令和3年度“文化庁芸術家派遣事業”で11月16・17日と徳山小学校を訪問いたしました。3年振りの子供達との交流でしたが、前回は5・6年生をクラスごとの少人数で音楽室で実施、生の演奏を真近で体感すると言うコンセプトが見事に生かされて、大きな成果を得ることができました。
今年はコロナ禍の最中でしたから、講堂で1クラスづつ実施しよう・・・となっていたのですが、学校側の要望で全校6学年を1学年毎に開催することになりました。
これまで山口県の沢山の学校を訪問させていただいたのですが、山口県に共通しているのは、子供達の集中力が最後まで持続すると言うことです。本当に集中してシッカリと受け止めてくれる・・・いつも感心します。
今回感じたのは、1・2・3年生の低学年の反応がすごく良かったこと、集中と拍手の反応が飛び抜けて良かった!その様子を傍で見ながら・・・「コレは音楽家の活動としては、mustだな」と確信を得ました。
おそらく彼らの人生で、初めての『音楽の生演奏』『響き』との出会であったに違いありません・・・そして<コノ>反応。コレからの人生で、非常に貴重な出発点となるであろうことは疑いようがありません。
幼児・小学生へ質の高い生演奏を届ける活動を、我々の今後の活動の重点項目の一つに位置付けることといたしましょう。