モスクワにはオリンピック出場を目指したシンクロの学校が置かれ、優秀な生徒はそこに引き抜かれてしまいます・・・そんな現状と彼等の悩みを、番組は伝えていました。モスクワから参加した若いナショナル・チーム養成組は、やはり群を抜いた素晴らしい演技です。このような体制に支えられて、世界に冠たるロシアのシンクロナイズドスウィミングが存在しているのです。
ロシアには共産主義時代からの伝統が、現在の体制の中にもイイ意味で残っています。又、現在の中国では、芸術やスポーツの人材育成を国家戦略と捉えて、お金を注いでいますし、先日のNHKで韓国の(理系)エリート養成高校の番組も放送されていました。
私がアートマネジメントの必要性を強く感じたのも、ヨーロッパに於ける芸術支援体制を目の当たりにしてからのことでした。今日BSを見ながら今更のように強く感じました・・・やはり、今後の私は<トーサイ・ネット>に力を注ぐべきだ・・・と。