのです。

 旧市街を左手に見ながら、丘の端にたどり着いたのは夕方近く。柔らかい夕暮れの日差しが辺りの風景をオレンジ色に染めはじめていました。突き当たりまで来ると、道は右側にカーブをきり、丘の裏側へとつづいています。カーブするところにアーチ状の門があり、見上げる位置にマリア様の像が立っていました。

 丘の裏側は、遠くオーストリア・アルプスの峰々を背景に、教会の尖塔が夕日に輝く美しい風景がひろがっていました。道にそって丘の裏側にUターンしますと、右手に門がありました。修道院のお御堂です。私は大きな重い木の扉を押して、中に入りました。

 誰一人いないお御堂の中は、暗く静まりかえっています。堂内をゆっくりと見たあと、後方にある木の古い長椅子に座りました。薄暗い静寂の中で、まるで止まってしまったかのような時の流れ・・・。

 修道院の小さな鐘がなり、後方の頭上から人の歩む足音が聞こえました。二階部分の窓がお御堂の内部へ向かって半開きとなっています、そして何やらもの音がした後、お御堂の中にオルガンの音が流れ込んでまいりました。“夕べの祈り”が始まったのです。予想外の出来事に、静かに耳を傾けながら座り続けました。

 お祈りの言葉はありません。すべてが賛美歌です・・・。そして、聴くうちにそれが「歌」さらには「音楽」ですら無いことに気付かされました。そのすべてが「祈り」そのものだったのです。それ以外の何物も、そこにはありません。

 ヨーロッパに着いたばかりの私は、日本での音楽活動のことを思い返していました・・・我々は「何か」をやろうとしすぎていたのではないか・・・、ほとんど意味も分からぬままに、何かを「表現」することが演奏することだと思ってはいなかったか・・・・。

 この体験が私の音楽人生のターニング・ポイントになったことは確かです。その後、ザルツブルグを訪問する度に、私は必ずここ(ノンベルク修道院)を訪ねます。旅の同行者にも是非とも体験してもらいたくて訪れるのが、ノンベルク修道院の“夕べの祈り”です。

 今日、音楽に「魂」が失われ、宗教音楽にさえ「祈り」が見失われています。音楽が「表現」の一手段となり、演奏がパフォーマンスと化しています。「魂」はどこにいったのでしょうか?「心」は何処にその住処を変えてしまったのでしょうか?これは、単に「音楽」だけの問題ではなく、現代という「時代の精神」の抱える問題なのではないのだろうか・・・そんな気がしてなりません。
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# by jmc_music2001jp | 2018-01-15 11:38

ガウディの遺言(NHK-BS)


「自由部門」に応募します。
第2回プラチナブロガーコンテスト
 見逃していた番組の再放送に出会った。NHK-BS「ガウディの遺言」外尾悦郎さんの案内で薬師丸ひろ子がガウディの足跡を訪ねる番組だ。2015年サクラダファミリアで初めてのコンサート、その一部が収録されていた。大野和士さん指揮によるフォーレのレクイエム。天井から降り注ぎ聖堂内に満ち溢れる音楽・響き!・・・グウの音も出ない程の充足した響き!100%、そう!100%、過不足なく完全に充足した響きだ・・・(通常の教会では響きすぎて〝こだま〟が帰ってくる)。

 「教会の中で音楽する」のではなく「音楽の中でミサをする」・・・「サクラダファミリアは楽器そのものだ」外尾さんの言葉だ。その意味するところが、この「響き」を聞くと本当によくわかる。<音楽>は<共鳴>、<共鳴>を媒介するものは『響き』。サクラダファミリアにおいて、人は<天と地と宇宙との一体感>を『響き』を媒介として自覚させられる。

 サクラダファミリアに足を踏み入れると、何本もの細い柱が天空に向けて立ち上がっている。人間は地上を這い回る昆虫と同じ視点に立たされる。地を這う昆虫が仰ぎみると、沢山の草の茎が天に向かって伸び、その先に青空があり、陽の光が注ぎ込み、満天の星空が広がり、宇宙につながる。その宇宙から『響き』が降り注ぎ、鳥も虫も我々人間も全てを包み込み一体となって<共鳴>する。サクラダファミリアはそのための仕組みであり、『楽器』そのものなのだ。音楽ブログランキング
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# by jmc_music2001jp | 2018-01-12 01:29 | 芸術随想

ガウディの遺言(NHK-BS)

 見逃していた番組の再放送に出会った。NHK-BS「ガウディの遺言」外尾悦郎さんの案内で薬師丸ひろ子がガウディの足跡を訪ねる番組だ。2015年サクラダファミリアで初めてのコンサート、その一部が収録されていた。大野和士さん指揮によるフォーレのレクイエム。天井から降り注ぎ聖堂内に満ち溢れる音楽・響き!・・・グウの音も出ない程の充足した響き!100%、そう!100%、過不足なく完全に充足した響きだ・・・(通常の教会では響きすぎて〝こだま〟が帰ってくる)。

 「教会の中で音楽する」のではなく「音楽の中でミサをする」・・・「サクラダファミリアは楽器そのものだ」外尾さんの言葉だ。その意味するところが、この「響き」を聞くと本当によくわかる。<音楽>は<共鳴>、<共鳴>を媒介するものは『響き』。サクラダファミリアにおいて、人は<天と地と宇宙との一体感>を『響き』を媒介として自覚させられる。

 サクラダファミリアに足を踏み入れると、何本もの細い柱が天空に向けて立ち上がっている。人間は地上を這い回る昆虫と同じ視点に立たされる。地を這う昆虫が仰ぎみると、沢山の草の茎が天に向かって伸び、その先に青空があり、陽の光が注ぎ込み、満天の星空が広がり、宇宙につながる。その宇宙から『響き』が降り注ぎ、鳥も虫も我々人間も全てを包み込み一体となって<共鳴>する。サクラダファミリアはそのための仕組みであり、『楽器』そのものなのだ。




第2回プラチナブロガーコンテスト


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# by jmc_music2001jp | 2018-01-12 00:59

今年のサロンの〝肴〟

 今年のjmc音楽サロンは21日(日)に開催します。新年は恒例の日本酒です。日本酒には〝肴〟が欠かせませんが、昔はデパートで買い求めたり、料亭から取り寄せたり、インターネット通販を利用したりと色々苦労してました。しかし、どの方法においても完全に満足させてくれるものはありません。色々食べ歩いたりして、一つ二つと手作りするものが増えていきました。

 特に2014年にフランスのモンサンミッシェルやロワール地方を訪れたとき、旅のテーマを『地元産のワインと地方料理のマリアージュ』として、旅行社に地元で人気のレストランを探して地元の料理にワインを合わせるように指示いたしました。その結果は<衝撃的>なもので、ソレは『芸術』の域に達していると言えるものでした。フランスの食文化のレベルと深さを思い知らされた経験です。

 日本酒でもこのレベルを追求することが可能なハズです、以来「日本酒と肴のマリアージュ!」が頭から離れません。正月のサロンの肴の手作りにこだわり始めたのはソレ以来です。

 先日、今年の〝肴〟の一部を試作して、お世話になっている方を招いて試食をいたしました。天狗舞の四合瓶を入手、肴に合わせて吟味いたしました。味の濃さやサイズや食感の違い、食材のバランス等々沢山の情報をえることができました。

 鯛やカンパチのお刺身サラダ・海老カニとアスパラなどのゼリー寄せ・蛸に梅干しやネギ生姜を散らしたカルパッチョ・牛のほお肉の味噌煮とろろ冠せ・干し大根とあげの煮物・〆ざばサラダ・苺と貝柱イクラのゆず胡椒ヨーグルト(これは今回の目玉料理の一つ)・・・これから本番に向けて色々と研究してまいります。酒は順次到着し、酒蔵へ。
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# by jmc_music2001jp | 2018-01-09 22:13

新年の初仕事

 明けまして おめでとうございます。今年も宜しく お願いいたします。

 新年が明けて最初の仕事は〝jmc音楽サロン〟の案内の発送。今回で113回を数えるサロンは平成2年9月にスタート、以後1月の例会は日本酒を取り寄せて楽しむのが恒例となっています。今年はIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)日本酒部門で最高賞<チャンピオン・サケ>を獲得した「菊姫・鶴乃里」「特別純米・南部美人」と、<ゴールドメダル>を受賞した「純米大吟醸・太平山・天功」「山廃純米・天狗舞」を楽しみます。肴は可能な限り上質な食材を取り寄せての手作り、かつては出来合いを取り寄せしたり、料亭に依頼したりしていましたが、常に不満が残ってしまい、一つ作り二つ作りとしている間に、とうとう全部自分で作る様になりました。その料理をお客さんは大変楽しみに待ってくれています。
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
第113回 jmc音楽サロン

平成30年1月21日(日)18:00- ジェイエムシー音楽研究所 小ホール
<音楽>フルート 金堂由樹子 / ピアノ 西平涼子
<新年会>菊姫〝鶴乃里〟/特別純米〝南部美人〟
   太平山 純米大吟醸〝天功〟/山廃純米〝天狗舞〟

 新年 あけまして おめでとうございます。
 第113 回 jmc音楽サロンのご案内です。新年の例会はフルートの金堂由樹子さん、ピアノの西平涼子さんをお招きして、フルートの珠玉の小品を楽しみたいと思います。
 恒例の日本酒は、IWC日本酒部門でチャンピオン・サケを獲得した〝菊姫〟〝南部美人〟ゴールドメダル受賞の〝太平山〟〝天狗舞〟と、本当に美味い酒だけを集めました。肴も十二分に吟味してご準備いたしております。
 お友達をお誘い合わせの上ご参集ください。杯を交わし共に語らうことで、新春の一夜を楽しく過ごしたいと願っています。
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
<第113回 jmc音楽サロン・案内>
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# by jmc_music2001jp | 2018-01-04 23:05

〝新年〟を迎える準備

 今日から〝新年〟を迎える準備を始めています。買い物であったり、洗車したり、プランターのお花の手入れをしてあげたり、一つだけ残ったままになっていたパンジーのポットを土を作って鉢に植えてあげました。鉢植えしたパンジーがのびのびと嬉しそうにしています。

 明日は自分の仕事部屋や教室玄関のガラスを綺麗にしてから、しめ縄飾りを取り付けます。例年これをやってから大晦日を迎えるのが恒例。夕食後に仏壇のお掃除をやって、綺麗になって新年を迎えます。
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# by jmc_music2001jp | 2017-12-31 00:36
VierWeg楽典『上級1』第17章【ottava記号】

 VierWeg楽典『上級1』の最終章に演奏法を指示する記号<ottava>を取り上げています。これで『上級1』はおしまい。『上級2』では残る要素と、実際の大学入試問題を取り上げて「解答への道筋」を示しながら習熟度を高めてゆくような編集方針でで取り組む予定です。

 第16章の最後に「曲想を示す用語」と「テンポ」との関連性について示した図版を掲載しています。「テンポ」は「人間の精神の根幹」の上に打ち立てられるもので、或る「楽曲」とその「テンポ」は密接不可分。その「テンポ」を根幹としてその「楽曲」が成立している・・・と説明できます。さらにその「楽曲」の<喜怒哀楽>の感情のあり様を示すものが「曲想を示す用語」であると説明できるでしょう。

 第16章で示された図表の個々の楽語は、様々なテンポの<喜怒哀楽>の感情の広がりの何処かに位置していますが、地球から夜空を見上げたとき、地球からの距離に関係なく「星座の配置」の様に眼に映るのと同様だと理解してください。
<参考例:Moderato、Prest、Largoにおける喜怒哀楽の感情の広がり>
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# by jmc_music2001jp | 2017-12-27 22:25

VierWeg楽典『上級1』第16章【曲想を示す用語】


 一般に楽典の本における【曲想を示す用語】の項は、abc順であったり類似する内容の楽語を集めて記載(楽語/訳)しています。しかし、必要な楽語は揃っていてもこれではいかにも無味乾燥、物足りなさをいつも感じていました。


 音楽は人間の心の様を音で表すもの、その表すべき心の状態を示したのが「楽語」です。VierWeg楽典『上級1』で【曲想を示す用語】を取り扱ったとき、少々工夫を凝らしました。


 先ず中心(座標軸の中心)に『心』を設置します。次に対角線上の四隅に『喜』『怒』『哀』『楽』を設置しました。『心』の位置は<感情の零点>、喜びすぎず・悲しみすぎず・・・心が最も安定しているModerato(中庸)です。そこから「喜怒哀楽」の「感情の振れ」の大きさの順に内側から外側の四隅に向けて楽語を配置しました。「喜怒哀楽」の文字に近い程、その感情の度合いが強くなります。


 このように配置した楽語を、夜空の<星座>の配置図のように眺めながら記憶するとより良いのではないかと思っています。
<楽語の星座図>

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# by jmc_music2001jp | 2017-12-27 21:02